2022年中の排気量50cc以下の原付バイクの事故による死傷者数を年齢別にみると20歳から24歳が約2,200人と1番多いですが、
15歳から19歳は約何人だったでしょう?
① 約1,300人 ②約1,600人 ③約2,000人
答え②約1,600人
くわしい解説
原動機付自転車(原付バイク)の交通事故
原動機付自転車(原付バイク)の免許は16歳から取得が可能です。
2022年中の15歳から19歳の原動機付自転車(原付バイク)での事故による死傷者数を見てみると1,647人と、一番死傷者数の多い20歳から24歳の2,219人に次いで多くなっています。
原動機付自転車(原付バイク)は自転車と比べると、楽に速く移動することができ、移動性が高くなりますが、車体が小さく車から見落とされやすいため、慎重な運転が要求される乗り物です。
原動機付自転車(原付バイク)には自動二輪車と異なる独自のルールもあります。
〇法定速度は時速30km以下
最高速度が時速30kmと法律で定められています。
〇第一通行帯の通行義務
原付で片側二車線以上の道路を通行する際、追い越しや右折時以外は第一通行帯(一番左の車線)の通行が義務付けられています。
〇二段階右折
3車線以上の交差点では、二段階右折禁止の道路標識があるなどを除き、二段階右折が義務付けられています。
〇二人乗り禁止
排気量50cc以下の原付は乗車定員1名と法律で定められているため、二人乗りはできません。
〇高速道路、自動車専用道路等の通行禁止
原付は、高速道路や自動車専用道路等を通行することはできません。
交通安全を意識し、交通ルールやマナーをしっかり守り利用するようにしましょう。
監修:一般財団法人 日本交通安全教育普及協会