自転車で走行中、前を走行していた自転車の運転者が右手を右斜め下におろした。
前の自転車はこの後どうする?
①スピードを上げる
②右に曲がる
③徐行または停止する
答え③徐行または停止する
くわしい解説
自転車乗用時の安全のための基本操作(手信号)
自転車にはブレーキランプやウィンカーが装備されていないため、道路交通法により、自転車乗用中に右折や左折、停止・停止するときは、「手信号」を行うことが定められています。
自分のこれからの行動を後続車に示すのは大切なことです。
【左折・左に進路変更】
右腕を垂直に上に向ける、もしくは左腕を水平に伸ばす
(タイミング:左折30m手前、進路変更3秒前)
【右折・右に進路変更】
右腕を水平に伸ばす、もしくは左腕を垂直に上に向ける
(タイミング:右折30m手前、進路変更3秒前)
【徐行・停止】
右腕または左腕を斜め下に伸ばす
(タイミング:徐行・停止の行為をするとき)
手信号で自分の進路などを周囲に知らせることは、様々な人が通行する中では重要なことです。
しっかり覚えて適切に使いましょう。
◎手信号をする際は片手運転になります。
手信号に不慣れな方は転倒やふらつくこともありますので、周囲の状況をよく確かめ、車体を安定させるよう心がけましょう。