LIVE REPORT
放送日時: | 2018年10月6日[土] |
---|---|
ゲスト: | 折坂悠太 |
Information
幼少期をロシアやイランで過ごし、帰国後は千葉県に移る。2013年よりギター弾き語りでライヴ活動を開始。
2014年、自主製作ミニアルバム『あけぼの』を発表。2015年、レーベル『のろしレコード』の立ち上げに参加。
2016年には自主1stアルバム『たむけ』をリリース。その後は合奏(バンド)編成でのライヴも行う。
2017年8月18日には、合奏編成にて初のワンマンライヴとなる「合奏わんまん」を代官山 晴れたら空に豆まいてにて行い、チケットは完売。同日より合奏編成で録音した会場限定盤「なつのべ live recording H29.07.02」を販売開始する。
2018年1月17日、合奏編成による初のスタジオ作EP「ざわめき」をリリースする。
2018年2月より半年かけて、全国23箇所で弾き語り投げ銭ツアーを敢行し話題を集め、FUJI ROCK FESTIVAL 2018、RISING SUN ROCK FESTIVAL 2018 in EZO、New Acoustic Campなど夏フェスにも多数出演することが決定する。そして、10月3日に最新作『平成』をリリースする。
独特の歌唱法にして、ブルーズ、民族音楽、ジャズなどにも通じたセンスを持ち合わせながら、それをポップスとして昇華した稀有なシンガー。
![平成](https://images-na.ssl-images-amazon.com/images/I/61T2sxkkSJL._SL80_.jpg)
「平成」
定価:2,500円
■LIVE
「『平成』Instore Live」
10/25(木)20:00~ TOWER RECORDS 梅田NU茶屋町店(6Fイベントスペース)
10/27(土)15:00~ TOWER RECORDS 名古屋パルコ店
11/2(金)21:00~ TOWER RECORDS 新宿店(7Fイベントスペース)
11/2(金)21:00~ TOWER RECORDS 新宿店(7Fイベントスペース)
11/2(金)21:00~ TOWER RECORDS 新宿店(7Fイベントスペース)
11/4(日)18:00~ TOWER RECORDS 広島店
11/16(金)19:00~ TOWER RECORDS 仙台パルコ店
「『平成』Release Tour」
名古屋公演
11/22(木) 名古屋Live & Lounge Vio
大阪公演
11/24(土) 心斎橋CONPASS
東京公演
12/2(日) SHIBUYA WWW
※その他、詳しい日程・情報はオフィシャルページをご確認ください。
「折坂悠太 うえぶ」
http://orisakayuta.jp/
LIVEレポート
![ライブの様子](/live/upload/picture/1103_500x372.jpg)
10月に入りましたね。
もう今年も3ヶ月を切りました。
秋の空気に変わったな~と思っていたら
夏のような日差しが戻って来たり、台風が直撃したり、、、
天気はせわしなくて、お洋服選びも難しい一週間でした。
3連休初日、
やっとホッと一息つけたわ~、という方も多かったかもしれないですね。
そんな日はゆったりじっくり、
ライブ を味わいましょう~。
今週ライブ パーティーを開いてくださったのは
折坂悠太さんです。
独特の歌唱法と、いろんなジャンルがミックスされた音楽。
新しいものに出会った時の感動に心が満たされました。
ピアノにドラム、ギター、ベース、パーカッション、クラリネット、、、
スタジオには様々な楽器がずらり。
一曲目は「坂道」を披露。
折坂さんの懐かしくて少し切ない歌声が響くと
楽器のサウンドが一気に折坂さんの歌声に吸い寄せられていく。
地声からファルセット変わる繊細さ。
熱唱していないのに、魂を感じる折坂さんの不思議な歌声。
マラカスのリズムに乗って、テンポアップすると
そのまま「逢引」へ。
折坂さんが言葉にならない声で歌う。
マイクをとって体をゆらゆらと揺らしながら
今体の中に湧き上がってくる言葉をそのまま伝えるように歌う。
曲が終わり静まったスタジオの中、
折坂さんの歌声から「平成」へ。
サウンドが折坂さんの歌声の後を一歩一歩ついてくるように。
目を瞑って歌った後に、
スタジオをゆっくり見渡すように歌う折坂さん。
何かが宿っているような雰囲気。
折坂さんが右手を下ろすと、全てのサウンドが一つになって重なり合う。
最後は右手を上げて、鈴をゆっくりと引き上げさせます。
拍手に包まれました。
![ライブの様子](/live/upload/picture/1104_822x1000.jpg)
ライブ パート2は
懐かしさと日本の穏やかさを感じる「あさま」から。
折坂さんの独特な歌い方に引き込まれていきます。
民謡のような歌い方で声の波が大きく小さく揺れていく。
そして「道」では
番組名を入れて
「KIRIN BEER Good Luck LIVEの皆さん」と
アレンジしながら歌ってくださいました。
両手を上げて振りながら、踊るように歌う折坂さん。
ライブ パート3は
抑揚をつけながら「さびしさ」を披露。
つかめないけれど引き込まれていく不思議な魅力。
独特な歌声も、表情も目線も、言葉にならない声も、
そこに全て折坂さんの思いが詰まっている気がして
一言じゃ表現できない感動がステージにから伝わって来ました。
ギターが軽やかに響いて「旋毛からつま先」、
髪をふわっとかき上げながら歌う折坂さん。
そのままの手拍子で
カバー曲の「風になりたい」、
ラスト「芍薬」。
懐かしさも、新しさもあって、
不思議だけど、心地よい。
そんな折坂さんにしか表現できない世界観を堪能しました。
素晴らしいオンリーワンのライブをぜひradikoでお聴きください。
![ライブの様子](/live/upload/picture/1107_822x500.jpg)
Set List
- 1.坂道
- 2.逢引
- 3.平成
- 4.あさま
- 5.道
- 6.さびしさ
- 7.旋毛からつま先
- 8.風になりたい
- 9.芍薬