洋平先生曰く‘神回’とは↓こちら↓です

[Alexandros] 2020.10.30 金曜日

SCHOOL OF LOCK!
 

この後記の放送を聴く

聴取期限 2020年11月6日(金)PM 22:00 まで





(カッ、カッ、カッ、チャイム……ガラガラ…)


洋平先生「はい!進路室へようこそ!先週の授業で我々[Alexandros]の新曲「Beast」をフルサイズでオンエアしましたが、いかがだったでしょうか?
【アレキサンドロス掲示板】にもたくさんの感想書き込みが届いておりまして、ありがとうございます!6月に配信リリースしたアルバム『「Bedroom Joule』でほんわかしたムードになってから一変して激しいモードになって‘おかえりなさい!’なんて声もありましたが…その通りなんです。今、[Alexandros]はめちゃめちゃソリッドで激しくて荒めのモードに突入しております!」


M. Beast / [Alexandros]


洋平先生「先日、この進路室で、工業デザインの仕事に就きたいというRN 小力2号と電話をして悩みを聞いていったのですが、みなさんは憶えていますでしょうか?」
(2020年9月18日の放送後記をチェックしてみよう!)


洋平先生「その時、アドバイスらしいアドバイスが出来なかったという思いがあって、電話の最後に“工業系の知り合いに面接方法とか訊いてみるよ”って約束したんですよ。…今日はですね、日本を代表する工業製品、自動車ということで、自動車メーカーの知り合いに来て頂きました!」

????「株式会社SUBARU人事部採用グループの木下と申します」

SCHOOL OF LOCK!



洋平先生「いつもお世話になっております!そうなんです。SUBARU XVのCMで我々[Alexandros]の楽曲を起用して頂き、本当にお世話になっております(笑)今日はよろしくお願いいたします!」

木下先生「よろしくお願いいたします!」

洋平先生「今、CMで起用して頂いている我々の新曲はいかがですかね?」

木下先生「疾走感があって、ワクワクして外に出掛けたくなるような曲だなと思います」

洋平先生「ありがとうございます!」

木下先生「軽快さが特徴のSUBARUにも本当にピッタリです」

洋平先生「自分で言うのもなんですけど…映像にピッタリだなって」

木下先生「(笑)」

洋平先生「そんな木下先生と一緒に授業を送りしていきたいのですが、今年の採用はもう終わったと思うのですが…」

木下先生「高校生は10月からなので今まさにという感じですね」

洋平先生「そうなんですね!ってことは本当にリアルな生の声が聴けるという事で貴重な授業になりそう!」


(カッカッカッ…カッカッ…)


洋平先生「…Let’s talk about JOB!」

SCHOOL OF LOCK!



洋平先生「仕事をするということ。こちらを今日は学んでいこうかなと思います。自動車メーカーというと、生徒のみなさんの頭の中にも何となく、‘車を作って販売している’というイメージがあると思うんですけど、企画だったり製造だったり、それ以外にも様々な部署があると思います。社員数は15806人。グループ会社なども含めると35000人以上。この人の数は非常に多いですよね?」

木下先生「そうですね。日本で大体、30番目から40番目くらいの規模になります」

洋平先生「例えば企画部は何名くらいいらっしゃるんですか?」

木下先生「企画も色んな種類があるので、新しい車を考える所で言うと、100人くらいですかね。新しい車を開発するにあたっては、開発をする人だったり製造を受け持つ人だったりそれぞれの代表者が集まって、1つのプロジェクトとして、チームを組むので、1つの車を作るのに約400人くらいの人が携わりますね」

洋平先生「400人!?凄いですね〜。我々は1曲を4人とかで作ってるので…」

木下先生「そっちの方が凄いかもしれないです(笑)」

洋平先生「例えば、僕が今、新卒でSUBARUさんにエントリーシートを送るってなったら、何となく企画に行きたいなって思うと思うんですけど、人気なんですか?」


SCHOOL OF LOCK!



木下先生「そうですね。学生さんにとってもイメージがしやすいと思うので商品企画を希望する方は多いですね。

洋平先生「あと営業もカッコイイですよね〜。それ以外にも“こういった仕事もあったりするんだよ”っていう部署ってあったりします?

木下先生「あんまり知られてない所で言うと、生産技術という仕事がありまして、考えたモノを実際に作る設備などを考える部署なんですけれども、そういった所は中々イメージもしにくかったりしますので志望する学生さんは商品企画とかに比べると少ないかなと思いますね。でも製造の要なので、生産技術がないと品質の高い製品を届ける事は出来ないです」

洋平先生「職人さんに近いイメージですかね?」

木下先生「今、自動化が進んでいる中で、どう人と機械を上手く使ってお客様により良い商品を届けるかを考える所なので、そうかもしれないですね」

洋平先生「ぶっちゃけた話、新しい人材というかどういう人と会いたいですか?」

木下先生「どんな方にも長所短所はあるので、参考として聴いて頂ければと思うのですが、2つほど要件としては私がイメージしているモノがあります。まず1つ目は当社の価値観に共感して頂ける方。会社は利点とか届けたい価値観がありますので、そこをしっかり理解して、共感して頂けるか、ですね。SUBARUの場合、お客様に提供する価値というのは‘安心と楽しさ’。その価値を通してお客様に笑顔を届けたいという想いでやらさせて頂いております。そういた価値観に共感して頂ける方というのが1つ目。


SCHOOL OF LOCK!



2つ目は、自分で決めたことを最後までやり切れる方。今、自動車の使い方が非常に変わってきておりまして、自動車業界も100年に1度の大変革期と言われております。そういった新しい価値も生まれる中で自分がしっかりと決めたことを最後までやり切る。その中にしっかりとお客様視点を持ってやっていく事が求められると思っております」

洋平先生「なるほど。さらにぶっちゃけ、こういった人が採用されやすいよというようなこの進路室を聴いている生徒だけに教えて頂けますか?(笑)」

木下先生「そうですね〜(笑)学生さんは、学校で学んでいる専門性の深さかもしれないです。自信を持ってこんな事をやってきましたと言えるような。学生時代に学んできたことをちゃんと習得して、それを社会人として発揮出来る知識だったりを持っている方というのは評価も高くなるんじゃないかなと思います」

洋平先生「僕は学生時代にバンド活動をやっていて、それをアピールポイントとしてエントリーシートとかに書いてたんですけど、あんま響かなかったんですよ(笑)でもそういったバンドなりバイトなりって、アピールポイントになりますよね?」

木下先生「そうですね。最終的な結果も、もちろん分かりやすいモノとしてありますけど、やっぱりそこまでに至る過程で、自分がどういう事を考えてどういう想いを持っていたのか。そこが1番大切だと思います」


M. ? / [Alexandros]


洋平先生「色んな生徒がこの学校にはいるんですが、はっきりとした目標とか将来を持っている生徒って実は少ないんじゃないかなと思ってるんですよ。木下さんはどんな想いでSUBARUさんに入社しようと思ったのか伺ってもいいですか?」

木下先生「私も就職活動をしていた時は、本当に迷いました。何がしたいんだろうな、と。でも2つの軸を決めて、1つは成長出来る環境があるか。あとは商品を扱う会社が良いなと思っていたので、商品に対して誇りが持てる事。この2つの軸を持って就職活動していました。SUBARUで言うと、完成車メーカーの中では比較的、小さな会社ではあるんですけれども、それが故に仕事の幅とか裁量を持って、若手が仕事出来る環境があり、それを説明会で聞いたり社員の方に聞いたりして、それが良いなと思いました。あとSUBARUは安全に対して徹底的に磨き上げてやっていますので、それを知れば知るほど本当に凄いなと思いまして、SUBARUだったら、自分が働く会社の商品として誇りを持って他人に薦められる。それが実現出来るなと思いました」

SCHOOL OF LOCK!
 


洋平先生「それはいつの時点で思ったことなんですか?」

木下先生「そうですね〜。自動車メーカーで働きたいって思ったのは、就職活動をしてからですね」

洋平先生「就職活動してから?」

木下先生「はい」

洋平先生「就職活動中に色んな職種を知った上で“俺はもしかしたらこれなのかな”って思い始めたってことですか?」

木下先生「そうです」

洋平先生「それぐらいの時に決めても全然問題ないですか?」

木下先生「全然問題ないと思います。逆に色んな会社を見ながら決めることが出来るので良いと思います」

洋平先生「俺もそうだったな〜。何となく商社に入りたいって思いながらも合同説明会とかに行くと“あ、この会社もかっこいいな”とか思ったり」

木下先生「(笑)」

洋平先生「それこそ実際に働いている社員の方に話を聞いたり、先輩に話を聞いたり、色んな出会いで変わったりもしますもんね」

木下先生「そうですね」

洋平先生「いや〜今日は僕も勉強になりましたが、最後に木下さん自身はどんな大人になっていきたいですか?もう大人なんですけど(笑)」

木下先生「(笑)私も社会人を何年間かやっていますけど、やっぱりお客様の笑顔を見ると、本当にやりがいを感じます。これが商品を作っている会社の醍醐味かなと。そこに少しでも貢献出来るように今後も頑張っていきたいなと思っています!」


M. ワタリドリ / [Alexandros]


洋平先生「仕事は全然怖いことじゃなくてカッコイイ。もちろん楽しいことだけじゃないけど、やりがいや誇りを求めて、就活中の生徒は、就職活動を頑張って欲しいなと思います!でも実際に人事部の方に話を聞けるなんて…これ、良いね!これこそ進路室の大王だと思うわ(笑)もっと聞きたかったな〜!(笑)今日の授業は神回だと自分で思っているのでぜひradikoのタイムフリーでもお楽しみくださいね(笑)そして来週も素晴らしいゲストがこの進路室にやってきます!我々[Alexandros]の新曲「「Beast」が主題歌となっている映画『ドクター・デスの遺産-BLACK FILE-』で主演を務めている、綾野剛くんが来校決定!来週も神回の予感…お楽しみに!」

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