2015年6月29日
6月29日 東松島 森の学校
今朝は宮城県東松島から、「森の学校」についてお伝えします。
作家で環境活動家・CWニコルさんが代表をつとめる「アファンの森」と東松島市が取り組むプロジェクトです。 東松島・野蒜地区の高台に、森そのものを学びの場にした学校を作ろう・・・ 東松島市の呼びかけにニコルさんが応じる形で、構想が生まれたのが2012年。
いわば、山一つがまるごと“学校の教室”! 廊下の代わりに山道があり、大きな木の枝が天井代わり…という感じなんですが、 まる3年を経て、山の中腹にはこんな素敵なスポットが完成していたんです。 地元の女の子に案内してもらいました。
◆奥松島の海を見渡す展望台も
ここが展望デッキで、野蒜海岸と震災前にあった家が建っているところが見えるところです。(展望台の製作は手伝ったの?)切ったり作る人たちに木を渡したりという仕事をしました。もうわくわくと楽しみがいっぱい。一生の想い出です。(ニコルさんとは話した?)これから良い町になると良いね、という話をしてました。すごい嬉しいなって。野蒜の町を熱い想いでやってくれて嬉しいなと思いました
案内してくれたのは東松島市・成瀬未来中学校1年生・山田ともみさん。 震災直後・小学校3年生の時から、森の学校作りに関わっているそうです。
そして、「復興の森」と名付けられた、この森に隣接する高台では、小学校の新しい校舎を建てる土地の造成が進んでいます。 アファンの森財団 事務局長の野口理佐子さんに伺いました。
◆森も海も大切
野口:復興の森の真下が、宮野森小学校という森の学校が出来る予定の場所です。大きなもみの木がマザーツリーのような形で、町と学校を見守ってくれている。これが残されてよかった。当初はもしかしたらここまで切らなきゃダメかもなんて話もあったんだけど、いまから学校が開校する2 年の間にここをキレイにしようねって)授業中も、「きょうは気持ちがいいから森で授業しよう!」って先生たちと一緒に森へ出て授業が出来るようにね。ここの小学校はさっきの野蒜小学校と宮戸小学校が統合されて、宮野森小学校が森の学校になる。「森の学校」と呼んでいるが、宮戸の人たち、野蒜の人たちにとって海も大事なので、だから森と海を大事にする学校、地元の自然を丸ごと学校にしようという想いでみんなで作ってきたんだよね。
山田:宮戸もいいところですよ。海水浴も出来るし海もキレイで食べ物もおいしいし。 牡蠣や海苔も。 まだ戻らないところもあるけど、民宿の人たちは で一致団 して震災後どうするかを話し合っていて、すごく良い人たちだなって思いました。宮戸出身の友達から聞いているし。海も最高。毎年 海水浴へいっていた友達もいる。バーべキューもしていい。海は宮戸で克服したし。
野口:2年前に たちのプログラムで海の授業をやったんですが、その時もここで2 日のキャンプをしてね。
山田:最初は絶対にイヤだと思ったんだけど、入ってみたら大 夫で克服できた)それで遊んでいる を見てお母さんたちも感動しちゃって。それはすごいことだよね。ここの地 の人たちは学校から ってきたら「海に こう!」っていうのが日常。歩いてす の場所にある。(野蒜小学校のころも、「きょう海 かない?」「じゃあ何時に集合ね」って海に行ってた。
野口:そういうことが今は遠ざかってしまっているので、なるべく くこの地 の人たちと海がよりを したいなと思っていて。海とこの地 の人たちは切っても切り離せないですからね。
この、宮野森小学校の新しい校舎が完成するのは2017年。 現在、仮設の校舎に う小学生たちの中には卒業してしまう子どももいます。 そこですでに、授業の一環として地 の自然を学 プログラムがスタートしているそう。 そして森の学校で われる授業とはどんなものかというと CWニコルさんによれば、「アウトドアスキルを身につける」ものもあるそう。 今後、大きな災害が起きても、自然を活用して生きる を身につけてほしい としています。
作家で環境活動家・CWニコルさんが代表をつとめる「アファンの森」と東松島市が取り組むプロジェクトです。 東松島・野蒜地区の高台に、森そのものを学びの場にした学校を作ろう・・・ 東松島市の呼びかけにニコルさんが応じる形で、構想が生まれたのが2012年。
いわば、山一つがまるごと“学校の教室”! 廊下の代わりに山道があり、大きな木の枝が天井代わり…という感じなんですが、 まる3年を経て、山の中腹にはこんな素敵なスポットが完成していたんです。 地元の女の子に案内してもらいました。
◆奥松島の海を見渡す展望台も
ここが展望デッキで、野蒜海岸と震災前にあった家が建っているところが見えるところです。(展望台の製作は手伝ったの?)切ったり作る人たちに木を渡したりという仕事をしました。もうわくわくと楽しみがいっぱい。一生の想い出です。(ニコルさんとは話した?)これから良い町になると良いね、という話をしてました。すごい嬉しいなって。野蒜の町を熱い想いでやってくれて嬉しいなと思いました
案内してくれたのは東松島市・成瀬未来中学校1年生・山田ともみさん。 震災直後・小学校3年生の時から、森の学校作りに関わっているそうです。
そして、「復興の森」と名付けられた、この森に隣接する高台では、小学校の新しい校舎を建てる土地の造成が進んでいます。 アファンの森財団 事務局長の野口理佐子さんに伺いました。
◆森も海も大切
野口:復興の森の真下が、宮野森小学校という森の学校が出来る予定の場所です。大きなもみの木がマザーツリーのような形で、町と学校を見守ってくれている。これが残されてよかった。当初はもしかしたらここまで切らなきゃダメかもなんて話もあったんだけど、いまから学校が開校する2 年の間にここをキレイにしようねって)授業中も、「きょうは気持ちがいいから森で授業しよう!」って先生たちと一緒に森へ出て授業が出来るようにね。ここの小学校はさっきの野蒜小学校と宮戸小学校が統合されて、宮野森小学校が森の学校になる。「森の学校」と呼んでいるが、宮戸の人たち、野蒜の人たちにとって海も大事なので、だから森と海を大事にする学校、地元の自然を丸ごと学校にしようという想いでみんなで作ってきたんだよね。
山田:宮戸もいいところですよ。海水浴も出来るし海もキレイで食べ物もおいしいし。 牡蠣や海苔も。 まだ戻らないところもあるけど、民宿の人たちは で一致団 して震災後どうするかを話し合っていて、すごく良い人たちだなって思いました。宮戸出身の友達から聞いているし。海も最高。毎年 海水浴へいっていた友達もいる。バーべキューもしていい。海は宮戸で克服したし。
野口:2年前に たちのプログラムで海の授業をやったんですが、その時もここで2 日のキャンプをしてね。
山田:最初は絶対にイヤだと思ったんだけど、入ってみたら大 夫で克服できた)それで遊んでいる を見てお母さんたちも感動しちゃって。それはすごいことだよね。ここの地 の人たちは学校から ってきたら「海に こう!」っていうのが日常。歩いてす の場所にある。(野蒜小学校のころも、「きょう海 かない?」「じゃあ何時に集合ね」って海に行ってた。
野口:そういうことが今は遠ざかってしまっているので、なるべく くこの地 の人たちと海がよりを したいなと思っていて。海とこの地 の人たちは切っても切り離せないですからね。
この、宮野森小学校の新しい校舎が完成するのは2017年。 現在、仮設の校舎に う小学生たちの中には卒業してしまう子どももいます。 そこですでに、授業の一環として地 の自然を学 プログラムがスタートしているそう。 そして森の学校で われる授業とはどんなものかというと CWニコルさんによれば、「アウトドアスキルを身につける」ものもあるそう。 今後、大きな災害が起きても、自然を活用して生きる を身につけてほしい としています。