LIVE REPORT
放送日時: | 2014年12月6日[土] |
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ゲスト: | JUJU |
Information
さまざまなジャンルの音楽に触れ、独自の音楽性を築く。
'04年、シングル「光の中へ」でメジャーデビュー。
今年3月、約3年ぶりのオリジナルアルバム『DOOR』を発表、9月には、デビュー10周年第1弾シングル「ラストシーン」、そして12月5日にカバーアルバム『Request?』をリリース。
'15年初夏には、10周年のアニバーサリーイヤーを締めくくる全国アリーナツアーの開催が決定している。
ニューアルバム『Request II』
¥2,800円(税込)
■LIVE
『JUJU アリーナツアー2015 —ジュジュ苑 10th Anniversary Specialー』
2015年7月4日(土)国立代々木競技場第一体育館【16:00開場 / 17:00開演】
2015年7月5日(日)国立代々木競技場第一体育館【15:00開場 / 16:00開演】
※その他、詳しい情報はオフィシャルページをご確認ください。
「JUJU OFFICIAL WEBSITE」
http://www.jujunyc.net/
LIVEレポート
「特別な日に、特別な空間で、特別なヒトトキを過ごす。」
今回のKIRIN BEER“Good Luck LIVEは、
そんな「特別」が詰まったプレミアムな1時間。
お迎えしたのは、今年デビュー10周年を迎えられたJUJUさんです。
おめでとうございます!
「JUJUさんの10周年」というのは、まさにスペシャル!
そのことにちなみまして、10にまつわるアニバーサリーな
エピソードを持つ10組20名のお客様を番組にご招待しました。
2010年10月10日に入籍されたというご夫妻だったり、
親友と知り合ってちょうど10年という女性お2人などなど。。。
さらに、セカンド・カバーアルバム「Request?」リリース記念
アニバーサリーライブ!ということで、
いつものスタジオイリスではなく、
TOKYO FM11階にある会員制のレストランJETSTREAMにて
ライブパーティを開いて頂きました。
一面ガラス張りで、見事な眺望。
これから夕暮れを迎える東京の空と丸の内のビル群。
そして、ステージにはX'masのデコレーションに
街路樹のイルミネーションをイメージしたような木々が。
真っ白なグランドピアノのお隣りに、
ブラックのキラキラ輝くワンピースとヘッドドレスをまとったJUJUさん。
思わずため息が出るほどの美しさでした。
ギター:石成正人さん
ピアノ:草間信一さん
期待が高まるお二人とのアコースティックセットで。
ライブ・パート1。
透明感いっぱいの空気にキリリと冷たさを感じるピアノの音色。
そこに、薄くて繊細なガラスのようなJUJUさんの歌声。
スタートはオリジナル曲から、“ラストシーン”
JUJUさんの歌声が持つ女性らしさ、繊細さ、切なさに
キューっと胸が締めつけられるような心地がします。
その歌声を生で聴くとより一層。
扱い方を間違えるとすぐにパリンと割れてしまいそうなのだけど、
神秘的な美しさがあって、惹きつけてやまない魅力的な声。
続いてはファンの皆さんのリクエストで構成されたカバーアルバム
「Request?」からたっぷりと。
『今でも輝き続ける名曲』のカバーを。
“Swallowtail Butterfly ~あいのうた~”
96年のYEN TOWN BAND。
JUJUさんの声とこの曲の相性は抜群。
まさに黄色いアゲハチョウの羽のように美しくて、デリケートな声。
コトバを大事に、全身で歌う姿と、その後ろで空が薄紅色へと染まっていく様、
ピアノとギターのシンプルながらもふくよかな音色が折り重なって、
なんともドラマティックで、印象的でした。
続けて中島みゆきさんのカバー“糸”。
それまでとはまたがらりと温度感が変わり、
あたたかい空気が広がる。
織り成し、包み込む布が上質なものであることを感じるJUJUさんのたおやかさ。
じんわりとくるものを感じました。
ライブ・パート2。
ここでは、「ままならない想いの曲」を2曲。
古内東子さんの“誰より好きなのに”
琴線に触れるその声は、まるで自身のことを歌っているかのように
情感たっぷりで、女心が溢れてくる。
厚い雲が広がって、心に冷たい雨が降るような気持ちに。
自然と涙がこみ上げてきました。
竹内まりやさんの“シングル・アゲイン”
この曲も「ままならない」の代表とも言えますよね。
ピアノがキーボードに変わり、最初はしっとりと、
そしてだんだん声にも、ギターにも、ピアノにも力がこもり、
最後のギターソロに想いが昇華されていくよう。
JUJUさんは、なんて“ままならない想い”が似合う歌声なんでしょう。
その曲の想いにどっぷりと浸かって、芯の奥の方から表現されるカバー。
最高でした。
ライブ・パート3。
このステージの雰囲気に合わせて、JUJUさんがずっと大好きだというX'mas Songを。
“The Christmas Song”
これまでと同じ場所にいるのに、急にNewYorkのJazzクラブに来た心地に。
うっとりするようなJUJUさんの優しくて、甘くて、あたたかい声。
石成さんのギターが冬の夜空に瞬く星のようで、
草間さんのキーボードに、ツリーや暖炉の灯りが浮かんでくる。
最後は、たくさんのアニバーサリーと、
JUJUさんの松任谷由実さんへの愛を込めて・・・
“ANNIVERSARY”
心が透き通る想い。
今日、JETSTREAMにいて、JUJUさんの歌声を目の前で感じられる喜び。
日常の場所にいて、ラジオから流れるJUJUさんの歌声を感じられる喜び。
どんな場所にいても、今日この日が記念日と感じられるほど尊いライブ。
JUJUさんの後ろでは、はじまったばかりの夜に、
なんともパーフェクトな満月が姿を現して。
宇宙もお祝いしてくれているような格別のライブパーティ。
GoodLuckに溢れていました。
番組後には、アニバーサリーなエピソードを持つファンの皆さん全員に
JUJUさんからサプライズプレゼントまで!
一生忘れられない記念日になったと思います。
JUJUさん、10周年本当におめでとうございます。
そして、一際麗しいライブをありがとうございました!
Set List
- 1.ラストシーン
- 2.Swallowtail Butterfly ~あいのうた~
- 3.糸
- 4.誰より好きなのに
- 5.シングル・アゲイン
- 6.The Christmas Song
- 7.ANNIVERSARY