KIRIN BEER "Good Luck" LIVE

５月最後の土曜日。
全国ツアーの合間に来てくださったのは
The BONEZの皆さんです。

リハーサル中から、メンバー同士で顔を見合わせながら
サウンド１つ１つを確認していく姿。
時折笑い合いながら、とても雰囲気の良さが伝わって来ました。

《ライブで「１」になること、「１つになること」を大切にしている、
そしてその瞬間は数秒しかない。それは奇跡のようなこと。》とお話されていたJESSEさん。

ライブが始まって、、、

これが究極の一体感なんだ、、、と

ものすごい光景をスタジオの後ろから見ることができました。


ライブは
ニューアルバムの一曲目「Until you wake up」でスタート。
JESSEさんが目を瞑ってゆっくりと歌い始め、
テンポが変わった瞬間、
待ってました！と言わんばかりにお客さんが一斉に立ち上がる。

そしてジャンプ！
「JESSE---!!」と早くも大歓声に包まれるスタジオ。
そんなお客さんのテンションを見てメンバー全員が笑って演奏。

スタジオはライブハウスに変わり、
お客さんはタオルを掲げながら熱唱。

２曲目の「Bird～people with wings～」は
どこかスピリチュアルで、光が降り注いでくるような美しさを感じるサウンドで
壮大な空気を感じる中、
JESSEさんの歌声が吸い込まれそうなほどにまっすぐ響く。

後半からは「歌えるか？お前らの声を電波にのっけるぞ！」と
コール＆レスポンス。
そのまま大合唱に包まれる。
JESSEさんがお客さん全員を引っ張っていくように
スタジオの中心に渦が巻き起こるようなそんな勢いを感じました。


ライブパート２は
「Louder」から。
ギターを置いたJESSEさんは、スタジオを自由に動き回る。
お客さんに手拍子を求めて、熱唱。
お客さんが両手を上げて踊りながら歌う。
JESSEさんは地面に着きそうなほど頭をブンブン振って歌う。

「SUNTOWN」では
JESSEさんがお客さんの席に立って歌う場面も。
エネルギッシュで圧倒されました。
アドレナリンは全開だけれど、時折ふっと温かい歌声に変わるJESSEさん。
その変化がまたカッコいい。

とにかくお客さんとの境界線なんてどこにもない。
シャープに刺さるサウンドで「kings work」。
「一瞬の喜びのために、楽しみのために全力で働こうぜ」
顔を真っ赤にして熱唱するJESSEさんから
まっすぐメッセージが届く。
皆さんのサウンドと熱気。
今、生きてるなーと実感できるライブ。

そのまま超高速なサウンドをつくり出して「Place of Fire」へ。
体に駆け抜けていくような気持ちよさ。

そして
SAXさんのドラムが気持ち良い「thread&Needle」。
スタンドマイクをお客さんの方に向けて微笑むJESSEさん。
お客さん一人一人が歌って熱がぐんぐん上がっていく。

ラストは「See you again」
メンバーの皆さん、お客さん、スタジオにいる全ての人たちが
全てを出し切ったラスト。
気持ちを全部持って行かれました。


ライブが始まった瞬間、お客さんが別人のように変わる。
それぞれが自分を解放していく。
ライブ中のお客さんの最高の笑顔と歌声に、
The BONEZのライブの力を感じました。

これからまだまだ続く全国ツアー。
ファイナルはZeep Tokyoです。
この一体感をぜひ体感してください。

最高の時間をありがとうございました。