解説
中高生の交通事故状況(歩道での事故)
自転車が関係した死亡・重傷事故件数をみてみると、自転車対歩行者事故の割合がここ数年増加傾向にあります。
歩行者が死亡もしくは重傷を負った事故の場所は、歩道が最も多く約4割を占めており、自転車運転者の年齢層としては、15-19歳が最も多いです。
歩道で歩行者と衝突するような事故の場合では、自転車側が加害者となってしまうことが考えられます。
自転車が歩道通行を許可されている場合でも、
〇歩行者を優先(歩行者の通行を妨げる場合は一時停止)
〇車道寄りを徐行(すぐ止まれる速度で通行)
しなければならず、自転車側に厳しいルールが課されています。
歩道ではしっかりと交通ルールを守ることはもちろんですが、歩行者の動きに注意して、慎重な運転を心がけましょう。
監修:一般財団法人 日本交通安全教育普及協会