ギター初心者のためのWEB講座2 協力: GIGS
コードとは和音のこと。
『夏の夜』は、すごくカンタンにアレンジすると主に9個のコードで構成されているので、これを押さえることができれば、演奏できるようになります!
まずは、下の図を見てみて。これはコード・ダイアグラムと呼ばれるコードの押さえ方がすぐにわかるギターの指板の模式図です。
これを見れば、そのコードがどの弦を押さえればいいのかが分かります。
ネックの指板の絵図に、押さえるところは●印がついています。
左手でその通りに押さえれば、それぞれの和音を鳴らすことができます。
ちなみに、ダイアグラムのいちばん左にある◯と☓についてですが、◯は開放弦といって、左手で弦を押さえないで (指を解放したまま)、右手で音を出すことを意味します。
☓はミュートといって、左手で軽く弦を押さえたり、右手で弾かないようにして、音が出ないようにすることです。
【補足】 上記の「Cm」のダイアグラムを見てみましょう。
図の下に番号がありますが、これはフレットの位置を表す数字です。
ペグ (チューニングするつまみ) がついているヘッド部分から、1本目までを「1フレット」、その次を「2フレット」と呼びます。
特にフレットの指定がない場合 (数字が記載されていない場合) は、ヘッドにいちばん近い部分ということになります。
上記の「C」のタブ譜をチェックして、左手で弦を押さえてみましょう。
きちんと押さえられたら、右手でジャーンと弾いてみます。 ただし、「C」のコードは、6弦目 (いちばん太い弦) を弾かないようにします。
左手の親指で軽く押さえるか、右手で弾く時に、この弦だけ弾かないように気をつけます。
どう?できたかな? ちゃんと押さえられれば、きれいな和音を奏でられてるはず!
Cが弾けるようになったら、上記の9個のコード全部を押さえられるようにがんばってほしい!
里菜ちゃんが、ストロークバージョンとアルペジオバージョンの「夏の夜」を弾いてくれています。
9つのコード以外も押さえているけど、細かいことは気にしない! 追いつけるところからで大丈夫。
里菜ちゃんの映像とコード譜を参考に、ゆっくりでいいから弾いてみよう!