Q1 お気に入りのアーティストの音楽CDを、コピーして渡した場合、著作権上の手続きが必要ないのは、次のうちどれ?

1番… 自分の家族
2番… 同じクラスの友だち全員
3番… どんな場合も、必ず手続きが必要

正解… 1


【解説】

初めまして。本日、JASRAC&RELEASEの解説を担当させていただきます、櫻井と申します。

私、カリスマセールスマンの五明くんと申します! 本日はよろしくお願いします!

す、すごく身長が高いですね……

ハイ! 布袋寅泰さんよりも1センチだけ高くて、アントニオ猪木さんよりも1センチだけ低いです! 本日は、なにとぞよろしくお願いします!

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ハ…ハイ… えーっと…。じゃあ、早速なんですが、まずはこの一問目、五明さんは……

五明 "くん" で大丈夫です!

じゃあ、五明………くん (苦笑) 。五明くんは、一問目はどれが答えか、分かりましたか?

うーん… 学校のクラスの友だち全員はさすがに怒られそうだし、でも、"どんな場合も、必ず手続きが必要" っていうのも……… じゃあ、これはカンで。1番?

正解! なかなかスルドイですね。まず、音楽をコピーする時は、原則として作詞家・作曲家など、著作権を持っている人― "著作権者" の許可が必要です。アーティストの皆さんが苦労してせっかくつくった作品を、たくさんコピーしてタダで配られたりしたら、生活ができなくなってしまいますよね。だから、著作者の皆さんを守るために、著作権法という法律があるんです。

チョサクケンホウ……

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はい、著作権法。皆さんの生活になくてはならない音楽は、作詞や作曲をしたアーティストの皆さんが苦労してつくった財産。それを、勝手に使われないように、守るための法律です。この法律では、"こういう使い方をする時は著作者の許可をとってくださいね"、ということが、細かく定められています。

でも、家族に渡すのは大丈夫なんですね?

ハイ、著作権を持っている人たちの権利に、あまり大きな不利益を与えないような範囲で音楽を使う場合には、例外として、自由に使えるように定められているんです。音楽の楽しみ方をせばめてしまっては、元も子もないですから。

それでも、同じクラスの友だちに配りたい時なんかはどうしたらいいんですか?

他人のためにコピーする場合は、著作権を持っている人の許可が必要になります。そして、作品を使いたい人に対して、作った人が "いいですよ" と許可を出す時に支払ってもらうお金。これを、著作権使用料といいます。

チョサクケン・シヨウリョウ……!

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ハイ (笑) 。私たちJASRACの仕事は、作詞や作曲をしたアーティストの皆さんから著作権の管理を任され、音楽を使う人に許可を出し、この使用料を受け取って、アーティストの皆さんに届けることなんです。

フムフム……… いいです! いいですよ! これは、わが校の生徒にとっても重要なことがたくさん勉強できそうです!

え、えっと… (苦笑) ちなみに、その手袋は…?

これは、ボクのカリスマ営業にかかせない衣装です! スーツにハーレー! …ときたら、皮の手袋ですよね!? ヤッター!

と、とりあえず、次の問題にいきましょうか………