19本日の一問一答 2020.12.02
国語の評論文を解くコツなどありましたら教えていただきたいです。
伊沢さん「こんばんは!QuizKnockの伊沢拓司です。」
イデさん「同じくQuizKnockのイデです。」
伊沢さん「よろしくお願いします!イデさん初登場という事で、自己紹介をお願いします!」
イデさん「今東京大学の2年生をしています、イデです。QuizKnockではWebの記事のライターをしていたりとか、You Tubeの動画の企画をやらしていただいています。」
伊沢さん「どんな動画を企画しました?」
イデさん「初めて企画した動画が、問題文を全て中国語にするっていう動画だったんですけども…」
伊沢さん「これ見た事無い人からしたら何のチャンネルなんだよ?って感じだよね(笑)」
イデさん「ほんとそうですね(笑)なかなか無茶な企画を投げたなって思ったんですけど、皆さんすごい面白い展開になったので…」
伊沢さん「笑いのプロですから!ありがとうございます、いつもお世話になっております!…という事で、今夜も生徒の質問に一問一答形式で答えていきます!」
伊沢さん「得意な人間からしてさ、評論と小説の違いってあるかな?どんな所にあると思う?」
イデさん「小説はなゆたさんのおっしゃっている通り、入り込んでいくと心情とか読み取りやすくて良いと思うんですけど、逆に評論はちょっと俯瞰して見るっていう所が大事かなと思います。」 伊沢さん「ちょっと遠目から見てみるというか、入り込みすぎない方がいいんだ。具体的にどうやってやるとかあるのかな?」
イデさん「1つは、自分の考えとかを捨てて、筆者の考えをなぞっていくっていうのが良いと思うんですけど、その中で例えば、接続詞に注目してみるとか、『つまり』の後に重要な言葉が来やすいとかっていうのを意識して読むと、流れを追いやすいのかなと思います。」
伊沢さん「確かに。小説とかって心情とかを追ってく訳じゃん。論説文て論理の流れを追ってくんだよね。そう考えれば追ってくという観点では同じになってくるかな。結構似てる所もある?」
イデさん「そうですね。似てる所もあるかなと思って。結局は物語も評論も、書かれてある事を読み取って解いていく所では同じ現代文て所ではあるので、そういう点では同じかなと思います。」
伊沢さん「小説も入り込むと言っても、その物語の中に自分がいる訳じゃないもんね。その人達の心の動きを読み取る訳だから、そういう意味では近いかもしれないですね。具体的に『接続詞の後が大事だ』って事がわかった時に、そこを見落とさないように読むトレーニングとかって具体的な方法とかあるのかな?」
イデさん「やりやすい所でいうと、接続詞に丸をつけるとか。『例えば』の後はそんなに重要度高くないけど、『つまり』の後はすごいちゃんと読むとか。そういうところが一目でわかるかなと。」
伊沢さん「なるほどね。そう見るとなゆたさんは小説ができるという事は、国語の能力自体ある訳だから、それを踏まえて『論説文もこう読んだら同じなんだな、小説と』みたいに思えたら強いよね。」
イデさん「そうですね。評論ができる身としては、小説ができるのはすごいなって思います。」
伊沢さん「同じだと考えて、『なるほど、これが物語の感情の部分なんだ。つまりの後読めば良いんだ』みたいにやり方がわかってくると良いですね。という事で、本日の結論!」
伊沢さん「物語のように評論を読もう!」
イデさん「天才LOCKS! では、受験を乗り越える鍵となる曲と共に、受験の悩みを募集しています。」
伊沢さん「今夜の授業は以上でございます。ラジオネーム『なゆた』さんの受験応援鍵曲を聴きながらお別れです。天才LOCKS! 今夜の担当はQuizKnock 伊沢拓司と!」
イデさん「イデでした!」
伊沢さん「また聴いてください〜。」