天気の良い日、乾いている道路を自動車が時速40kmで走行しています。
ドライバーが歩行者を発見し、ブレーキを踏み、停止するまで約何m必要でしょうか。
①約5m
②約10m
③約15m
④約20m
答え④約20m
くわしい解説
車の停止距離
自動車の運転者が危険を感じてから、
ブレーキを踏み、ブレーキが利き始めるまでにかかる距離を「空走距離」、
ブレーキが利き始めてから停止するまでにかかる距離を「制動距離」といい、
両者を合わせたものを「停止距離」といいます。
雨の日や夜間など周りが見えづらく危険を察知するのが遅くなったり、
危険を察知しても運転者自身の判断力や反射能力などにより
ブレーキを踏むのが遅れると「空走距離」が長くなり、
路面状況や自動車のタイヤ状態によっては「制動距離」が長くなります。
また走っている速度によっては「空走距離」および「制動距離」ともに長くなるなど、
様々な理由が絡むことにより、停止する距離は長くなります。
車は急に止まれません。
普段から一時停止や左右の安全確認をしっかり行うとともに、
絶対に飛び出したり、横断歩道のない場所を渡ったりしないようにしましょう。