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7/26 「小出祐介×南波志帆」 ![]() 南 波:わー、初めてSCHOOL OF LOCK!の校舎に来ちゃいましたー。ウワサにはすっごい広いみたいな話を聞いてたんですけど、まさかこんな広いなんて想像もしてませんでした。 南 波:あ、ここがモデル部の部室ですね。みんな元気ですかねー。私がモデチャングランプリで "準グランプリ" を受賞したのは、中学校2年生のときだったので、今、私18歳になったから、あれからもう4年が経つんですね。本当に私にとっては、思い出深くて大切な場所です。・・・あ、ここがB組。小出先生、本当にこの中にいるんですかねー?・・・よし! じゃあ、B組の教室に入ります!! (教室のドアが、ガラガラガラ) 小 出:どうもー。 南 波:あ・・・いた!! 小 出:ありがとうございます! (笑) じゃあ改めて、1回、生徒の皆さんに挨拶しておきましょうか! 南 波:はい! SCHOOL OF LOCK!の生徒のみなさん、お久しぶりです! そして最近、生徒になった皆さんは、初めまして! この学校のモデル部をきっかけにしてメジャーデビューをしまして、今、歌うお仕事をさせて頂いております、南波志帆です! "しほわん" (※小出先生命名) こと南波志帆ちゃんが、ついにこの学校に帰ってきました! あの志帆ちゃんが、こんなに成長して・・・!! ということで、今夜のベボベLOCKS!は、小出先生と南波志帆ちゃん2人きりでの、特別授業を行います!! そもそも2人が繋がったのは、小出先生が作詞して、サカナクションの山口先生が作曲をした、南波志帆ちゃんの2ndシングル『こどなの階段』でした。 ![]() 南 波:私にとってすごい大切な曲で、この曲に出会って改めて、自分が今、何気なく過ごしてる日常って、大人になって振り返ったときに "青春" っていわれる、すごい大切な期間を過ごしてるんだなって気付いて。だったら今、もっと輝いてなくちゃ!って思ったし、一瞬一瞬起こったこととか、今見た景色とか、友達と話した何気ないことでも、しっかりと自分の中に刻んで、大人になっても忘れたくないなってすごく思いました。 小 出:ありがたいですね。『こどなの階段』は、一種のまとめ的な曲というか、自分のバンドの曲として、同じような世界観の曲をたくさん作ってはいるんだけど、"一曲入魂" で凝縮してやろうと思って作ったのが『こどなの階段』で。南波さんが歌うってイメージしたら、すごい広がったよね。 南 波:あー、嬉しいですねぇ! ![]() 小 出:何だろ・・・ "南波さんならやってくれる! " みたいな (笑) 南 波:なんかすごいですね (笑) そんないいもんじゃないですけどね、南波さんは (笑) 小 出:いや、"南波はやるぞ!" と (笑) 南 波:ありがとうございます (笑) 本当に、今の自分と重なってすごい共感できたし、共鳴してるって感じもして。だから、"何で自分の心の中がこんなに分かるんだろう?" って、ちょっとドキッとしちゃいましたね。 ![]() そして、この『こどなの階段』も収録された、南波志帆ちゃん初のフルアルバム、『水色ジェネレーション』が先週水曜日にリリースされました! おめでとう!! 小 出:とても素晴らしいアルバムですね。 南 波:ありがとうございます! 小 出:南波さんの作品、これまでずっと通して聴いてるんですけど、曲の世界観と今の南波さんのリアリティが、すごく近いところで重なってる感じがしてて。今まで、南波さんと曲との関わり合いが、"妖精が歌ってる歌" みたいな感じだったんですよ。交わってないわけではもちろん全然ないんですけど、"ストーリーテリング" というか、そういう風に感じていたし、でもそれが一番最初に知った南波志帆だったんで、それが逆にいいなって思ってたんですよ。ソロの歌手の方で、そういう曲との関係性で歌ってる方って、なかなか実はいなかったりするので。そういう人が出てきてくれたのが、"よしっ!" と思ってグッときたんですよ。で、今回の『水色ジェネレーション』の中では、南波さんの歌手としてや、人間的な成長っていうのと、曲の世界観っていうのも、どんどん重なる部分が濃くなってきてるというか。南波さんが曲の中にいる感じが、すごいするなと思って。 ![]() 南 波:いやー、嬉しいですね! やっぱり最初の頃とかは、本当に素晴らしいクリエイターの方たちとか、アーティストの方たちが提供してくださるので、"そういう方たちが提供している女の子" って見られることがすごい多くて。だから、あくまで楽曲が主役なことが多くて、"もしかしたら、歌うのは自分じゃなくても成立するのかもしれない・・・" って悩んだりとか、悲しくなったりもあって。でも最近では、自分の声にも自信を持つこともできて、"自分の声が入ってこそ、南波志帆の歌になるんだ" っていう自信が芽生えてきて、そういうところが変わっていったのかなって思いましたね。 小 出:うん。それは、いいことだなって思いましたね。 南 波:しかも小出さんが、"この曲が、南波さんのリアリティになればいいなと思って作りました" みたいなこと言ってくださって、それがすごい嬉しくて。だから『こどなの階段』は、ありのままの自分をそのままぶつけてみたので、すごい新鮮だったんですよね。 小 出:なるほどねー。恐縮てーす。 南 波:"てす" ?? (笑) ・・・恐縮てーす! (笑) ![]() ここからは、小出先生と南波志帆ちゃんの2人で、『こどな』をテーマに、お話しをしていきます! ちなみに『こどな』というのは、「こども」と「おとな」をあわせた、小出先生の考えた造語です。B組の生徒の中にも、"こどな" な年齢の生徒はたくさんいますね。今から、『こどなの階段』にちなんで、「こどなの●●」と書かれたカードの中からランダムに引いていき、その出たテーマにそって、2人でトークをしていきます! ![]() まずは、このテーマ・・・『こどなな悩み』 小 出:これ、結構広いよね。いわゆる、『こどな』のエリアにいるのが、南波さんじゃないですか? なんか、リアルな悩みってあります? 南 波:18才を迎えて、だんだんと、いろんなものが明確に見えるようになってしまったような気がしていて。例えば、昔は平気で言えていた大きな夢とかも、今だと、"これ言うことによって、ここからいろんな責任が生じて・・・" とか、いろんなことを考えちゃうようになっちゃって・・・ ![]() 小 出:大人だなぁ (笑) 南 波:だんだんと最近は、臆病になっちゃってる自分とかもいるんですよね。 小 出:なるほどね。自分のことが客観的に見えるっていうのは、いいことだと思うんですけど、ただその視点が強くなりすぎていくと、どんどん思慮深くなっていくというかね。そこをうまく乗り越えてもらいたいなー。 南 波:でもなんか、自分で夢とか実現して叶えていったほうが、"ちゃんと自分の人生を自分の足で歩いてる" って感覚になると思うし、生かされる人生よりも、私は、自分の人生を生きていきたいなと思って。だから、自分で実現することによって、自分自身にプレッシャーをかけて頑張ろっかなーっていう、今、ポジティブになってきて。 小 出:素晴らしいですね。 南 波:しかも私、言霊ってあると思っていて、結構、言ったりすると叶ったりとかしやすい体質みたいで (笑) そこを有効活用していこうかなと思って (笑) 小 出:ハードルは上げ続けた方がいいと思うんですよ。どれだけハードルが高くなっても乗り越えていく忍耐力っていうのは、大人になればなるほど必要になっていくから。今のうちから跳躍力をつけていくのはいいことだと思う。ちょっとずつでもいいので、なるべくハードルをくぐらないようにすると。・・・素晴らしいですね! 南 波:小出先輩! ありがとうございます!! (笑) ![]() 次のテーマは・・・『こどなの欠点』 小 出:『欠点』ってなんだろうね・・・? 南 波:なんだろ・・・でも、『こどな』って、「こども」でもあるし、「おとな」でもある感じがするから、ある意味どっちにも居場所があるのかなって思って。今こうやってお仕事をしている自分は、「おとな」の自分だと思っていて。でも逆に、学校の授業中とかは、ペローンとしてて (笑) ![]() 小 出:ペローンとした学生なんだ? 普段 (笑) 南 波:だから、「こども」の自分な気がしていて、今、どっちにも居場所があるから、そこがすごい、いいところだなとは思うんですけど、どっちにも居場所があるからこそ、甘えちゃったりすることもありますね。 小 出:あーそう。 南 波:だから、周りの大人の人たちに怒られたりしたときに、"私、子供ですもん!" って言って、そこだけ子供になるんかい! みたいなところもあって。そういうところはちょっと、『欠点』かなって思いますね。 小 出:普段、学校では、どういう感じなんですか? 南 波:「南波ちゃん」って言われてるんですけど、"いつも南波ちゃんの周りって、お花畑見えるよね" って言われて (笑) 小 出:ペローンとしすぎじゃないですか? (笑) 南 波:でも最近、授業中すごい眠たくなっちゃうんですよ。寝ちゃだめだと思って、目を自分の手で開いて、授業臨んでて (笑) 小 出:ははは (笑) ![]() 南 波:でも限界になると、クルッと白目になっちゃって、先生がいっつも苦笑いしてます。 小 出:恐いよ! それは (笑) 授業中、"寝ちゃいけない" って目を自分でこじ開けてる人、初めて知ったもん。南波志帆すげぇ〜。 南 波:ははは (笑) 南波志帆ちゃん、ありがとう!! まだ、『こどな』な年齢な志帆ちゃんですが、小出先生とも対等に話していて、「おとな」な一面も見せてくれました!! 今後の成長も楽しみすぎる! これからも、学校を挙げて応援していきますよー!! 登録は携帯から ![]() M-1 こどなの階段 / 南波志帆 M-2 水色ジェネレーション / 南波志帆 |