夜間、反射材の着用は、交通事故防止に役立ちますが、
反射材を身に付けている人は、自動車のドライバーからどれぐらい離れたところから見えるでしょうか?
この時、車のライトは下向きとします。
① 約20M ②約30M ③約50M
答え③ 約50M
くわしい解説
反射材の必要性
夜間などは、周囲が見えにくくなり、
慣れた道でも重大な交通事故につながる危険があります。
夜間、反射材を身につけず、暗い色の洋服を着ていると、
自動車のドライバーからは26mの距離まで歩行者が近づかないと見えません。
自動車が時速50kmで走行していた場合、
歩行者を発見して停止するまでの距離は約32m必要とされているので、
歩行者の存在に気づいて急いでブレーキを踏んでも間に合わないことになります。
反射材は、自動車などのライトに当たると、光が入ってきた方向へ反射して、
約50m先からも自分の存在を知らせることができます。
反射材を身につけていると、
反射材を身につけずに、暗い色の洋服を着ている場合と比べ、
倍以上の距離から、自動車のドライバーに発見してもらえ、交通事故防止につながります。
反射材を選ぶ際は、反射効果のある優れた製品として審査認定された
JPマークのついた反射材を選びましょう。
夜間は、黄色や白色などの明るい洋服を着たうえで、
反射材を身につけ、自動車のドライバーから確認してもらいやすい工夫をして出かけましょう。
参考:警察庁HP(反射材・ライト) https://www.npa.go.jp/bureau/traffic/anzen/reflector.html