KIRIN BEER "Good Luck" LIVE

１２月２５日、クリスマス。
１年に１度しかないスペシャルな日にお招きしたのは、島谷ひとみさん。
クリスマスver.の選曲で、音色にもこだわったライブを届けてくれました。
そしてファッションもクリスマスの雰囲気たっぷり！
ふんわりとしたシースルーのワンピースドレスに、シルバーのスパンコールミュール。
アクセサリーもシルバーで統一していて、雪の結晶のようでした。

オープニングでは、
「夜になると、親戚のおじさんがお菓子の入った赤い長靴を持って玄関からではなく、
　リビングから入ってくるんです。愛犬の柴犬を連れて。
しかもその長靴の中にはこっそり1000円しのばせてくれるんですよ。」
という幼い頃のクリスマスエピソードもチラリ。
スタジオイリスは和やかなムードに包まれ、ゆったりとライブはスタートしていきました。

今回は、スレイベルやタンバリンを加えながらクリスマスの演出もプラス。
アレンジした曲の数々は、どこか暖炉のような暖かさも感じられ、
椅子に腰掛けた島谷さんの柔らかい表情も印象的でした。

ライブ後伺った
「なるべく１人１人の顔を見ながら歌うことを大切にしています。」
という言葉通り、オーディエンスの顔を確かめるように、
そしてラジオのリスナーをイメージしながら放たれる歌声は、本当に伸びやか。
歌詞やメロディーの世界をぐっと自分に引き寄せ入り込む島谷さん。
それはまるで、曲という物語の中で起こる全ての感情を繊細に表現するように、
楽曲に対する雰囲気は１曲１曲違うものでした。

気になるセットリストは、
「亜麻色の髪の乙女」「やさしいキスの見つけ方」「市場にいこう」と続き、
ライブの中盤ではクリスマスカラーに彩られた「silent night」「perl & snow」
後半では、島谷ひとみさん自身も大好きだと言う古内東子さんが
書き下ろしたバラード曲「簡単に言えたなら」を
「とってもとっても切ない曲です。」と紹介し、披露。
これまでライブでは歌ってきたものの、ずっと温めてきたというこの曲は、
ついに来年２月１６日にリリースされるそうです！

またMCの中では、２０１０年を振り返る場面も。
「今年は３０歳になったことと、EDGE STYLE LIVEを始めたことが大きかったです。」
というように、今年からスタートさせた女性限定ライブは、島谷さんにとって感慨深いものだったよう。
女性による女性のためのライブは、様々なコラボレーションから生まれる素敵な空間。
既に来年の日程も決定しているそうで、その意気込みを楽屋にてお伺いしました。（http://naoco.me/）

更に今年はギターも始め、楽器の楽しさをまた１つ感じることが出来たという島谷さん。
海外にも出向き刺激を受けたり、国内でも公共の乗り物をなるべく使ってたくさんまわったそうです。

「いろんなことに冒険して、新しいものを探しに行こう！」と決めた２０１０年。
２０１１年もその冒険はまだまだ続きそうですね。
楽しみにしています！

島谷ひとみさん、クリスマスver.スペシャルライブを本当にありがとうございました！