自意識を磨く

長渕LOCKS! 2014.10.11 土曜日


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前回の長渕LOCKS! で、剛先生とがっちり握手を交わしたとーやま校長!
しかし、まだまだ緊張気味な様子…。
校長!部屋に入る時はハッキリ大きな声で挨拶するんだぞ!!

校長 ドンドンッ「失礼します!!校長のとーやまです!一週間ぶりでございます!」

長渕「おぉ!元気がいいねぇ!」

校長「ありがとうございます!!」

校長「一週間、剛先生にお会いできないので、寂しい気持ちで一杯でした!」

長渕「俺も校長に会えないのがなんだか寂しくてさ!」

校長「剛…俺もなんだよ」

長渕「おいおい(笑)」

先週に引き続き“縦の尊敬"は健在!!
なにはともあれ、剛先生!!今夜もアツい授業よろしくお願いいたします!
さて、前回の授業の感想がここ、炎の生活指導室にたくさん届いている!
生徒諸君ホントにありがとう!
そこでいくつかカキコミを紹介したいと思う!



タイトル 傷つくのが人間
バカは傷つかない。傷つくのが人間、傷つくのが生きてる実感。この言葉、すごく胸にささりました…!傷つくことで自分を成長させていくのが人間なんですよね。私も、傷つくことから逃げないで、ちゃんと真っ直ぐぶつかっていかなきゃ。第1回から、めちゃくちゃパワー貰いました!長渕先生みたいに、熱く生きていきたいです!ありがとうございます!これから毎週、よろしくお願いします!!!!!

ミーニャ
女/15/新潟県




校長「この“バカは傷つかない"って言葉に感銘を受けている生徒がホントにたくさんいました。」

長渕「それは良かった。『傷つくから人間』なんだからね。」

校長「“バカは傷つかない"…ホントに良い言葉ですよね。」



タイトル 正直な気持ち
僕は長渕さんのことが怖くてとてもなかなか近づくこともできないくらいでした。それに申し訳ないんですけど、長渕さんのことをなめてました。ホントにすいませんでした。でもお話を聞いて正直になろうと思いました。最後に長渕さんカッコいいです!来週もよろしくお願いします!
ナベオ
男/17/東京都




長渕「途中引っ掛かる部分あったけど、最後にそう言ってくれれば悪い気はしないね(笑)」

校長「おいナベオ!怖いのに“なめてました"ってどーゆーことだ!」

長渕「そーだよな(笑)」

校長「(笑)多分先週、剛先生が『思ったままのこと書いてこい!』とおっしゃったから本音を書いてきたんですね。」

長渕「そうだね。この教室は気飾ったり、嘘言ったりしないっていう約束だからね。そこんとこ校長も頼むぞ!」

校長「もちろんです!…いや、あの僕の方が立場が上…なんでね?」

長渕「あぁそっかそっか(笑)」

校長「頼みますよ!ホントに(笑)」

校長「それとこんなカキコミも届いてるんですよ。」



タイトル 決めた
この半年は心が死のうが生きてみようかな……
マニアの塊
男/16/岡山県




このカキコミには剛先生からも思わず拍手が!

長渕「俺、この言葉好き。」

校長「“この言葉"っていうのは、“心が死のうが生きてみようかな"ってところですか?」

長渕「うん。なんか心に来るものがあるね。俺の心の1ページにしまっておきたい…そんな言葉だね。」

校長「僕もこの[マニアの塊]のカキコミから、詳しい内容を伺い知ることは出来ないんですけど、多分想像する以上に苦しい毎日を送ってきたんだと思います。」

校長「でも、こうして正直に『生きてみようかな』って言ってくれるのは嬉しいです。」

長渕「そうだね。苦しくても悩んでも実はもう一つのチャンネルがあるんですよ。」

校長「もう一つのチャンネルですか?」

長渕「そう。それが『本気のチャンネル』。これは『もうだめだ』と思った瞬間に点くチャンネルで、そこに着火した時にはさらに第2エンジンがかかりますから。」

校長「人間誰にでも『本気のチャンネル』はあるんですか?」

長渕「あるね。」

校長「ということはこの[マニアの塊]の本気の言葉が、剛先生の『本気のチャンネル』を点けたってことですか!」

長渕「そうだね。『本気のチャンネル』が点いたね。」

いよいよ生徒も本気で剛先生に向き合いだし、炎の生徒指導室はどこよりもアツく燃え始めた!さぁ今夜も剛先生と魂のぶつかり合いを始めよう!SCHOOL OF LOCK!Saturday 長渕LOCKS!今夜も本気で開校!!!!‥‥とその前に!!! 剛先生からある提案が…!?


長渕「校長。俺これから毎週、出席している生徒の点呼を取りたいと思ってるんだけど、どうかな?」

校長「それって直接生徒の名前を呼んでくれるということですか!?」

長渕「そうそう。生徒全員の名前を呼ぶことは出来ないんだけど、少しでも直接生徒の名前を呼びたくてさ。」

校長「それは生徒のみんなも喜ぶと思います!」

というわけで!これからは毎週生徒のみんなの点呼をとっていくぞ!!
名前を呼ばれた生徒は、その場で元気よく!大きな声で!返事をしてくれ!!
剛先生にはちゃんと届いているからな!絶対に手を抜いたりしないように!!!

長渕「よし!じゃあ点呼をとっていきます!」

長渕「愛知県 15歳 女の子 ラジオネーム くまの音楽隊」!

長渕「滋賀県 17歳 男の子 ラジオネーム 爆走ラガーマン」!

長渕「北海道 15歳 男の子 ラジオネーム コロコロネール」!

長渕「青森県 17歳 女の子 ラジオネーム ビタミンロッカー」!

長渕「熊本県 18歳 男の子 ラジオネーム さーにゃん。」!

長渕「よし!全員出席!それじゃ授業を始めていくぞ!」

改めてSCHOOL OF LOCK!Saturday 長渕LOCKS! 本日も開校!
時間の許す限り生徒諸君と話をしていくぞ!!



いつも弱気な自分を変えたいです!

なにか変わる気がするので富士合宿ぜひ参加したいです!
仮面ラジオ
男/17/愛知県






富士合宿絶対行きます。部活休んででも行きます。
SD.kame-san
男/15/滋賀県




校長「生徒のみんなから富士合宿への参加表明が続々と届いてます!」

長渕「よし! こうやって生徒のみんなから合宿参加の声をもらってホントに嬉しいです。ただはっきり言ってこの合宿は遊びじゃないからね。この合宿に参加するためのいくつかの約束事を今度までに作っておこうかなと思います。」

校長「タダでは参加できないってことですね?」

長渕「もちろん。“規律を守ってもらう"ってことも大事なので。」

富士合宿とは……
この長渕LOCKS!が半年間で向かうべき大きな目標!
2015年8月22日!静岡県“ふもとっぱら"で開催される【長渕剛10万人オールナイトライブ2015 in 富士山麓】のことである!

校長「この富士合宿で何かを変えたいと思ってる生徒がホントにたくさんいます。この二人もそうです。」



タイトル 富士山
富士山には悲しい顔があるという事がわかりました。
サマーラジオ
男/16/新潟県






タイトル 富士
こちら側の富士山は、そのように見えたのですね…。
シロクマねこ
女/18/山梨県




校長「これは先週の剛先生の『富士山には表と裏の顔がある』というお話を受けてのカキコミなんですけども…いかがですか?」

長渕「多分ラジオ聞いてるみんなにはあんまりリアルな感じがしないと思う。例えば砲弾が飛んでる東富士の情景とかね。」

校長「そうですね。35歳の僕ですらほとんど知らなかったですからね。」

長渕「俺も行ってみて初めて知ったからね。でもそういうことをみんなで考える時間って言うのが大事だと思うんだよ。」

まだまだ富士に関しては知らないことばかり。
しかし!!だからこそ剛先生、とーやま校長と一緒にみんなで考えていこう。
そして来年8月22日、富士合宿でみんなに会えることを楽しみにしているぞ!!!

校長「あ、そーいえば校長である僕は富士合宿に参加してもいいんですか?」

長渕「あ、それ考えてなかったな(笑)でも富士合宿に参加するなら、肉体を錬磨しないとな!」

校長「錬磨っていうと…?」

長渕「錬磨って言うのは簡単にいえば“鍛え上げる"ってことだな。つまり校長には『拳立て』および『腕立て』を毎日100回してもらうってこと。」

校長「…それを出来ない限り富士合宿に参加は…?」

長渕「できません。“出来ない"なんてことはこの世にないんです!!」

校長「お、押忍!! 剛!おれやる!!」

ということで校長の『毎日腕立て100回』が緊急決定!!!
腕立てする!校長痩せる!富士合宿にも参加できる!これはもう良いことしかない!やるしかない!!!
※ちなみに校長はこの時、武者震いで大量の汗をかいていたぞ(笑)

校長「それじゃ剛先生!今夜も生徒と話をしていきましょう!」

長渕「待ってました!」



ここ2 年ぐらい、悩みがあります。
それは、自分が他人にどう思われてるんだろうっていうのをずっと考えてしまって、
嫌われたくないって思っているから、余計に人としゃべれなくなって、
そのことがまた、人に嫌われる原因になってるんじゃないかな、っていうふうに、悪循環になってて、だんだん自分のことが嫌いになっていきます。
なんか、本当に、どうしたらいいのかわかりません。
自分のことを嫌いな人が、人に好かれるわけが無いって事はわかってるんですけど・・・。
でも、やっぱりこの悪循環からは抜け出せそうにもありません。
もののふ
男/18/大阪府




このカキコミを読んだ長渕剛先生ととーやま校長は

校長「うーん。これは僕も経験ありますし、すごく気持ちが分かりますね。」

長渕「そうだな。ちょっと直接話を聞いてみようか。」

校長「そうですね。…もしもし!」

もののふ「もしもし。」

長渕「はじめまして。“炎の生活指導担当"長渕剛です。」

もののふ「はじめまして。」

校長「剛先生と一緒にカキコミ読ませてもらったよ。今学年は?」

もののふ「浪人生です。」

長渕「早速なんだけど、もののふは自分のどんなところが嫌い?」

もののふ「自分の思っていることを素直に言えないところです。人と話してると相手の好みに合わせてしまって、自分の意見が言えません。」

長渕「そうか…。じゃあ逆に自分の好きなところあるか?」

もののふ「ひとつのことに熱心に取り組むことができるところですかね。」

長渕「じゃあ集中力はあるんだな!ところでもののふは“自意識"って言葉分かるか?」

もののふ「はい。分かります。」

長渕「この自意識を持つってことはとっても大事なことなんだよ。もののふが『大事だ』と思っている事を、みんなの中に入ってしまうと正直に言えなくて自己嫌悪に陥ってしまうのは、“自分の意識"つまり“自意識"をきちんと持ってるからなんだな。」

長渕「だから、もののふがみんなに合わせてしまってるって感じた時は『他人の中に入って、自意識を磨いてもらってる』というスイッチに切り替わっていると考えていこうぜ。」

もののふ「はい!」

長渕「人間ってのは群衆の中にまじって“自意識"と戦わなくちゃいけないんだよ。その時には勝ち負けじゃないんだ。『隣のアイツは上手くできたのに自分はできなかった』って感じることが大事なんだ。これが自意識を磨くってことだ。」

もののふ「はい。」

長渕「自意識のない奴はだめだよ。ぺらぺらと上手いこと言って、自己嫌悪にも陥らずに自分と向き合わないんだから。」

長渕「だからさ、これからは『色んな群衆の中に入って、“自意識"を磨くんだ!』っていうチャンネルに少し変えてみたらどうかな?」

もののふ「はい!切り替えて考えてみます!」

長渕「うん。そしたら急に上手くは喋れないかもしれないけど、『俺は上手くは喋れないけど文字で伝えることができる』とか『ここだけはあの人に伝えよう』とか切り替えて行動できるんじゃないかな?」

もののふ「はい!」

長渕「うん!自意識って言うのはホントに大事なものなんだ。世間では“自意識過剰"とか悪い意味で捉えられがちだけど、自意識過剰ぐらいがホントはちょうどいいんだよ。」

もののふ「はい!」

剛先生ともののふの話を黙って聞いていたとーやま校長がゆっくりと口を開く。

校長「もののふよ。剛先生の話聞いて、今何考えてる?正直に教えてくれ。」

もののふ「はい。…今まではなんだか『喋れない自分が悪いんだ』みたいに思ってたんですけど、それも自分のいいところで『“認めてあげるべきところ"』なんだなって思いました。」

長渕「そうだな。人間って悪い方ばかりに考えると、負の渦みたいにどこまでも落ちていってしまうんだよ。考え方一つで自分の悪いところや嫌いなところも素晴らしいものに変えていけるんだからな?」

もののふ「はい!ありがとうござます!」

長渕「よし!もしも上手くいかなかったらまた掲示板に書き込んだり、メールで教えてくれな。待ってるからな!」

もののふ「はい!」

校長「ちなみにもののふは富士合宿には参加するのか?」

もののふ「参加します!!!」

校長「よし!じゃあ、俺と一緒に“腕立て"100回だな!これしないと合宿に参加できないからな!」

もののふ「やります!!」

即答!!今日から、いや今この瞬間からもののふは変わり始めた!
剛先生、とーやま校長とともに来年8月22日の富士合宿を一緒に目指すぞーーー!!


校長「剛先生、もののふの最初の声と最後の声…全然違いましたね!」

長渕「校長もそう思った?俺も思ってたよ。これが生活指導の喜びなんだよね。生徒の声のトーンが少しでも上がると俺も『生きてて良かった』って思えるんだよね。」

校長「剛先生。今、俺この時間があって心底良かったって思ってます。」

長渕「校長も俺も生徒も!この時間があって良かったってさらに思えるように前進していきましょう!」


今回の生徒との逆電を通してさらに固い握手を交わした剛先生ととーやま校長!
これからも長渕LOCKS!では、生徒諸君の話をどんどん聞いていく!!
誰にも言えなくて悩んでいる事、今キミが感じていること。何かあったらすぐに【長渕掲示板】【メール】で教えてくれ!!!

M1. Fighting Boxer / 長渕剛
M2. FRIENDS / 長渕剛


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今日の長渕語・録「色んな群衆の中に入って、“自意識"を磨け!世間では“自意識過剰"とか悪い意味で捉えられがちだけど、自意識は過剰なぐらいがちょうどいいんだよ」
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