LIVE REPORT

放送日時:2013年6月22日[土]
ゲスト:ジャンク フジヤマ

Information

大学時代、バンド「ハヤオキ×」を結成、路上ライヴを皮切りにライブハウスでの活動を行う。バンド解散後、ソロ活動を開始。
2009年4月ミニ・アルバム、「A color」リリースし、シティ・ポップのホープとして注目を集める。アルバムを聴いたスーパー・ドラマー、村上“ポンタ”秀一がその歌声に惚れ込み、ジャンクをサポートすべく、スペシャル・バンドを結成。
2011年4月にフル・アルバム「ジャンクウェイヴ」をリリースし、初の東名阪ツアーでも圧倒的な歌唱力と存在感で観客を魅了した。
そして、2012年6月にリリースされたメジャーデビューシングル「あの空の向こうがわへ」は、東芝TVCM曲(東芝製スカイツリーエレベーター)に起用され話題に。さらに、全国のラジオ40局にてヘビーローテーション等を獲得。9月には両A面シングル「PROUD/EGAO」をリリースし、2013年1月には3rdシングル「シェダル」をリリース。ワンマンツアーをはじめ、数々のライブを精力的に行う。
そして3月、メジャー・ファースト・アルバム「JUNK SCAPE」をリリース。
今、その一挙一動を見逃せないアーティストである。

NEW SINGLE『To The Sky/栞』
NEW SINGLE『To The Sky/栞』
VICL-36781
¥ 1,200 (TAX IN)

「JUNK FUJIYAMAのオフィシャル・ウェブサイト」
http://junkfujiyama.com/

ジャンク フジヤマ 写真

LIVEレポート

平日は梅雨空でしたが、半蔵門のスタジオの外は、
眩しい太陽に気持ちイイ風が吹く土曜日。
お迎えしたのは、「晴れ男」というジャンクフジヤマさん。

しかも、この日は偶然にも
富士山が世界文化遺産登録されるかどうかの決定が出される日。
富士山のように、日本のてっぺんを目指すぞということでつけられたお名前。
世界遺産に決定したら、ジャンクフジヤマさんも世界を目指していくということで、
そんな高揚感にも包まれてのライブでした。

ギター・ベース・ドラム・キーボード・サックス・コーラスに、
ジャンクフジヤマさんという豪華な編成!
フルバンドで、生放送のラジオにライブ出演するのは、初めてとのこと。
なんて貴重な☆

ライブ・パート1は、ギターを手に、“Morning Kiss”
曲紹介をしたと同時に、ファンの皆さんから「キャー!!!」と歓喜の声。
空に残っている雲が全部飛ばされていくような圧倒的なジャンクさんの歌声。
輪郭がしっかりとしたファルセットがどこまでも伸びていきます。

近藤淳也さんのサックスや天野清継さんのギターのソロパートが、
全体の温度をさらにさらに上げてくれました。

しっかりチューニングを整えた
ジャンクさんのギターからスタートした“秘密”。
突き抜けていく歌声が最上級に気持ち良くて、
パラソルが、一つひとつ花開いていく感じ。
夏が一歩ずつ近づいてきました。
柴田敏孝さんのキーボードソロがまるで吹き抜けていく風のよう。

都会の街並みも、隣りに海岸線が見えてくるようなライブ。

坂本竜太さんのカッコ良すぎるベースで始まったライブ・パート2。
「日本のファンクを」ということで“束縛”。
オトナノセカイ。
このグルーヴ感、たまりません。

メンバー紹介の後、
最新シングルの“栞”は、座ってアコギを手に。
それまでのテンションとはがらりと変わったバラードに、
じっと聴き入るファンの皆さん。
声・音・・・どこを切り取っても最高という言葉しか見つかりません。
ピアノのメロディと岸田容男さんの優しいドラムの上で、
滑らかに、そして、大事に言葉をのせていくジャンクフジヤマさん。

ライブ・パート3では、
富士山の世界遺産登録が決まるかどうかというお話から、
ジャンクフジヤマさんがかつて訪れたという世界遺産、
沖縄の中城城跡のエピソードを。
高い砦から見た美しいエメラルドグリーンの海。
どこまでも広がるそんな美しい情景を歌にした
最新シングルの“To The Sky”を。

ノリが2倍、3倍、いえ、10倍増し!
踊るジャンクさんに、スタジオの温度も亜熱帯。
そんな中、KAZCOさんのコーラスと共に涼風も。
止まらぬ鼓動、気がついたらとろけていました。

デビュー1周年を迎えたばかりのジャンクさん、
(6月20日がデビュー記念日。おめでとうございます!)
最後は、デビュー曲の“あの空の向こうがわへ”
最後の最後まで、エネルギーが富士山級のジャンクさん。
手を大きく横に振りながら、ひとつになるスタジオイリス。
どこまでも大きい表現の規模!
その音の中に包まれる喜びを誰もが感じていたことでしょう。

最高が集まって、生み出される贅沢な時間!
いつまでも余韻に顔がほころんでしまうライブでした。
ジャンク・フジヤマさん、ありがとうございました!
ライブの様子

ライブの様子

Set List

  • 1.Morning Kiss
  • 2.秘密
  • 3.束縛
  • 4.栞
  • 5.To The Sky
  • 6.あの空の向こうがわへ
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