SCHOOL OF LOCK!×ストレイテナー
福岡レポート

12月8日、福岡の天気は雨。開場前のBe-1前には既に多くの人、人、人!外は寒いのに半袖の人もいました。みんな気合いが入っていて、本当に楽しみにしてるんだな、というのが伝わってきました。

開場の時間になると、スタッフさんの指示に従って整列。中に入ると、コインロッカーに行く人、ドリンクを頼む人、場所を確保する人・・・とそれぞれがライブの準備をしていて、私は近くにいた女の子たちと他愛ない話をしながらその時を待っていました。

そして19時、開演。オーディエンスの拍手と歓声に包まれてライブが始まりました。1曲目からその圧倒的な存在感で、今にも全てを飲み込んでしまうんじゃないかとさえ思いました。

4人になったストレイテナーの音は、シンプルだけど厚みがあって、それでいて聴きやすい。ギター1本でここまで幅が広がり、深みが出るんだ、と驚きました。

いつものように、MC少なに進むライブ。
曲数を重ねるごとに盛りあがり、『Little Miss Weekend』で盛り上がりは最高潮に!

そして、新曲。オーディエンスは聴き入っていて、私も全身で曲を感じているうちに、いつのまにか涙が溢れていました。初めて聴く音なのに、心が揺さぶられて仕方ありませんでした。

私は不思議と、ストレイテナーが4人であることに違和感は感じませんでした。3人の頃の良さはそのままだし、音楽の良さも変わらない。むしろ一歩も二歩も進化していました。聴かせる、魅せるバンドとしても、確実に前に進んでいたからだと思います。

またライブ中、4人が笑顔で楽しそうにしていたのも印象的でした。4人になったことで、私は違う角度からストレイテナーを見ることができた気がします。そして4人になったストレイテナーの音は、全身を血が駆け巡るような、そんな感じがしました。メンバーとオーディエンスが一体となった瞬間の空気ほど満ち足りていて幸せだと感じるものはありません。ライブが終わってからも、しばらく夢の中にいるような、確かな幸福感と充実感に包まれていました。

とにかく本当に、言葉に出来ないくらい素晴らしいライブでした。最後に、ライブに行く機会を下さった校長、教頭をはじめとするSCHOOL OF LOCK!の方々、ストレイテナーの皆さん、スタッフさん、本当にありがとうございました。


REPORTED BY 長崎県 春日 18歳


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