引き続き、謎の小部屋から『ポエム掲示板』と、あるラジオドラマを届け!
学校運営戦略会議 2021.8.13 金曜日
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聴取期限 2021年8月20日(金)PM 10:00 まで
バンズ先生「…そうか、今日はさかた校長もこもり教頭もリモートだから、職員室にはいないんだ…。1人だとなんかいつもより広く感じるな〜」
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バンズ先生「あ、校長のヘッドフォン」
(壁に吊るしてある校長のヘッドフォンを手に取るバンズ先生)
バンズ先生「これ高い、良いヤツなんだよな〜。マジで羨ましい。…誰もいないし…ちょっと着けてみよっと」
(校長のヘッドフォンを着けるバンズ先生)
バンズ先生「やっぱ着け心地が違うな〜! 最高じゃん、これ。耳が包まれてる! これ、音とかも絶対良く聞こえるんだろうなぁ。俺がやってるバンド、JUANAFAN CLUBの曲、聴いてみよ!」
♪ SPARK / JUANAFAN CLUB
バンズ先生「いい! めっちゃいい!! 俺がいつも使ってる安物のイヤフォンとはやっぱ全然違う! このベースの音がハッキリ聴こえていいな、これ…、俺のベースがすっげー聴こえる」
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さかた校長「おい」
バンズ先生「ん!?」
さかた校長「なに、勝手に俺のヘッドフォン使ってんだよ!」
バンズ先生「え!? 校長の声?」
さかた校長「俺がいないからって勝手なこと、やってんじゃねーぞ、マジで!」
バンズ先生「うわ、しまった! リモート画面、切り忘れた!」
さかた校長「“切り忘れた〜!”じゃねーよ、バンズ! もうFRIDAYの授業、始まってるんだよ!」
バンズ先生「だったらすぐ言ってくださいよ! いつから見てたんですか! JUANAFANの曲、ちょっと聴いちゃいましたよ」
さかた校長「“悪魔の電波をキャッチして〜♪”じゃねーよ!」
バンズ先生「ありがとうございます!」
さかた校長「JUANAFANがあまりにも良くてキャッチしたくなっちゃった! 俺も聴きたくなっちゃって、一緒に歌っちゃったりなんかして…」
バンズ先生「いやぁ、嬉しいっすわぁ」
こもり教頭「8月13日、金曜日、SCHOOL OF LOCK! FRIDAY」
さかた校長「急に 教頭 始める」
こもり教頭「(笑)」
さかた校長「俺と教頭が職員室にいないからって、(バンズ先生が)調子に乗ってたな」
バンズ先生「チョウシのっちゃって」
さかた校長「レトリィバァ?」
こもり教頭「(笑)」
バンズ先生「チョウシのっちゃって!」
さかた校長「レトリィバァすんなって。職員室に戻ったら覚えてろよ?」
こもり教頭「そうなんですよね。今週は、校長、教頭、共に、謎の小部屋からお届けしましたから」
さかた校長「俺たちの体調は大丈夫なんだけれども、今、新型コロナウィルスの蔓延防止ということで、大事を取ってしばらく、リモート授業をお届けしております」
さかた校長「そう、それが正しいんだよ! わかんない生徒絶対いるって。『謎の小部屋』っていうのは、去年からリモート授業の時に使っている…まぁ小部屋なんだよね!」
こもり教頭「これまで、縦長・横長の小部屋、コーヒー無料の小部屋、デカい鏡があるゴージャスな小部屋だったり、毎回いろんな小部屋からお届けしてましたけど…。詳しくは、SCHOOL OF LOCK!の公式サイトにある、『用語集』にも載っているのでチェックして欲しいです」
バンズ先生「…ということで、校長教頭は今夜も引き続き、謎の小部屋にいるので、僕が職員室を警備しています」
さかた校長「…フツーに入って来るな。バンズ」
バンズ先生「職員室の安全・安心を生徒に届けるのも僕の仕事ですから」
さかた校長「そんなふうにドヤで言われてもさ」
こもり教頭「(笑)」
さかた校長「いや、『安全・安心』とか言うのやめて? そういうこと言われるとさ…」
こもり教頭「いやいや、言っちゃってくださいよ! そこはもう言いたいことがあるならハッキリ言っちゃった方がいいですよ?
あー、危ない! 言え! 言え! 言え! 言え!!」
さかた校長「やめろ! やめてくれ!! リモートでこのパターンなのかよ(笑)! ぐわーーー、ワタリドリ先生、ちょっと、今から一呼吸置いてから、言ってしまうので、タイミング良く“ピー”を…! おぉ〜〜〜〜〜〜!!」
(一呼吸)
さかた校長「この間、普通にさきもり『ピーーーーー』」
こもり教頭「(笑) やっぱりリモートって大変ですね!」
バンズ先生「(笑)」
<ラジオのチューニング音>
<布団バサッ>
<こもり教頭「今日は久しぶりに『ポエム掲示板』を見ていこうと思います」>
<さかた校長「普通に進めるな」>
<こもり教頭「いつもたくさんの書き込み、ありがたく思ってます! なかなか紹介出来ずにいたんだけど、ポエムという作品になって、生徒の気持ちがより一層、描かれているのが、このポエム掲示板。なので今日は時間の限り、読んでいけたらなと思っております!」>
「もう8月も後半か〜。結局、今年の夏休みもどこも行けなかったし、何もやらなかったな〜。ダラダラしちゃう」
<ピッ(エアコン操作音)>
「…私、このままでいいのかな〜。掲示板にいるみんなはどうなのかな?」
(学校掲示板を見る)
「コミュ力か〜。あたしも、知らない人と話すの苦手だしな〜。これなんか、分かる〜。
…でもなんかみんなキラキラして見える。悩みさえも」
「…やば。病んでるんかな(笑)」
(ポエム掲示板を見る)
「あ、これなんか、今の私にピッタリかも…」
■ はあ
広い空き地だった所に
大きな家が建設中に
ただでさえ狭い空が
また塞がれてゆくが
止められるわけもない私
止まらない溜息
広い空き地だった所に
大きな家が建設中に
ただでさえ狭い空が
また塞がれてゆくが
止められるわけもない私
止まらない溜息
Birder
女性/15歳/東京都
2021-08-07 19:07
女性/15歳/東京都
2021-08-07 19:07
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♪ ヨワネハキ feat. 和ぬか, asmi / MAISONdes
さかた校長「俺、この東京都、15歳、女の子、RN Birderのポエム、なんか好きだな〜。なんか、日々移り変わっていく街並み。自分が知ってる景色がどんどん変わっていく様子と、もどかしい、自分が上手くいかない状況だったり気持ちを、照らし合わせて感じてる」
こもり教頭「うん。この『大きな家が建設中に』っていうところも、今のコロナ禍で“いったん止まれ”の瞬間がずっと続いてるけど、“この中で自分は何がでるんだろう?”とか、ちょっと止まっちゃってるけど街は進んで行ってるから。もしかしたら、今は自分が取り残されてる瞬間なのかな、とか、自分の未来についての不安に悩んじゃって、ちょっとどうすればいいかわからない、『止まらない溜息』みたいなところにも繋がって行ってたり。この言葉にできないけど、心の中で詰まってるものみたいなのを表現してるっていうのは、何かいいですよね」
さかた校長「うん。…あと、このポエムもいいんよなぁ」
バンズ先生「あの、校長、ちょっといいですか?」
さかた校長「タイミング、ヤバッ!」
バンズ先生「もうすぐでCMの時間なんですよ。校長と教頭は職員室にいないから、システム上、しょうがないんですけど、CMいかないといけない時間なんですよ」
さかた校長「え!?」
こもり教頭「そうなんだよね。もうCMの時間なんですよ。謎の小部屋にいると、システム上、時間の感覚がわからなくなるというのもあるんで」
バンズ先生「そうです。これがシステム上の『安全・安心』です!」
さかた校長「やかましいんだよな! 画面越しで教頭がスタンバってるの見えてんのよ」
こもり教頭「バレてますね〜」
さかた校長「いや、画面共有してるわけなんだから、普通にバレるよね」
こもり教頭「(笑)」
さかた校長「いいよ。一旦、CMでーす。システム上ね」
こもり教頭「言いたいね」
さかた校長「先週、発表になっているけど、アイナ・ジ・エンド先生が新型コロナウィルスに感染してしまったため、来週月曜日の『アイナLOCKS!』は休講となります」
こもり教頭「アイナ先生! ゆっくり休んで、また元気な声を聞かせてください!」
バンズ先生「『学校掲示板』へのアクセスは、SCHOOL OF LOCK!の公式アプリ、もし“き”は公式サイトから。えー、アドレスは…」
こもり教頭「ダメダメ(笑) 『もしくは』の時点でアウト!」
バンズ先生「はいはい。『もしくは』バレないかなと思ったんですけど。…えーっと、職員のバンズです!」
さかた校長・こもり教頭「(笑)」
バンズ先生「僕は職員のバンズです!」
こもり教頭「(笑)」
さかた校長「バンズ、ちょっと控えてもらったらありがたいんだよね」
<シーン…>
さかた校長「控えすぎって! 控えすぎたな!」
バンズ先生「すいません」
こもり教頭「(笑) 今日は、久しぶりに『ポエム掲示板』を見ながらの授業です」
さかた校長「『ポエム掲示板』を見ながらの授業はいいんだけどさ、昨日の告知で『ラジオドラマをお届けします!』って言ってたっしょ?」
こもり教頭「もうお届けしてますよ?」
さかた校長「…は? どゆこと?」
こもり教頭「生徒のみんなはわかってると思いますけど、とある女の子の声で、“こうやって10代のみんなは、このSCHOOL OF LOCK!を聴いてるんだな〜”風のラジオドラマ。SEとか曲も流れてたりしてね?」
バンズ先生「校長には聴こえてなかったんですか?」
さかた校長「パニック!! 俺だけラジオドラマが聴こえてないっていうこと? え、怖い怖い!」
こもり教頭「今日は13日の金曜日ですし」
さかた校長「なるほどな! 13日の金曜日! ジェイソンがチェーンソーでな、ギュインギュインって俺の鼓膜を…って、オイ!!」
こもり教頭「(笑)」
さかた校長「いい加減にしろ!」
こもり教頭「これ、チェーンソーだと思ってる生徒も多いと思うんですけど、本当はジェイソンが持ってるのは斧なんで!」
さかた校長「あ、ほんとだ。『ほんとだ』じゃねーよ!」
こもり教頭「ということで、今週届いた、不吉な書き込みを紹介していきたいと思います!」
さかた校長「不吉なやつはいいよ!」
さかた校長「大丈夫か!? 寝てる時に耳にクモ? っていうか、ちゃんと消毒して!」
こもり教頭「このままスパイダーマンになっちゃう可能性もありますから、鉄の意志を受け継いで頑張って欲しいけど。…校長はクモに刺されたことあります?」
さかた校長「普通はないよ! 教頭はあるの?」
こもり教頭「…どうですか? バンズ先生?」
バンズ先生「実は僕も昔、耳を噛まれてるんですよね」
さかた校長「噛まれるって何?」
バンズ先生「実家は田舎だったんで、家の中にすごいクモがいて噛まれたんですけど。でも、耳の怪我は、もしかすると聞こえづらくなったりもするかもしれないから、ちょっと気をつけて欲しいですよね」
こもり教頭「これは不吉ですね〜」
さかた校長「自己責任だって。TKはろう、巻き返せ! 夏休みはまだ半分あるから!」
こもり教頭「ひらがな2文字のみの書き込みも不吉ですね〜」
さかた校長「不吉とかじゃなくて…。『あい』『あい』って、何、おさるさん? “ア〜イアイ”って。“おさーるさんだよ〜”ってこと?」
こもり教頭「あ、そういうことなのかな?」
さかた校長「そういうことだったとしたら、怖いんだって。25歳で、2連の『あい』は怖いって」
こもり教頭「うーん…」
さかた校長「そういえば、RN あきなたあには20代の生徒でな。今週の掲示板には、20代の生徒も久しぶりにいっぱい帰ってきてくれたよね」
さかた校長「水曜日はそうでしたね!」
さかた校長「それも嬉しくて、グッと来るのよな。本当にみんなありがとう!
今日は、引き続き、『ポエム掲示板』の書き込みを紹介していこう!」
<ラジオのチューニング音 >
<夜道を歩く音>
「めちゃめちゃ疲れた。バイト、しんど過ぎ。てか、店長も片づけくらい手伝ってくれって話だよな〜。もうこんな時間になっちゃって。明日も早いのに…。
10時か〜。10時…そういえば今週、アジカン先生が出てたんだよな〜。久しぶりに聴いてみよっかな」
<タイムフリーで流れる水曜日のSCHOOL OF LOCK!>
<教頭がテンションMAXでASIAN KUNG-FU GENERATION先生に感想を伝えている>
「ものすごい熱量…(笑)
なんか懐かしいな〜。俺もつい最近までめちゃくちゃ書き込みしてたのに(笑) …ま、校長も『いつでも戻ってきていい』って言ってたし。掲示板も久しぶりだな〜」
「俺の書き込み、残ってんのかなぁ? こうやって、誰にも言えない、どこにも出せない気持ちをポエムにして書き込んでたっけ…」
■ 。。
あの子とあの子が似ている
2人とも幼い頃から
その純粋な心に
カッターナイフのカケラを
発散のために落とされて
切り刻まれて
また落とされて
そのせいで
失くしてしまった
自己肯定感
私は治せるだろうか
洗脳された傷だらけの心
あなたは素敵なんだよって
私に必要なんだよって
洗脳し返せるだろうか
私の言葉は届くだろうか
生きててほしい
そんなに自分を嫌わないでほしい
私はちゃんと見捨てないだろうか
疲れていても
嫉妬してても
引っ張られちゃう私は
どうすればいいんだろうか
自分も苦しい時だけにならないだろうか
死なないでって言うけれど
結局自分が怖いだけでしょ
そうだね
弱いのはあの子じゃなくて私だ
あの子とあの子が似ている
2人とも幼い頃から
その純粋な心に
カッターナイフのカケラを
発散のために落とされて
切り刻まれて
また落とされて
そのせいで
失くしてしまった
自己肯定感
私は治せるだろうか
洗脳された傷だらけの心
あなたは素敵なんだよって
私に必要なんだよって
洗脳し返せるだろうか
私の言葉は届くだろうか
生きててほしい
そんなに自分を嫌わないでほしい
私はちゃんと見捨てないだろうか
疲れていても
嫉妬してても
引っ張られちゃう私は
どうすればいいんだろうか
自分も苦しい時だけにならないだろうか
死なないでって言うけれど
結局自分が怖いだけでしょ
そうだね
弱いのはあの子じゃなくて私だ
紙面上のレオネッサ
女性/18歳/東京都
2021-08-08 18:04
女性/18歳/東京都
2021-08-08 18:04
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♪ シオン / Myuk
さかた校長「RN するめいかになれないキュウリも、RN 紙面上のレオネッサも、書き込みしてくれてありがとう! 全ての生徒に、改めて感謝を伝えたい!」
こもり教頭「そうですね。生徒のみんながこのSCHOOL OF LOCK!を作ってくれてるっていうのが、僕たちも嬉しいですし。こういうふうに書き込んでくれた言葉を改めて聞くと、本当にみんながいるからこの学校があるんだな、と思います。
そういえば、今もラジオドラマがありましたけど、校長には聴こえていたんですか?」
さかた校長「え? 今もあったってこと? 俺、ポエムを紹介してたんだけど…」
こもり教頭「あ、その声はちゃんとドラマの一部になって聴こえてましたよ。途中から校長の声でしたから」
さかた校長「途中から?」
こもり教頭「はい。ぜひ無料アプリradikoのタイムフリーで聴きなおしてみてください。あと、校長みたいに“聞き逃してちゃった!”という生徒、“もう一度参加したい!”っていう生徒もぜひチェックしてみてください!」
さかた校長「俺、radikoで参加し直すってこと? 一部だけ? てか、なんで俺だけラジオドラマ聴こえないわけ? どういうこと?」
こもり教頭「校長? 耳のところ、赤くなってますけど、それなんですか?」
さかた校長「え? 何これ? ちょっと痛いんだけど!」
こもり教頭「それ、もしかして、クモに噛まれたあとじゃないですか?」
さかた校長「クモ!? ちょっと待って! 今朝、家で見たぞ!」
こもり教頭「あー、だから聞こえなかったんじゃないんですか?」
さかた校長「怖い怖い!! は!?」
バンズ先生「あの、校長、ちょっといいですか?」
さかた校長「まだいたのかよ、バンズ!」
バンズ先生「もうそろそろ、『サカナLOCKS!』の時間で一郎先生がお待ちなんですよね…」
さかた校長「ちょっと一郎先生を楽しみにしている生徒には本当に申し訳ないんだけど、クモに噛まれちゃって…」
こもり教頭「(さえぎって)さぁ! このあとは、“音を学ぶ”と書いて“音学の講師”!」
さかた校長「教頭が言っちゃった!」
バンズ先生「サカナクションの山口一郎先生が登場! 『サカナLOCKS!』」
さかた校長「バンズも言うー」
♪ エンパシー / ASIAN KUNG-FU GENERATION
聴取期限 2021年8月20日(金)PM 10:00 まで