2015年6月9日

6月9日 復興グルメシリーズ 『金華さば 生ハム燻製』

6月9日(火) 金華さば 生ハム燻製の当選者は

★ラジオネーム:駿ちゃんママ さん
★ラジオネーム:メリキン さん
★ラジオネーム:タカクロ さん

以上、3名様です。
明日の復興グルメもお楽しみに!


=== === === === ===

今週は『復興グルメシリーズ』です!

東北の「うまいもの」を作る人たち、食を通じて復興・地域活性に貢献する人たちに焦点を当ててお届けしています。 毎日、復興グルメのプレゼントもご用意しています!

今日は、世界三大漁場・宮城県・金華山沖のブランドサバ『金華さば』を使った、この絶品グルメです!

★金華サバ 生ハム燻製★
生ハムのような触感・極上の旨味が楽しめる、金華さばの燻製です。

こちらを開発した、石巻市・本田水産 代表の本田太さんのお話です。

◆脂肪分が20%以上!脂の乗った金華サバを燻製に!
うちは牡蠣屋なんですけど、牡蠣の燻製もあるし、ホヤ、ホタテ、銀鮭のスモークサーモンも作っていた。金華サバが非常に獲れて、これまた美味かったのでやろうということで、基本的にはサバの旨味を引き出す。変なことはしない。石巻の金華サバは素材がいいから、うちらは塩だけで味付けする。そして魚に良い冷風乾燥をする。さらに桜のチップで燻製をかける。その時も温度は10度前後。普通は温風と温燻なのだが燻製の強くなって生の味にならない。魚の旨味がでない。目的はサバの旨味を引き出すこと。金華山という島の周辺で獲れたサバで、高鮮度で脂が乗っていて大型であることが条件。本当に恵まれた場所。親潮と黒潮、金華山の沖でぶつかって植物性プランクトンが大発生する。それを金華山沖で食べる金華サバだから美味しい。私は金華サバという石巻ブランドは、石巻を代表する魚じゃないかなと思っている。


ちなみに本田さんの個人的には『純米酒と一緒だと相性バッチリ』とのこと。

そんな本田水産は、震災前、浜市6人集という腕利きの牡蠣漁師さんたちとともに三陸の海の幸で次々商品を開発してきました。震災から4年が経過しましたが、いまの状況はけして良くないと話します。

◆ホヤを食べてほしい!
大変でしたよ。浜市工場と、魚町工場は全滅。浜市6人集も欠けて一人だけ。もう牡蠣漁をやっているのは2人だけ。あとは辞めてしまった。なぜかというと船もやられて家も、養殖施設もクルマも無くなってしまって仮設住宅にいて、私みたいな60歳過ぎた人間がまた借金をしてやる、というわけにはいかない。それが現状。特にホヤが困っている。宮城のホヤの8割が韓国へ行っていたのだが、韓国は輸入禁止になっている。今の漁師さんは震災後にホヤは売れると思って作っているが、実際にはホヤが成長して収穫できる3年が経過して去年から販売を始めたが、去年も今年も韓国へはいかない。来年も行かなかったらどうするか。一生懸命ホヤを剥いて色んな工夫をしている。オリーブオイル漬けにしてみたり加工品に力を入れている。食べてみれば分かる。みんなが食べてくれれば韓国への輸出が無くても成り立つんです。


★ ★ ★

今朝は、宮城県石巻市・本田水産の『金華さば 生ハム燻製』と『ホヤのオリーブオイル漬け』をセットで、3名様にプレゼントします。

ご希望の方は、「メッセージフォーム」から、お名前、住所・連絡先を忘れずに入力して、プレゼント希望と書いてご応募ください。このあと9時まで受け付け。当選者はこのページで発表します。

また、こちらの商品は本田水産のホームページでもお買い求めいただけます。ぜひ石巻へ行って、地元のお酒とともに楽しんでみてはいかがですか?
本田水産のホームページ

あしたは、宮城県南三陸町 「たこプリン」をご紹介します。

2015年6月8日

6月8日 復興グルメシリーズ 愛情たらこのみなと

6月8日(月)「みなとの人気4種セット」の当選者は、
・ミジャリーさん
・みにおさん
・すみすさん
です!
おめでとうございます!

今週は東北復興グルメシリーズ!東北で「うまいもの」を作る人たち、食を通じて復興・地域活性に貢献する人たちに焦点を当ててお届けします。さらに!毎日紹介する復興グルメのプレゼントもあります!


そのトップバッターは、石巻市で30年以上たらこ作りを続ける湊水産の「愛情たらこ」です!
震災による津波で工場や店舗が被災。まる4年かけて新しい工場を完成させ、現在は楽天市場のたらこ部門ランキングで先日まで1位から4位を独占するなど、その美味しさは地元だけでなく全国に広がっています。

湊水産、代表の木村一成さんに、そのこだわりを伺いました!!

◆手作り、手返しの愛情たらこ
着色料を使わず無添加で、手作りにこだわって手間暇かけて作っているのは珍しいっちゃ珍しいですかね。機械で漬けると楽なんですけど、たらこはできるだけプレッシャーをかけないように優しく漬け込むことが必要で、味の面では手作り、手返しをしないと自分たちが求めている味ができない。そのため面倒くさいんですけどいちいち手で手間暇かけている。そこがうちのこだわり。
出汁は地産地消で石巻の昆布を使いたいんだけど、やっぱり北海道の昆布。カツオは四国の業者にお願いして粉末にして煮出している。めんどくさいですねえ(笑)口の中のサラサラとした粒子感とピュアな味。できるだけ化学調味料を省いている。そして毎日漬けあがったものを女工さん含めて我々も含め必ず食べる。食べて、いつもとかわらないことを確認してから全員で商品を作ると決めている。だから今日の出来は美味しい!となると女工さんは買っていきますよね。


ちなみに、特に人気が高いのが、『しそ明太子』。シソをたっぷり使い120時間熟成させ、辛さ控えめ、優しく深い味わいの逸品。注文が殺到しているそうです。

そして湊水産では、たらこ作りだけでなく、子どもたちに地元の食べ物を身近に感じてもらう取り組みも始めています。

◆たらこつくろう!
お家で出来立てのたらこを食べてほしい
実はうちは、去年から始めたことがある。「たらこ、つくろう」という食育の企画。生の原料を触りながら自分で調味料を測って漬け込む。その時は食べれない。お家に帰って明後日食べることができる。その間に必ず1日2回冷蔵庫から出して「おいしくなあれ」って呪文をかけて、夕方家族みんなで食べてみな、って。ピュアでみずみずしいです。それは出来立てを自分で作らないと味わうことができないもの。自分たちが育ったように小さい頃から美味しいものを食べさせないとダメ。子どもたちに、本当にピュアな味ってこうだぜと。できれば地元に住んでいるんだから作り方くらい覚えようよと。そういったことができればもっと身近になるかなと。子どもたちが水産って面白いと思ってもらえれば一番いいなと思っている。石巻に残る理由として、水産って面白い、こんなことができるんだぜということを一緒に想像してできたらもっと面白い町になるのかなと思って、それが一番の希望というか望みというか、狙いなんですね。子どもたちが学校でちゃんとプレゼンして発表会をやってそこに招待されて、「あの震災をどう乗り切ったんですか」「どうやって立ち上がったんですか」「会社ってどんなことをやっているんですか」「たらこってどうやって作るんですか」という質問に答えながら、「たらこ、つくろう」イベントをやって、それをみんなで共有して発表しましょうというのが学校の授業の中で行われているんですね。


湊水産の食育イベント「たらこ、作ろう」は東京でも出張授業をしているそうです。

★ ★ ★


今日はこの「愛情たらこ」をリスナーの方にプレゼントします!
人気のしそ明太子や、だしと魚醤で熟成させた無添加無着色たらこなど、4種類・それぞれ90グラムがセットになった「みなとの人気4種セット」を3名様に。

ご希望の方は、「メッセージフォーム」から、お名前、住所・連絡先を忘れずに入力して、プレゼント希望と書いてご応募ください。このあと9時まで受け付け。当選者はこのページで発表します。


石巻の店舗でも購入できますので、石巻へ出かけた際はお立ち寄りください!
また、楽天市場での購入も可能です。


∞∞∞∞∞

あすは、石巻市のブランドサバ「金華山さば 生ハム燻製」をご紹介します!もちろんプレゼントもありますのでぜひお聴き逃しなく!
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パーソナリティ 鈴村健一

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