KIRIN BEER "Good Luck" LIVE

梅雨の晴れ間となった東京。
気温が３０度を超えるところもあり、全国的にも暑くなりました。
そんな暑さを忘れさせてくれるとても爽やかな方。

森大輔さん。
森さんの透き通る声。爽やかでくしゃっと笑う笑顔。
最高にhappyな空間を作ってくださいました。


ライブパート１


『「エリーゼのために」変奏曲〜』

軽やかな森さんのピアノ演奏。流れるようなキレイな音から
パーカッションが加わり、ベースとキーボードが加わる。どんどん曲の表情が変わる。
ジャズのようなリズムになって体が動きだす。
「これから何が起きるんだろう」とワクワクするオープニングでした。


『雨にうたえば』

「エリーゼのために」からつながり、森さんの歌声がここで。
真っすぐにスパーンと抜けるような、雲が切れて太陽の日が差し込むような、
明るくて輝く森さんの歌声に、お客さんも口に手を当てて感動していました。
喜びをくれる森さんの歌声の魅力を改めて感じました。
「雨にうたえば〜〜」と果てしなく伸びる声に、これからの梅雨もこの曲と一緒に楽しく乗り越えられそう。


『はだしのシンデレラ』

お客さんも体を揺らして歌ってたこの曲。
パーカッションもベース、キーボードの演奏もリズミカルで本当にドラマティック。
そしてキーボードのルースさんのコーラスも絶妙で、かっこいい。
バンドのみなさんも顔を見合わせながら笑顔で演奏していました。

ライブパート２


『ごめんねと言って』

ピアノを中心としたバラード。ライブパート１では森さんは透明感ある爽やかな声でしたが
ここからはしっとりと大人のつやのある歌声に変わりました。
盛り上がっていたスタジオのみなさんも静かに森さんの歌声に聞き入っていました。
そしてベースがコントラバスに変わり、重厚感のある音が世界観をぐっと変えていました。
切なさが重すぎない優しい世界を堪能しました。


『close to you』

この曲もしっとりとしたバラード。ずっと目を閉じて歌う森さんが印象的でした。
裏声の響き、つやがとても綺麗。
そしてバンドのみなさんの表情もぐっと変わりました。
音を感じながら森さんの１つ１つの言葉を感じながら優しい眼差しで演奏していました。


ライブパート３


『枯葉』

カバー曲。ピアノとパーカッションがR＆Bのような雰囲気で。
この日だけのアレンジということでてもプレミアムな、心地いい時間でした。
そして何よりサビの部分の森さんとルースさんのハーモニーが最高でした。
森さんのまっすぐ伸びる声に、ルースさんの少しハスキーで優しい声が重なる。
ルースさんが森さんをしっかり見ながら呼吸を合わせるように歌っていました。


『go your way go my way 』

曲が変わるごとに森さんの声もどんどん変わっていきます。
少し鼻にかかった甘い声とビブラート。
「振り返らずに歩いてほしい」という切ないフレーズが染みました。
絞り出すように目をつむって歌う表情も、微笑むような表情も、その歌詞に合わせて
自然に変わっていきました。


『Rain』

最後は森さんの弾き語りで。
なめらかに始まったピアノの音色がサビに向かってどんどん強くなっていく。
それに合わせて森さんの歌声の厚み、強さ、優しさが溢れ出していくように
ドラマチックに変わっていきました。
森さんの色んな歌声に出会えたこの時間。
お客さんの方を少し見ながら歌って最後はポロンとキレイなピアノで終わりました。


MCの時やCM中にくしゃっと笑う森さんの表情と、曲ごとに変わる森さんの歌声。
そしてバンドのみなさんとの呼吸がぴったりでどんどん引き込まれていきました。
森さんのクリスタルな声を聞くと、自分の心の中の重たい部分、悩みも流してくれます。
心が爽やかに軽くなった時間。


本当にありがとうございました！