自転車で走行中、ブレーキをかける時は右手と左手どちらからが先?
答え左手
くわしい解説
正しい自転車ブレーキのかけ方
自転車での走行中、状況に合わせ何気なくブレーキをかけていると思います。
ブレーキのきき具合は前後輪で異なり、右側の前輪ブレーキが強く効きます。
停止するときは、先に左側の後輪ブレーキをかけ徐々に速度を落とします。
そのうえで、右側の前輪ブレーキもゆっくりとかけていき、最後に両方のブレーキをしっかりかけ止まります。
停止する際は道路の左端で停止し、自転車の左側に降ります。
特に、下り坂や雨の日などでは、前輪ブレーキを強くかけると顔面から転倒するような危険な転び方をする恐れがあります。
先に左側の後輪ブレーキで十分に速度を落としてから停止するようにしましょう。
ブレーキのかけ方は速度、時間帯、天候などの路面状況にも対応しなければなりません。
また、日常点検も大切です。
ブレーキは、前・後輪ともよく効くか確認するようにしましょう。
自転車合言葉【5つの左】
1)左側から乗る
2)車道は左側を走る
3)止まったときは左足をつく
4)左側に降りる
5)ブレーキは左側からかける
ブレーキは自転車の部品の中でも最も重要なパーツです。 日ごろからチェックを怠らないようにして、速度を出し過ぎないよう安全運転を心がけましょう。
監修:一般財団法人 日本交通安全教育普及協会