6/5　「B-CD」 今回の授業は「プッシュ＆リリース」あらため ええ（A）CDでもあり、いい（E）CDでもある、Base Ball Bear先生が生徒のみんなにそんなCDをオススメするのがこの「B-CD」です！ 最初は堀之内先生から！！ 堀之内：僕がおススメする一枚はこちらでございます！DURAN DURANの『Rio』！このアルバムは1982年にでたセカンドアルバムなんですけど… 小　出：俺らが生まれる2年前だね。 堀之内：そうだね。DURAN DURAN全体のエレクトロなシンセを使ったサウンド。ファッションとかも結構奇抜なだったり、アイドルチックなところもあって、それがDURAN DURANなんです。僕のルーツを知ってもらいたい一枚というか、うちの曲を聴く上でDURAN DURANの要素って実は結構入ってて、そこを楽しんでいただきたいなと思いまして一番オススメですDURAN DURAN！！僕の原点の一枚です。 お次は湯浅先生のオススメ！！ 湯　浅：僕がオススメする一枚はこちら。クラムボンで『てん、』っていうアルバムです。これは2005年ですね。 小　出：そんな前だっけ！？これ！めっちゃ聴いてた印象あるわ。 湯　浅：めっちゃ聴いてましたね。で、一枚って言いましたけど二枚組のアルバムでDISC1がモノラルMIX、DISC2がステレオMIXっていう凝った仕様になっててMIXとマスタリングのエンジニアも それぞれ違くて…。 小　出：これ違うんだ！！マジか！ 湯　浅：そうなんです。DISC2のステレオが益子さん、DISC1のモノラルが星野誠さん。マスタリングもMIXもこだわりがあるアルバムになってまして、クラムボンってライブ感のある曲と凝った最新技術とかもどんどん取り入れてチャレンジしていく、曲とかもバリエーションのとんだ音楽を作っていく人たちでありまして……どうまとめればいいんだ。 小　出： (笑) まあでも、クラムボンの『てん、』のモノラルとステレオで曲の聴き方が全く違うし、聞こえ方も全然変わってくるし受け止め方も変わってくるじゃん。僕らの曲の中でも一部モノラルになってる部分もあって『kimino-me』とかもそうなんだよね。前半がモノラルで後半がステレオになってて、ステレオとモノラルの面白さみたいな、試みとしては面白いよね。 湯　浅：ぜひ聴いてもらいたいですね。 お次は関根先生のオススメを紹介！！ 関　根：私はNUMBER GIRLの『SCHOOL GIRL DISTORTIONAL ADDICT』の一番最後に入ってる「EIGHT BEATER」をオススメします。 小　出：「EIGHT BEATER」好きですよね、関根さん。 関　根：大好きなんですよね (笑) 「透明少女」とかも名曲なんですけどね。ベースの中尾憲太郎さんの音に憧れてエフェクターとかアンプとかマネしたりしてたんで、そういう意味でも影響受けてますし。後は、10代の頃って訳もなくモヤモヤしていた時期で、そういう時にこのNUMBER GIRLのジャキジャキしたギターの音とかを聴くとちょっとスカッとすることがあって…。学生のころカバンにCDごと入れて持ち歩いてたからケースがもうバッキバキで (笑) 今、音楽が配信の時代になってるから手軽に音楽が聞けてすごくいい事なんだけど、こうやって所有する楽しみみたいなのが無くならないといいな、と思ってこのアルバムを今日は推してみました。 最後は小出先生！ 小　出：僕はこちら！岡村靖幸さんの『家庭教師』というアルバムです。 堀之内：出た！！ 小　出：これはもう岡村靖幸さんの中でも名盤と言われてる……全部名盤なんですけど、特に有名なアルバムであります。その中でも僕が聴いてもらいたいのは「あの娘ぼくがロングシュート決めたらどんな顔するだろう」という曲です。僕ね、このアルバムだったらホントは「ステップUP↑」という曲をかけたいんですが、入門編としてはこの曲から入ってもらいたいなと思って。これね、最初のアコギで「あーもうこれ絶対イイ曲だ！」ってみんな気づくと思います。で、僕がどれだけ岡村靖幸になりたい人間なのかが良く分かると思います。この歌詞はもしかして僕のあの曲のモチーフなんじゃないかっていうのがたくさん出てきます。それくらい僕が影響されてるアルバムだし、影響されてる岡村靖幸という音楽の神様です。 メンバーの熱い思いが感じられた今回のベボベLOCKS! Base Ball Bear先生のオススメのアルバム、生徒のみんなも是非手にとって聴いてみてね！！ ベボベ先生からメルマガが届くぞ! 登録は携帯から M-1　Rio ／ Duran Duran M-2　バイタルサイン ／ クラムボン M-3　EIGHT BEATER ／ NUMBER GIRL M-4　あの娘ぼくがロングシュート決めたらどんな顔するだろう ／ 岡村靖幸