* 放 送 後 記 *


20131112_b01.jpg


11月に入り、またあの奇妙な季節が廻ってきました。
そしていつものようにあの人が語りだします……

小出「人生は選択の連続です。あの時、もし別の学校に入っていたら。あの時、もしギターではなくベースを弾いていたら。」

堀之内「……ハックション!!


20131112_b12.jpg


小出「そも……(笑)そもそもあの時こいつらとバンドを組まずにいたら、などと過去の選択を後悔することもしばしばあるでしょう。僕はいつもそんなことを考えています。」

関根「(笑)」


20131112_b02.jpg


小出「どうも。お久しぶりです。小出です。でもお気をつけください。そんな強い後悔が時として奇妙なメロディの扉を開けてしまう事もあるのです……」

ということで今回の授業は久しぶりに生演奏をやりましたよ!

小出「……世にも奇妙な生演奏〜秋の特別編〜です。

関根「いえーい!」

小出「歌うのはもちろん……堀之内大介さん!

堀之内「……イエス! イエス!

小出「今日の喉の調子はどうですか?」

堀之内「今日も絶不調! で頑張っていきたいと思います。」

小出「そうなんですか。今日も声が出ないんですか。」

堀之内「鼻つまっちゃってるから、鼻にかかった声の曲しか出来ません。」

小出「じゃあちょっと絞られますね。それではさっそく生徒の皆さんからいただいたメールを読んで即興で不思議な歌をお届けしていきたいと思います。」



ボーンと顔の真ん中にある鼻が団子なんです。
2年前から気にしていたのですが、開き直ることにしました。
そこで団子っ鼻の魅力がもしあれば教えていただきたいと思います。
ホタテ
神奈川県/16/女





20131112_b03.jpg


小出「そんなお悩みが来ましたので歌で団子っ鼻の魅力を!」

堀之内「団子っ鼻はウチのバンドメンバーにもいますから。代表的に。」

小出「団子っ鼻の優勝。」

関根「日本代表。」

堀之内「それでトリノオリンピック出てますから。鳥しか出れないというあのオリンピックに『団子っ鼻』部門で出てますから。」

関根「(笑)」

小出「曲調どんな感じがいいですかね?」

堀之内「どうしましょうかね。やっぱり団子っ鼻のかわいい感じのファニーな感じで。」


20131112_b04.jpg



「今から言うよ、団子っ鼻の魅力を」
作詞:堀之内大介 作曲:Base Ball Bear


二年前から気にしてたのは 団子っぱな
二年前から気にしてたのは 団子っぱな
なんだか気になるお鼻なんです
魅力があれば教えて下さいね〜
じゃあ今から言うよ団子っぱなの魅力を
今から言うからちゃんと耳を澄ましておいてね

「団子っぱなは、あの〜割と丸っこい形であるから可愛らしいんだよね。
特にその、なんだろ、シュンとして長いとか鼻が高いとかいうよりチョンって感じで
ついてるから可愛いっていうのが一番大きい。可愛いんだよ!」

団子っぱなは 可愛いんですね
良く分かったけど もっと魅力教えてね
もっと魅力教えてね
もっと魅力教えてね
もっと魅力教えてね

団子っぱな! 団子っぱな!
可愛らしい団子っぱな!
あなたにはこの可愛いお鼻がついてるから可愛いんだよ
ホタテみたい ホタテみたい
ホタテみたい ホタテみたい
ホタテみたい ホタテみたい

あれ? 見てたら火照ってたみたい



20131112_b05.jpg



20131112_b06.jpg


小出・堀之内「はい。」

小出「トリッキーな曲でしたね。」

関根「凄いね〜」

堀之内「途中一回ブレイクがありましたからね。」

小出「台詞がありましたね。これから説明する説明するって言ってたから。止めた方がいいかなと思って。」

堀之内「説明が入りましたね。」

小出「『ん〜団子っ鼻っていうのは……』って(笑)」

堀之内「いきなり途中からそいつが出てきてやり取りがありましたからね。」

関根「いや〜いいねこれ。」

堀之内「ちょっと新しい方向も出して行けたらね。」

小出「そうですね。」

堀之内「じゃあ次行きますか。」



「爆発しろ!」と言わんばかりのラブラブカップルがいます。彼氏も彼女も私と同じクラスで私は二人と仲がいいのですが、ちょっとモヤモヤする出来事がありました。
夏休み夏フェスに行った時のことです。私はたまたま彼氏の方に会い、成り行きで一緒にライブを見ました。彼女にはものすごい申し訳ない気分でしたが、彼氏はライブ前に彼女ののろけをしていたので大丈夫だな、なんて思ったので私は汗だくになるまで暴れました。ライブ終了後「ありがとう」のメールをしたところ、彼氏からの「ああやって二人で行くのいいね。はたことだから楽しかったんだよ。」などのメールに私は彼女に対する罪悪感がどんどん募って行きました。
いったい彼氏はなんなんでしょうか。天然タラシなのでしょうか。
はたこ
北海道/15/女




小出「そういったメールでした。」

関根「なるほどー。」

堀之内「なんか悪い言葉だね。"天然タラシ"は。天然タニシみたいだね。」

一同「…………」


20131112_b07.jpg


堀之内「……Aマイナーだろうね。」

関根「Aマイナー?」

堀之内「明るいのって何?Eとか?」

小出「じゃあEで。」


20131112_b08.jpg



20131112_b09.jpg



「天然たらし」
作詞:堀之内大介 作曲:Base Ball Bear


今日も悪気がない 私を連れてあなたはあそこへ連れて行くのね
私は何も知らない あなたと彼女のこと
二人と仲が良いから なおさら気持ちが悪いんです
私はモヤモヤしてるんです

あなたいったい 何なんでしょうか
天然のタラシなんでしょうか
あなたいったい 誰を見てるんです
私じゃなくて あの子を見てあげてください
私も勘違いしちゃうでしょう
あなたいったい 天然なのか
タラシなのかい タワシなのかい
タラコなのかい いやタニシなのかい
タラシなのかい

私なのかい あの子なのかい
私なのかい あの子なのかい

私なのかい あの子なのかい
タラシなんだろ 天然じゃなく
それはいったい なんなんでしょうか

トゥモロー……



20131112_b10.jpg


小出「最後なんなんですか。」

堀之内「ちょっと分かんないっす。入り込みすぎちゃって、出てきた言葉がトゥモローでしたね。」

小出「なるほどね。じゃあ天然タニシだけど……」

堀之内「タラシね。」

小出「タラシだけど明日があるよ、と。」

堀之内「そういうことですね。そいつにも明日があるし、そいつの彼女にも明日があるわけだし、もちろんタワシ、いや私にも明日があるわけですよ。だからちょっと考えろよ天然タラシ君、と。しっかり考えてくれよ。彼女の居るヤツが安易に他の女の子を誘っちゃイカン!」

小出「おお! 正しい!」

関根「そうだそうだ!」

小出「堀之内! いいぞ!」

関根「よっ!!」

堀之内「ダメッ!」

一同「(笑)」


20131112_b11.jpg


ということで今回は世にも奇妙な生演奏をお届けしました!
これからも皆さんのメールお待ちしておりますよ!

ちなみにこの日の授業の後に、Base Ball Bear先生達はB組の教室に居残りをして、11月に発売されるニューシングルと日比谷ノンフィクション?のDVDを両方購入してくれた生徒のために即興生演奏を録音して帰っていきましたよ。
こちらもお楽しみに!!

Blog Archives

バックナンバー

*カ レ ン ダ ー*

<   2013年11月   >
MonTueWedThuFriSatSun
    123
45678910
11121314151617
18192021222324
252627282930