小出「すでに発表になっていますが今年結成25周年を迎えるthe pillowsさんのトリビュートアルバム「ROCK AND SYMPATHY -tribute to the pillows-」に僕達Base Ball Bearも参加することになりましたー!!」
堀之内「はい!」
小出「僕らがやらしてもらった曲「Funny Bunny」という曲なんですけど、まあ大変でしたよ。」
関根「大変だったね。」
小出「何気ない気持ちで「Funny Bunny」選んじゃったんですけど、the pillowsの中でも代表的な一曲なので候補曲の中に入れてたんですけど、まさかそれが通るとは思ってなかったの。みんなが選んでると思って。そしたら他のアーティストさん誰も選ばなかったらしくて。だから「Funny Bunnyになりました」って言われてえーっ!ってなったんだけど。」
関根「(笑)」
小出「やってみたらめっちゃ大変だったんですけど、でも凄くいい仕上がりになったと思うし、(山中)さわおさんも仕上がりを聞いて褒めてくれたんですよ。」
堀之内「ご本人から言ってもらえるのが一番ありがたいですよ。」
小出「発売は2月26日なんですけど、今日はいち早く曲を聴いてもらいたいと思います!」
ということで今回は発売日に先駆けて「ROCK AND SYMPATHY -tribute to the pillows-」より
Base Ball Bear先生の「Funny Bunny」をお聴きいただきました!
みんなどうだったかな!? 感想はベボベ掲示版へ!!
そしてなんと!!!
再来週のベボベLOCKS!(2月18日)にはthe pillows先生が
B組にいらっしゃいます!!こちらもお楽しみに!
そんな嬉しいニュースの後は、超!久しぶりのこちらの授業をお届け!!
小出「B-CD!!」
堀之内「超久しぶり!」
小出「1年ぐらい前にやりましたが、僕らBase Ball Bearが、生徒のみんなに聴いてほしい1曲、聴いてほしいアルバムなど、我々がオススメする!プッシュする!CDを紹介していきます!さっそく紹介していきましょうか。」
堀之内「さっそく紹介します! 俺がオススメするCDはB-DASHの『 オールタイムベスト 』というアルバムでございます。これ実はいろんなミュージシャンの方がセレクトしているベストアルバムなんですけど、僕がセレクトしたのも入ってます。」
小出「なんと。」
堀之内「2010年に出たヤツなんですけど、その時に選ばしてもらいまして僕が選んだのは『 平和島 』って曲なんですけど、イイでしょ?」
関根「いいよね〜」
小出「代表曲だよね。」
堀之内「B-DASHのメンバーさん地元が個人的に近くて平和島って俺らの地元にあるんですよ。俺らもそこで遊んだりして使う場所なんでそこに行くたびに昔っから聞いてたっていうのがあって凄い思い入れのある曲ですね。」
小出「『 平和島 』感のある曲なんですか?」
堀之内「ありますよ。で、この曲は歌詞がちゃんとついててGONGONさんの弟さんが書いてたりするんですよ。」
小出「天才の弟さんね。」
堀之内「そう。あの一家は凄いですよ。このジャケットとかにいる「トニオ」をデザインしてるのも弟さんなんです。」
小出「GONGONさんの弟さんなんですけど、漫画を描かれていて、『 5億年ボタン 』っていう作品があるんですよ。アルバイトで5億年間なにもない空間で過ごすだけで100万円がもらえるっていうボタンがあって、そのボタンを押すと何もない空間に飛ばされてそこで5億年過ごすんですよ。5億年の暇つぶしをしなきゃいけないんですよ。」
堀之内「凄い話だよね。」
小出「そこで何をして過ごすのか、どう思って過ごすのか。しかも死なないし何も食わなくても大丈夫だし。で、何にもしないで5億年経って、そしたら戻ってくるんですよ。その瞬間5億年のことを全部忘れてて、で100万円もらって、いえ〜い!ってなるんだけど、別空間の5億年だから現実的には一瞬のことなんですよ。5億年をなんで過ごさせたのかも分からないし、その5億年ってどうなんのって。不条理過ぎるだろ。メチャメチャ怖えーてかスゲー。」
堀之内「凄いですよ。B-DASHって俺にとって地元の、正式には隣町なんだけど自転車で5分10分で着く距離なんだけど、地元の先輩感もあるし天才ですよね、皆さん。」
小出「3人とも天才です。」
堀之内「メンバー3人天才だし、弟のSOTAさんも天才だし。」
小出「GONGONさんに関しては"神"だから。」
堀之内「俺らツアー一緒にやった時に盛り上がりましたよね。」
小出「ダンス湯浅将平に乱入してきたよね。」
堀之内「ちょっとずれちゃうかもしれないけど、SERVICEっていうイベントあったじゃないですか。俺だけあおりVTRを事前に撮るっていう話になったんだけど、俺とSHAKALABBITSのギターのTAKE-Cさんと一緒に行ったんだけど、ホントにこの人スゲーなって思った瞬間があって、GONGONさんが「これから私は一回死んで生き返ります。」って。」
全員「(笑)」
関根「神だからね(笑)」
堀之内「こんな目の前で神見れることあったんだって。」
小出「あの3人楽しそうだよね。」
堀之内「あの3人ホント好きなんですよ。あの3人といると地元の感覚でいけるし、この『 平和島 』が流れるとものすごいテンションがあがるので。そんな感じの神のバンドですから。」
小出「神が在籍してるバンド。」
堀之内「俺から言わせれば神がいるバンドなので是非皆さんにもこの神がいるバンド聞いてほしいと思います。」
小出「はい続いて。」
湯浅「ワタクシがオススメするCDはJohn Frusciante(ジョン・フルシアンテ)の『 Outsides 』というEPです。レッド・ホット・チリ・ペッパーズでギターをやってた人ですね。レッチリ時代にもソロでアルバムとか出してて、その頃はキャッチーなメロディでギター・ベース・ドラムのロックアルバムというか。」
堀之内「レッチリのメンバーも参加してたよね。俺これ出てるの知らなかったんだよ。」
小出「これ最近なの?」
湯浅「去年、2013年ですね。で、レッチリ辞めてからエレクトロニックミュージックに傾倒していってですね、レッチリ辞めて5年ぐらいですね。コンピューターを使いなれてきて。」
小出「使えるようになったので出しましたと。」
湯浅「音色が聞きどころというか、ギターもあんまり弾いてないですね。一曲目が10分のギターソロの曲なんですけど、ギターではあんまりしない様なアプローチをしているソロで、導入部分は普通にソロで始まっていくんですけど、だんだん音色加工してフィルターをかけたりとかギター録った後に機械で加工していくという様な。多分全部打ち込みで、本人が一人でミックスとかもやってるんですよ。」
小出「どこら辺が良いアルバムなんですか?」
湯浅「フルシアンテの歴史を辿っていってここまで進化したっていうところで、ロックギタリストとして始まっていって、ソングライティングしていって、それから本人が自分の頭の中で鳴ってる音楽が見える。」
小出「レッチリ辞める時に本人もあんまりギターだったり歌だったりってとこに興味があんまりないっていうか達成感がもうあるから、自分の今やりたい事をしっかりやりたいっていう意味で抜けたわけだもんね。って言う意味ではそれが形になってきてるってことだ。」
湯浅「出来てると思います。」
小出「と言う事で今回堀之内さんと湯浅さんの推薦する2曲を紹介しましたけど、とても分かれましたね。明暗がはっきりと。」
堀之内「分かれましたね。久々にやったけどここまで明暗分かれたの初めてじゃない?やっぱり面白いですね。」
小出「そんな感じで気になった方は是非チェックしてもらいたいと思います。」
と言う事で今回は堀之内先生と湯浅先生のオススメのCDを紹介しました!
来週はB-CD後半戦!小出先生と関根先生のオススメするCDを紹介しますよ!
お楽しみに!!