2019年8月30日

【プレゼント】復興グルメ・秋〜福島県伊達 桑折町の桃「幸茜」

「復興グルメシリーズ 実りの秋編」、きょうでラストです!

最後は、皇室献上の桃の郷として知られる、福島県伊達郡桑折町(こおりまち)の桃!

お話を伺ったのは、桑折町で40年、桃作りを続ける後藤哲男さん。

全国的にも評価の高い桑折町の桃のヒミツ、そして今回プレゼントしていただく桃について伺いました。

◆献上桃の郷・桑折町
このあたりは阿武隈川の河川敷なんですよね、昔に氾濫したことでいろんな肥料分が溜まり、肥沃な大地に。そこに桃を植えたらやはり素晴らしい桃ができたんです。盆地特有の夏場の高温が糖度を高くするには必要な条件で、たまたまうまくいったんだと思いますね。桑折町の直売所は、「献上桃の郷」という商標もとったせいもあって震災前に比べてもすごいお客さんが並んでいたようです。直売の金額も震災の前以上になっていると聞いていますね。桑折町で大体200ヘクタールの桃を栽培しているうちの100ヘクタール、ちょうど半分が「あかつき」です。「幸茜(さちあかね)」は9月の上旬に取れる桃で一番良い大玉で、色も良いし糖度も高い優良な品種ですね。今年は梅雨らしい雨が降ってくれて肥大がかなり良いので、その後に梅雨が上がってもらってこの幸茜あたりは一番良い状況、適度な水分もあってかなり良いですね。あかつきも有名なんですけど、それを超える品種だと思っているのでぜひ食べていただいて、桑折町を知っていただければありがたいなと思います。


原発事故による風評も乗り越えた桑折町の桃。震災のあとに、上皇さま・上皇后さまが訪れ、桃を召し上がられたことも有名。今回プレゼントして頂いた「幸茜」は、今年の梅雨の長雨によって、より美味しさを増す品種。後藤さんも自信を持っておすすめしています。

そんな後藤さんの自慢の桃、ぜひ、味わっていただきたい!
プレゼントは 桑折町の桃「幸茜」3キロ入りを2名さま。

欲しい方は、このブログのメッセージフォームで、「もも希望」と書いてご応募ください。

2019年8月29日

【プレゼント】復興グルメ・秋〜福島県相馬 磯部の梨「幸水」

「復興グルメシリーズ 実りの秋編」。東北、西日本の果物農家が丹精込めて育てた「くだもの」を紹介。毎日プレゼントもご用意しています。

きょうは福島県相馬市から、秋の果物の代表・梨です。取材したのは、相馬市磯部の梨農家、佐藤果樹園の佐藤健一さん。

粘土質の土と海風を受けて育つ磯部の梨は、大変味がよく、「磯部ブランド」として、全国的にも有名なのだそうです。

ただ、東日本大震災の影響による後継者不足など、そのブランドも存続の危機にあると言います。それでも真摯に、美味しい梨を作り続ける佐藤さんに伺いました。

◆「磯部の梨」を守りたい
磯部ですけど、やっぱり相馬産の磯部でないとダメだという店もあるんですけど、海のミネラルを含んで甘さがちょっと他と違った味がして全国的に発送すると喜ばれる状態でございます。ただ、震災後はやっぱり後継者が不足して産地も縮小になってきまして、3年前あたりから福島と農協も合併しまして、福島にも大きい産地がありまして、我々の産地はちょっと市場から忘れられる産地になってきちゃうんだね。これがちょっと残念なことなんですけど、我々の産地は市場相手で対応しているもんですから、市場から「この値段で決まり」となるとその値段で出荷しなければならないものですから。なかなかその辺は風評被害で単価が上がってこないと言うところでなかなか厳しいと言うところです。空梅雨だと美味いものができるということで力も入るのだが、今のところは順調で期待しているんだけども、やっぱり収穫に入らないと、そこまでは何とも言われないんだね。



磯部の梨農家は震災後、3分の1以下まで激減してしまったのですが、そんな中、明治から続く梨農家の4代目・佐藤さんは、先祖から受け継いだ梨園を、守り続けています。

ということでぜひ、佐藤さんの梨、味わっていただきたい!きょうのプレゼントは
佐藤果樹園の佐藤健一さんが育てた梨 5キロ入りを2名さまに。
欲しい方はメッセージフォームで、「なし希望」と書いてご応募ください。

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パーソナリティ 鈴村健一

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