自転車と歩行者が衝突する事故では、命にかかわる大きな被害はこれまで起こっていない?
○か×か?
答え×
くわしい解説
自転車を取り巻く事故のリスク
自転車だから事故を起こしたとしても大事には至らない。
そのような軽はずみな気持ちが、死傷者を出す重大な事故につながります。
道路交通法上、自転車は車両の一種(軽車両)です。
法律違反をして事故を起こすと、自転車運転者は刑事上の責任が問われます。
また相手にケガを負わせた場合や相手の財物を壊した場合は、
民事上の責任として、損害賠償も発生します。
自転車事故でも被害の大きさにより
約1億円近い賠償金の支払いを命じられた事例もあります。
この賠償責任は、未成年といえども責任を免れることはできません。
日ごろから法律違反や危険な自転車運転をしないようにしましょう。
◆交通違反や交通事故による将来への影響
1.「罰金以上の刑」によって免許を与えられないことがある
→医師/看護師/救急救命士/栄養士/調理師 等
2.「禁錮以上の刑」によって免許を与えられない
→教育職員/国家(地方)公務員/介護福祉士/宅地建物取引業 等
3.「禁錮以上の刑」によって免許を与えられないことがある
→建築士/酒類販売業 等
監修:一般財団法人 日本交通安全教育普及協会