交通事故には起こってしまう3つの要因があります。
その要因とは「車両的要因」「環境的要因」とあと1つはどちらでしょう。
①「心理的要因」 ②「人的要因」
答え②「人的要因」
くわしい解説
交通事故回避
交通事故が起こってしまう要因として、「交通事故の3要素」があります。
≪交通事故の3要素≫
人的要因
運転する人の態度や動作に起因する危険の発見の遅れや判断、操作ミスなどの要因
車両的要因
走行中、急に車体の一部が外れたり、破損したりして起こる事故で、車両の点検・整備不良が主な要因
環境的要因
道路環境や道路構造が悪かったり、暴風雨・雪などの悪天候が要因で、転倒やスリップなどで起こる事故
令和4年度のデータを見てみると、15歳から19歳の交通事故死傷者数は自転車乗用中が一番多いですが、第一当事者(事故の中で最も過失が重い人)の違反状況を見ると中高生においては、「一時不停止」が一番多く、つぎに「安全不確認」となります。
つまり、運転技術の未熟さではなく、「止まるところでは確実にとまる」「安全確認をしっかり行う」などの基本的なルールを守らないことが原因で起こる事故が多いということになります。
警察庁 令和4年中の交通事故の発生状況
日頃から交通ルールをしっかり守り、安全運転を心がけましょう。