LIVE REPORT

放送日時:2014年11月1日[土]
ゲスト:JiLL-Decoy association

Information

JiLL-Decoy association
(ジルデコイ・アソシエーション/通称:ジルデコ)

2002年結成。chihiRo(Vo) kubota(G) towada(Ds)の三人が生み出す、ジャズ/ポップス/ロックをミックスしたオリジナリティあふれる楽曲は高い演奏力によりライブ毎に進化していき、さらに、等身大の愛に満ちあふれた歌が多くのファンを増やしている。
四枚のオリジナルアルバムの間にiTunes Storeで配信した作品はジャズチャートで何度も1位を獲得。また、ジルデコ結成10周年であった2012年は記念アルバムをなんと三作リリースし、その内の一枚『Lovely』は全国CDショップ大賞にノミネートされた。
さらにはライブバンドとして活動の場を全国に広げる中、ビルボードライブ東京での結成10周年記念スペシャルライブは二回まわし全席完売、そして、国内最大ジャズフェス「東京ジャズ2012」へ出演しチケットも完売という勢い。
そして、2013年9月に発売した5枚目のオリジナル・フルアルバム『ジルデコ5』は「第55回日本レコード大賞」の<優秀アルバム賞>を受賞し、ますます大きな注目が集まる中、6枚目のオリジナル・フルアルバム『ジルデコ6 ~Just a Hunch~』が10月22日に発売される。

ニューアルバム『ジルデコ6~Just a Hunch~』
ニューアルバム『ジルデコ6~Just a Hunch~』
¥3,672円(税込)

■LIVE
『ジルデコ・ラウンジ 2014 in 東京 ~Christmas 2 Days~』
2014年12月13日(土)東京 JZ Brat Sound of Tokyo【1部 17:00開場 / 18:00開演】【2部 20:00開場 / 21:00開演】
2014年12月14日(日)東京 JZ Brat Sound of Tokyo【1部 16:00開場 / 17:00開演】【2部 19:00開場 / 20:00開演】

※その他、詳しい情報はオフィシャルページをご確認ください。

「JiLL-Decoy association OFFICIAL WEBSITE」

http://www.jilldecoy.com/

JiLL-Decoy association 写真

LIVEレポート

11月1日。
全国的に雨模様となった三連休の、そして、11月のスタート。
予定が変わってお家で過ごすことになった方にとっても、
GOOD LUCKを感じさせてくれるようなライブを届けて下さったのは、
JiLL-Decoy association、ジルデコの皆さんです。

3ピースジャズユニット、ジルデコ。
ブラックのベアトップに、ブラック&ホワイトのストライプパンツという
大人セクシーなスタイルで登場したボーカルchihiRoさん。
今日は、ヘッドホンをしているので通常のハット姿ではなく、
レアバージョンという(笑)アコースティックギターのkubotaさん。
いつも落ち着いたダンディーな雰囲気を醸し出しているドラムス、
今回はカホンのtowadaさん。
去年、レコード大賞優秀アルバム賞を受賞した実力派。

ライブ前、chihiRoさんから
「気持ちが晴れるようなライブを届けたい。」と
テンションが上がる言葉が♪
ライブ・パート1。
なめらかなギターのイントロから。
chihiRoさんが一言“GARDEN”と曲紹介。
そのシンプルさが既に魅力。
その後もそうだったのですが、イントロが始ってからスッと一言で
タイトルをいう曲紹介のスタイルが何だかとても好きです。

カホンが心地よく加わって、
chihiRoさんの上質な歌声が広がります。
このライブが届いている日本中に、
まるで春の鮮やかな花が咲きそうなイメージ。

この声、このギター、このカホン。
ジルデコにしか出せないハーモニーがたまりません。

kubotaさんのギターが気持ち良く跳ねて、
towadaさんのカホンは、この箱1つで
こんなに豊かな表現が出来るのかと圧倒!

ライブのはじまりの緊張感を解きほぐしてくれる
美しいGARDENでした。

続いては、ジュリア・フォーダムのカバー
“Happy Ever After”

艶っぽくて、キュートで、見惚れて、聴き惚れる。
低音も、高音もどちらも本当に素晴らしくて。
シルクのヴェールをまとったような、
まさにずっと幸せを感じる歌声。

その歌声をさらにググッと盛り上げるギターとカホン。
その巧みな技に心奪われます。

“Freedom Express”
イントロで「うぉー!」と喜ぶ声が。
ファンの皆さん、手拍子で参加。
ニューアルバム「ジルデコ6~Just a Hunch~」の一曲目。
アルバムではMonday満ちるさんとコラボ。

曲の魅力はもちろん、
今の社会を生きることに対してのメッセージを感じます。

CM中、「もうなんか素敵です!」と感極まってジルデコに伝えたファンの方に
Goodのサインで応えるchihiRoさん。
ふと会場を見回してみると、男女も半々ぐらいで年代も幅広い。
広く多くの人達に愛されていらっしゃるジルデコの皆さん。


ライブ・パート2。
続いてもニューアルバムの中から
“ジオメトリックな恋人”
「どうしよっか。こうかな~。」と手拍子のリズムを教えてくれるchihiRoさん。
この瞬間のライブを一緒に作っている感じが嬉しい。

作詞のchihiRoさん、towadaさんの言葉のセンスに惹かれます。

後半「LaLaLa~♪」を会場皆で一緒に歌って、益々参加度がアップ!
演奏の後、「皆うまいね~素晴らしい!」とchihiRoさんからお褒めの言葉が。

「言葉にしなくても分かってしまう相手の気持ちとかってありません?
あとなんかこう、あぁ、今、この言葉なんて言ったら伝わるんだろう。
と思うんだけど、言葉にしないほうがイイようなとき。
言葉じゃなくても、人の表情とか触った感じとかから伝わってくる
そういう愛しいものを歌った曲を」と。
“伝わっちゃう”

こういうことに気持ちがいって、歌にする感性にクラッ。
愛しいものとはまさに、こんな曲のことを言うんでしょうね。

声が立つ、ギターとカホンの絶妙なバランス。
音と音の間にある、見えない「間」の呼吸が
さらに何かを伝えてくれているよう。
ライブ・パート3。
ニューアルバムから。
「この曲を書こうと思ったのが、
皆さんのことを想った曲を、そろそろ書いてもいいんじゃないかと思って。
ライブでこうやって顔を合わせていると皆さんめちゃめちゃ良い顔をしていますから。
それが私達にとってもエネルギーになって音楽が出来るんですけど。
でも皆、毎日凄くHAPPYなばかりじゃないじゃないですか。
そういう人達も、ここに集まってひとつの音楽を知らない人同士が共有して、
笑顔になっていくって、素晴らしいことじゃないかなと思って。
そういう時間を凄く大事にしたいし、今、超スペシャルな時間になって帰って頂けたら嬉しいし。
そんなことを想うと、皆さんのことが愛しくてたまらなくなって書いた曲です・・・」

と、無垢な笑顔でお話しされるchihiRoさんのことが愛しくてたまらなくなります。
こんな風に、ファンの皆さんのコトを大事に思っているということを
素直に表現できるところ、またそこから、とても素敵な曲を生み出すところが
ジルデコの最高なところ!

“光の子どもたち”

幸せオーラが降り注ぐ眩しさ。
スカのリズムがとっても陽気で楽しい。

kubotaさんの抜群のギターソロに、chihiRoさんが無邪気に「もう一周!」と。
こういうのが生きた音楽だなぁと感じる瞬間☆

ラストは、“上質サボタージュ”

後半どんどん激しくなるkubotaさんのギターとカホン。
会場も一緒に歌って、盛り上がりは最高潮に!
歌い終えた瞬間、思わず立ち上がってガッツポーズなchihiRoさん。

まるで職人のようなkubotaさん、towadaさんお二人の元に
妖精のようなchihiRoさんが舞い降りてきて、
聴く者である私達をHappyへ誘うようなライブパーティ。
得も言われぬ幸福感をたっぷり感じました。

ジルデコの皆さん、感性に響くヒトトキを本当にありがとうございました!
ライブの様子

Set List

  • 1.GARDEN
  • 2.happy ever after
  • 3.Freedom Express
  • 4.ジオメトリックな恋人
  • 5.伝わっちゃう
  • 6.光の子どもたち
  • 7.上質サボタージュ
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