2015年8月27日

8月27日 復興グルメ 『相馬の梨』

8月27日(木)の復興グルメプレゼント!
『相馬 佐藤果樹園の梨』の当選者は、
・グズラさん
・ウサギのハナさん
・オリーブの木さん
以上、3名さまです。おめでとうございます!
現地直送となります。美味しく召し上がってください!

明日は、福島路ビール 桃のラガーをお届けします!お聞き逃しなく!

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今週は、『東北復興グルメ』シリーズ!
東北の「おいしいもの」を作る人たち、食を通じて、復興・地域活性に貢献する人たちに焦点を当ててお届けします。

今朝は、福島県の「復興グルメ」、相馬市の〔磯部の梨〕をご紹介します!
太平洋沿岸部の相馬市で梨??と思う方も多いと思いますが、じつはその味の良さから、全国的な人気を誇る名産品なんです。

そんな相馬市の「磯部地区」で、4代つづく梨畑を営んでいる「佐藤果樹園」の佐藤健一さんにお話を伺いました。

◆潮風で育つ梨
明治22年に一人の人が梨の作付けを始めた。で一人では大変だと、うちを含め4人で始めた。うちは桑だったので、桑を切って梨を植えた。うちで4代目。そのあと桃とかいろいろやったけど、浜風に弱いという事で、最後は梨ということで今は梨だけ作っている。もとからのお客さんは磯部の梨を食べたいという事で選果場にくる。やっぱ磯部の梨はうまい!っていう。潮風の塩加減でうまいっていうけど・・・だって作りは同じ。土が粘土で、あとは潮風の塩で味つけるっていうんだけど・・・。で、この郷のは美味しいって来てもらえる。


粘土質の土と、吹き付ける潮風が、梨の栽培に適していたのか、すっきりした甘みと旨みのある〔磯部の梨〕は遠方からも買い求めに来る人がいるくらいの名産品となっているんです・・・

2011年の東日本大震災では、津波で7名の梨農家さんが命を落とし、低地にあった畑も波をかぶりましたが、大部分の畑は高台にあって無事だったといいます。ただそのあとの、福島第一原発の事故による風評被害が、〔磯部の梨〕にも及びます。

高いところにあったから被害はそんなになかった。この辺はライフライン、水道から電気から、全部だめになったから、避難させられた。避難して梨作ってる人、その時、部長やってたから、梨畑はなんでもなくて、放射能は飛散したけど、作ってみないとどうしようもないから、じゃあ戻って作るかとなって、作った。その年。でモノは出来た。で放射能も大丈夫だし、出荷した。風評被害で値段はがた落ち。作っても販売できなかったらとなったら、先が見えなくて不安だった。4年たつが3年間は保証してもらった。今年も保証してもらえると思って栽培しているけど、やはり風評被害は少なからずある。うちらも市場に行って、「大丈夫だからたのむ」と言ってくるが、だんだん戻ってきてはいる。

この4年間の間に、磯部の梨農家は、100名から30名にまで数を減らしているそうで、厳しい風評被害との戦いは今も続いていますがそれでも、直売をしている佐藤さんの梨畑には、連日、梨を買い求めにたくさんの方が訪れ明るい兆しも見えてきています。

そんな佐藤さんに、梨農家として一年でいちばん、“ウキウキ”する時は、いつですか?と聞いてみました。

◆1年間手間をかけて育てる
ウキウキするのは収穫してお金入ってくるときだよ(笑)!それしかない!だって1年間手をかけて、台風がきてバタバタと落っこちる経験何回もしているから、だから収穫して出荷してはじめて1年間の苦労が報われる


★ ★ ★ ★ ★

今朝は、この磯部の梨「幸水」5キロ入りを、3名の方にプレゼントします。
応募はこのあと9時まで受け付けています。『LOVE&HOEP』のサイト、メッセージフォームからどうぞ。

また直接購入したい!という方は、「佐藤果樹園」0244-33-5194までお問合せください。


『LOVE&HOPE』、『東北復興グルメ』シリーズ、ラストの明日は、「福島路ビール」に注目!「桃のラガーなど、福島路ビール飲み比べセット」のプレゼントもあります!

2015年8月26日

8月26日 復興グルメ 気仙沼『カニ物語 Deep Sea Red Crab』


8月26日(水)の復興グルメプレゼント!
『かに物語 Deep Sea Red Crab』の当選者は、
・ベニシジミ さん
・ラス子 さん
・ちぐりん さん
以上、3名さまです!おめでとうございます!
まるずわいがに、現地直送となります。美味しく召し上がってください!

明日は、相馬の梨をお届けします!お聞き逃しなく!

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今週は、『東北復興グルメ』シリーズ!
東北の「おいしいもの」を作る人たち、食を通じて、復興・地域活性に貢献する人たちに焦点を当ててお届けします。

今朝はきのうに引き続き、気仙沼市の「復興グルメ」です!
気仙沼に水揚げされる海産物といえばみなさん、フカヒレ、カツオ、さんま、メカジキ・・・などを思い浮かべると思いますが・・・ 実は!気仙沼市の地域資源に「カニ」が入っているのをご存じでしたでしょうか?

40年前からこのカニをとり続けている、(株)カネダイ代表の熊谷公男さんに伺いました。

◆Deep Sea Red Crab
「ディープ・シー・レッド・クラブ」は深海700〜800mのところに生息しているカニ。皆さんご存知のカニは茹でると赤くなりますがこのカニは獲ったときすでに赤いのでRED CRUB。日本名だと「まるずわいがに」。非常に甘味が強く、弾力性があって加熱料理に使ってもカニの存在感を表してくれる美味しいカニ。宮城県気仙沼市では、市の地域資源として国にお墨付きをもらったカニ。実は現在の社長が現在74歳になるんですが、社長が若かりし頃、マグロ船もやっているので、マグロ以外にも世界のいろんな海で獲れたものを日本の食卓に運びたい、はるか2万キロ、アフリカのナミビアという国の沖合に行ってとってきています。


カネダイはもともと40年前からこの「ディープ・シー・レッド・クラブ」をレストランやホテルなどの外食産業や、全国の問屋さんに卸していました。
しかし震災で多くのものを失い、それでも震災からわずか9か月で、このカニを通してお客さんの喜ぶ顔が見たいと、仮設のレストランを復興屋台村「気仙沼横丁」にオープンさせます。

◆かに物語にかける想い
東日本大震災をきっかけに「かに物語」を作った。実は大震災で気仙沼市にある15の営業所や工場をなくし、何億という被害があったんですけど、それだけじゃなくて工場がなくなるということは雇用の場所もなくなるということ。それじゃなにかやらなきゃね、って中で、この「まるずわいがに」面白いんじゃないかと。このようなむき身で販売しているのは私たちの会社しかない。で気仙沼市の地域資源でもあるし、気仙沼の復興ののろしをあげるにはちょうどいいんじゃないかということで、6坪なんですがこのまるずわいがにを使った小さなレストランを仮設店舗でオープンして、海外のカニということもあり日本食の提案ではなく「洋」の提案としてビスクとかフレンチカレーとかパスタソースとかを提供して、お客様がそこで喜んでくれた味を今工業化製品にして、気仙沼魚市場の隣に今「海の市」という産業センターができて、そこに去年2014年の7月19日にオープンしたのが「かに物語」の直営店です。
雇用の創出が目的だったがそういった意味では、店舗と工場あわせて10人に増えてきました。震災前は70名ぐらいいたので、あと60名ぐらい頑張らないといけない!


明るく話されている熊谷さんですが、ご自身も実家と新築したばかりの自宅が津波で全壊となった
そうです。それでも、2年後には本格的な工場を再建したいと、震災に負けない想いを語ってくれました。
そんな熊谷さんに、最後に「ディープ・シー・レッド・クラブ」の美味しい食べ方を、教えていただきまし

◆洋風に食べるご提案。白ワインに合うんです!
私たちの店では簡単なんです。バターを溶かして、レモンをちょっとしぼって「溶かしバターレモンソース」、これ浸けて食べてみてください!もう白ワインとかに最高に合いますので!あとビスクはカニの殻と白ワインと香味野菜を焼き付けるような形で出汁をとる。この出汁をぼくたち「ヒュメドcrab」と勝手に名前をつけているんですが、その「ヒュメドcrab」をトマトベースのスープに入れてカニのむき身と野菜を入れて煮込んだのがうちのビスクです。これにパンを付けて食べたり、ここにご飯を入れてとけるチーズをのせて焼くとリゾットみたいになります(笑)
あと、今facebookのいいね!を1000件にしないといけない私の使命があるのですが、まだ600件で止まってるので何卒みなさん、いいね!押してやってください!お願いします‼


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今日はこの【ディープ・シー・レッド・クラブ】のむき身、特大の爪1kgをリスナーの方3名様にプレゼントします!ご希望の方は、「メッセージフォーム」からお名前、住所、連絡先を忘れずに入力して「プレゼント希望」と書いてご応募ください。このあと9時まで受け付け。当選者はこのページで発表します。



気仙沼のおみやげ市「海の市」で直営店オープン!
「かに物語」オンラインショップでも好評販売中です💛
多彩なメニューに心が躍ります!ぜひチェックを!

また「かに物語」facebookページ、目標「1000いいね!」、応援よろしくお願いします!


明日の復興グルメは、福島、「相馬の梨」をプレゼントします!
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パーソナリティ 鈴村健一

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