LIVE REPORT

放送日時:2013年8月3日[土]
ゲスト:クリス・ハート

Information

サンフランシスコ、ベイエリア出身の28歳。12歳のとき中学校で日本語を受講し日本の文化に興味を覚え、特に現地のケーブルTVでオンエアされていた日本の歌番組でJ-POPに触れ大きな影響を受ける。13歳の夏休みには筑波市にホームステイ。2週間弱の滞在だったが日本人の親切心が忘れられず、アメリカ帰国後に日本へのホームシックにかかり<日本に帰りたい>という感情が沸き起こる。その後も募る日本への想いを捨てきれず4年前に日本への移住。

2011年、YouTubeにあげていたJ-POPを歌う動画が某テレビ局のスタッフの目にとまり、2012年3月に某歌唱コンテスト番組に出演、“日本人以上に日本の心を歌える奇跡の歌声”と賞賛され見事優勝。その後も番組出演ごとにネット上で大反響を呼び、今年5月に待望のCDデビューを果たす。6月5日に発売されたJ-POPカバー・アルバム『Heart Song』が初週オリコン・アルバムランキング3位を獲得、いまもロングセラーを続けている。


NEW ALBUM『Heart Song』
NEW ALBUM『Heart Song』
¥3,059 (TAX IN)

LIVE INFO
「クリス・ハート こころのうた2013 ~Heart Song~」
10月3日の Zepp DiverCity Tokyoから全国ツアーがスタート!
詳しくはオフィシャルページをご確認ください。

「Chris Hart OFFICIAL SITE」
http://chris-hart.net/

クリス・ハート 写真

LIVEレポート

東北・北陸が梅雨明けしたという発表があり、
全国で本格的な夏となった土曜日、
今回、お迎えしたのは
アメリカ・サンフランシスコ出身のクリス・ハートさん。
日本ののどじまん番組をきっかけに今年の5月に
カバーアルバム「Heart Song」でデビューされました。
日本でデビューすることは10年前からの夢だったので、
まだまだ今は夢のようとのこと。

スタートは、Kiroroのカバー“未来へ”。
その歌声は、なんともピュア!
パーフェクトな日本語と共に、歌も完璧!
日本語が母国語なのではと思ってしまうほど、
一点の曇りもなくクリアで、歌詞がメロディにのって
真っ直ぐ素直に届いてきました。
一曲目から、集まったファンの皆さんの中には
込み上げてくるものを我慢できず、涙が止まらない方々が。

心の琴線に触れる歌声。

続けてJULEPSの“旅立つ日”
歌い始めの高いキーの美しさ!
歌詞を一言、一言とてもとても丁寧に、
そっと抱きしめるように歌うクリス・ハートさん。

ライブ・パート2の冒頭、
クリス・ハートさんの日本との出逢いについて聴かせて下さいました。
茨城県に初めて2週間ステイして、日本に恋に落ちたような気持ちになり、
アメリカに戻ったとき「日本に行きたい」ではなく「帰りたい」と思ったのだとか。

大好きな音楽をきっかけに、J-POP、ロック、ラップなどなど
日本の音楽のCDをとにかく買って、
その歌、歌詞カードから、発音、言葉、漢字を一生懸命勉強したそうです。
その中でも特別な想いのこもった曲が、
平井堅さんの“瞳をとじて”とスピッツの“楓”。
心に響くってこういうことだと感じる
真っ直ぐな心から生み出される歌声。
日本の歌を好きになってくれたことに感謝です。

ライブ・パート3では、小田和正さんの曲をスペシャルメドレーで。
12歳の頃に日本にホームステイした後、
アメリカで、ある日本のCMを見たとき、
そこで流れた曲に涙が溢れて日本に帰りたいと思ったクリスさん。
それが、小田和正さんの曲。
そして、のどじまんの番組で優勝したときに歌ったのが
小田和正さんの「たしかなこと」。
スペシャルメドレーは、
“言葉にできない”“さよなら”“たしかなこと”と珠玉のセレクトで。
そして最後は、木山裕策さんのカバー“home”。
どこまでも、響き続けるライブ。
セレクトされる曲がどれも本当に素晴らしくて、
生まれたときからずっと日本語の中で暮らしている私達に、
日本語の持つ、言葉の美しさやあたたかさ、素晴らしさを
じっくり教えて下さいました。

番組が終わった後には
出口でお客さん一人一人と握手をし、お見送りを。
なんて温かい方なんでしょう!

努力の先に叶う夢があることを教えて下ったクリス・ハートさん。
これからきっとご自身が想像していた夢以上の出来事が待っているのでしょうね。
そして今後、どんな曲を歌われるのかとても楽しみです。
クリス・ハートさん、ありがとうございました!
ライブの様子

Set List

  • 1.未来へ
  • 2.旅立つ日
  • 3.瞳をとじて
  • 4.楓
  • 5.言葉にできない
  • 6.さよなら
  • 7.たしかなこと
  • 8.home
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