LIVE REPORT
| 放送日時: | 2017年12月30日[土] |
|---|---|
| ゲスト: | 鍵盤男子 |
Information
新しい時代の到来を告げる“作曲家とピアニスト”のふたりが新感覚ピアノデュオ『鍵盤男子』を結成。超絶技巧を駆使した高速連弾や観客と一体となるコンサートが人気を呼び、今、クラシックホールを中心に女性層から圧倒的な支持を得ている。
2014年、アルバム「Bon Voyage」をリリースし、初めての全国ツアーを行う。現在は「ピアニズム」という新しいコンセプトを提唱し内外の著名人からの賞賛の声も多く、ストラヴィンスキーの「春の祭典」のパフォーマンスはフランスを代表するピアニスト、フィリップ・ジュジアーノ氏に激賞された。大井健のソロ活動と中村匡宏の1年間の留学期間を経て、2015年12月に「TOKYOピアニズム宣言」を発表、再始動。 Eテレ「ムジカ・ピッコリーノ」、テレビ朝日「関ジャニ∞の仕分け」、ファッション雑誌「リンネル」、音楽雑誌「月刊ピアノ」「The Pianoman 1,2,3 -鍵盤紳士たちの音-」などメディア・雑誌等にも多数出演している。
・YouTubeチャンネル
https://www.youtube.com/channel/UCp5uQ-p5Rj2uqSMC7KZG4kw
・ツイッター
https://twitter.com/KenbanDanshi
https://www.facebook.com/kenbandanshi
・インスタグラムアカウント
kenban_danshi
アルバム『The future of piano』
\2,800+税
■LIVE
「鍵盤男子コンサートツアー2018 The future of piano」
1月14日（日）IWAKUNI
周東パストラルホール（岩国市周東文化会館）
2月27日（火）TOKYO
銀座 YAMAHA ホール
3月16日（金）OSAKA
umeda TRAD
3月18日（日）OHDA
大田市民会館 大ホール
3月21日（水・祝日）NAGASAKI
ANAクラウンプラザホテル長崎グラバーヒル １Fグラバーホール
3月31日（土）HIROSHIMA
リーガロイヤルホテル広島 ４Fクリスタルホール
4月13日（金）KAGOSHIMA
かごしま県民交流センター（県民ホール）
4月15日（日）FUKUOKA
FFGホール（旧福岡銀行本店大ホール）
4月20日（金）SAPPORO
札幌コンサートホール Kitara 小ホール
4月30日（月・祝日）AOMORI
リンクモア平安閣市民ホール（青森市民ホール）
3月2日（金）NAGOYA
名古屋市青少年文化センター アートピアホール
5月3日（木・祝日）SENDAI
戦災復興記念館 記念ホール
※その他、詳しい日程・情報はオフィシャルページをご確認ください。
「鍵盤男子 | KENBAN DANSHI Official website」
https://www.kenbandanshi.com/
LIVEレポート
年の瀬のこの日、
この一年を彩るような
華やかで迫力のあるライブを届けてくださったのは鍵盤男子のお二人。
お二人の圧巻のパフォーマンス、
アクロバティックなピアノ演奏、
全てが驚きの連続でした。
お二人の手から生み出される全てが
全く新しい。心踊る1時間でした。
ライブパート1は
『ラブソディーインブルー』
大井さんは座って、中村さんは立った状態でスタンバイ。
弾き始めると手をクロスさせたり、人差し指と中指だけで鍵盤をたたくように弾いたり、、、
ピアノってこんな風に弾けるんだ！ワクワクしました。
代わる代わる手をクラップしながら
弾いて、
手拍子の中、『bolero』へ。
ここからパーカッションが加わり、世界観がぐっと変わりました。
中村さんも盛り上がりとともに、片足を上げながら踊るようにピアノを。
『pomp and circumstance』
お客さんの方を見ながらニコッと笑った中村さん。お二人の手がぶつかることなく、鍵盤の上を動いているのが信じられないくらい、速い。
鍵盤の上で瞬間移動しているようです。、空中で何かムクムクと出来上がっていくような創造性あるお二人の演奏。
ライブパート2は
『The future of piano』
ピアノってこんな音が出るんだ、、、
近未来を想像させるワクワクするようなピアノ演奏。希望にも似た明るい音に、パーカッションとシンセの音が絡み合う。
『don't look back in anger』
手が高速でクロスして離れて、またくっついて、、、2人の手はどうなってるのだろう？とお客さんも身を乗り出して眺めていました。
音の表情も変わっていき、躍動感からしっとりと。美しい変化。
『viva la vida』
中村さんがパーカッションの寺田さんと笑い合って演奏。軽やかでキラキラした音色が続いていました。
ライブパート3
お二人の音は楽しくて、そして明るい音ばかり。
気持ちがふっと晴れやかになります。
『pink elephant』では未来がどんどんひらけていくような、お二人の音が体と心を前へ動かしてくれる、そんな時間。
そのまま疾走感溢れる
『spiral switch』
鋭い音がスタジオに広がっていきました。中村さんは立ち上がり片足を上げて弾く。
入れ替わり立ち代わりで弾き続けていく圧巻のパフォーマンス。お二人の手の動きが速すぎてついていけないほど。
最後は端から端までたたくように弾くお二人。
ラストは『剣の舞』で超絶テクニックを披露。全ての鍵盤を使って、流れるようなお二人の指先。
歓声と拍手の中お二人は大きく手を上げて
フィニッシュ。
鍵盤の上で瞬間移動しているかのような速さ。
アクロバティックで美しい演奏に
こんな風にピアノって弾くことができるんだ、、、と感動しました。
素敵なライブを一年の終わりに。
そして
今年一年もお聴きくださった全国の皆様
本当にありがとうございました。
また来年もいい音楽と笑顔に一緒に乾杯しましょう。
年明けは１月６日生放送です。
Set List
- 1.ラプソディーインブルー ～ ジ・エンターテイナー（メドレー）
- 2.bolero
- 3.pomp and circumstance
- 4.The future of piano
- 5.don't look back in anger
- 6.viva la vida
- 7.pink elephant
- 8.spiral switch
- 9.剣の舞
