KIRIN BEER "Good Luck" LIVE

１１月も後半ですね。
仕事もプライベートもなんだか最近バタバタとしていまして、
師走に向けて忙しさが増していきそうだな～なんて思っています。

みなさまはいかがお過ごしでしょうか。


そんなドタバタな私の心の波をスッと鎮めてくださった歌声。

今週ライブパーティーを開いてくださったのはコトリンゴさん。

マスタードイエローのブラウスにロングスカート。
ゆったりとした足取りで、グランドピアノの前に着くと、
フワーッっとスタジオが陽だまりのような優しい温かさに包まれました。

グランドピアノの前に座ってポロンと弾きながら、
お話される声がもうすでに柔らかくて癒されます。

ピアノ、ドラム、ベースの３人編成でライブパート１がスタートです。


ピアノ、ベース、ドラムが華やかに始まり 「A girl」。
そして全てのサウンドを包み込むような優しいコトリンゴさんの歌声。
その透明感ある歌声が広がると、浮遊感に包まれました。
体がふわっと軽くなる不思議なパワーを秘めた歌声に
お客さんも目を瞑って聞き入ります。

２曲目は「ツバメが飛ぶうた」。
心地よい歌声と、力強いピアノの音色。
ピアノの音色の力強さがツバメの飛び立っていく姿に重なり合い、
高音になるにつれ繊細に、細く強く伸びていく歌声が
耳の奥でずっとこだまします。

一曲終わるごとに、とびきりの笑顔をお客さんに向けるコトリンゴさん。

スタジオは完全に癒しの空間に変わりました。

ライブパート２は

コトリンゴさんの圧巻のピアノ演奏から始まった「雨あがる」
鍵盤の端から端までを使って
流れるような美しい指の動きで音色が生まれる。
ピアノが水の雫、歌声が光。
雲間から光が差し込むような明るさでテンポアップ。
雨が上がって虹がかかる・・・そんな景色が見えました。

景色が見える歌声とサウンド。

そして映画「この世界の片隅に」から「悲しくてやりきれない」を披露。
心がほぐされ、洗われていく。
歌声の余韻が広がり、拍手に包まれました。

ライブパート３は

ドラマチックな「crassroom」で

ピアノ、ベース、ドラム、それぞれが主役になるパートがあり、
サウンドが押し寄せてくるような勢い。

軽やかでかっこよく、
躍動感あふれる圧巻の７分超えの演奏でした。

そのあとは
映画「旅猫リポート」から 「ナナ」、
そして
「たんぽぽ」と続き、透明感あふれる歌声にどんどん癒されていきました。
歌声は優しく、ピアノは強く。

CDでも十分癒されていましたが、
生で聴く歌声は浸透力が本当にすごい。

ラストは「すずさん」。

木漏れ日のように優しい歌声に、
心はポカポカと暖かい。
聴き終わった後も、ずっと続く保温効果。

癒しの時間をみなさんにもぜひ感じていただきたいです。

お聴き逃した方は、radikoのタイムフリーでぜひ。