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会場から、大きな、大きな拍手。
夢の中にいるような気持ち。
今は、これが夢か現実かどうかを、考えることすらできない。
できるのは、"今" という時間に、身を委ねること。ただそれだけ。
顔からそっと、自然な笑みがこぼれる。
さてさて。
校長&教頭が、十分すぎるほどに会場を湧かしたあとに、
ついに、今回の "先生" 登場の時間。
「さあ、それじゃあ、そろそろ今日の "先生" を呼ぼうか……?」
ウワアアアアアアアアアアアアアアアアアア!
完全にフライングで大歓声!
ってか、「君たち、今まで、声を抑えてただろ!」ってくらい (笑)、
この日1番の超歓声! そして!
「…よし。改めて! 早速登場してもらいましょう!
わが校の夜空のホケンシツ担当…… 加藤ミリヤ先生!」
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