解説

自転車の道路交通法改正

今年5月に道路交通法が改正され、今年の11月1日から「ながら運転」や「酒気帯び運転」について、新たに罰則が設けられることになりました。

自転車乗用中に通話や画面を注視するような【ながら運転】では、

＞違反者
　6か月以下の懲役、または10万円以下の罰金

＞交通の危険を生じさせた場合
　1年以下の懲役、または30万円以下の罰金

【酒気帯び運転】では、
＞違反者
　3年以下の懲役、または50万円以下の罰金
＞自転車の提供者
　3年以下の懲役、または50万円以下の罰金
＞酒の提供・同乗者
　2年以下の懲役、または30万円以下の罰金

繰り返し違反をすると、自転車運転者講習の対象にもなります。

自転車運転者講習の主な対象行為

　〇信号無視
　〇通行禁止違反
　〇歩行者用道路徐行違反
　〇通行区分違反　
　〇遮断踏切立ち入り
　〇指定場所一時不停止等
　〇制動装置不備
　〇妨害運転
　◎携帯電話使用等(ながら運転)　※NEW
　◎酒気帯び運転等　※NEW

また、16歳以上の自転車交通違反に対して反則金を課す「青切符」制度の導入も成立し、２年以内に施行されます。

交通ルールをしっかり守り、事故に遭わない、起こさないようにしましょう。