2015年9月21日
9月21日 陸前高田×川崎フロンターレ 友好協定
今朝は、岩手県陸前高田市と、J1チームの川崎フロンターレが結んだ友好協定についてお伝えします。
震災からちょうど4年半にあたる、9月11日。陸前高田市の仮説市役所で行われた会見から、戸羽市長のあいさつです。
『この友好協定がこれからの陸前高田市の復興の大きな弾みとなると思いますし、4年6か月経って、今厳しい状況の中で仮設住宅で暮らしている人たち、子ども達のモチベーションを更に高いところにもっていける大きな喜びではないかなと考えているところでございます。協定を結ばせて頂く喜びを市民の皆様と共に分かち合いたいと思います。』
陸前高田の戸羽市長のあいさつに続き、川崎フロンターレの藁科義弘社長は「支援から交流へ」と発言。いつまでも支援する側・される側という関係ではなく、今後は同じ目線に立って共に歩んでいこう、と強調しました。
これまでの4年間の取り組み、そしてこれからの歩みについて川崎フロンターレのキャプテン、中村憲剛選手に伺いました。
◆支援はブームじゃない
―今回友好協定を結んだ そもそもフロンターレが陸高に支援するきっかけは?
陸前高田で教材が流されてしまって、フロンターレが作っている算数ドリルを持って行ったのがきっかけ
―実際これまでどういう支援をしているんですか?
サッカー教室や被災地の訪問。また陸高のみなさんにも川崎にきてもらってフロンターレの試合をみてもらったりしている。
はじめて行った時はショックでどうしたらいいかわからなかった。でもサッカー教室で子どもたちは笑顔で楽しそうにやっていた。その子どもたちの笑顔に僕らが勇気や元気をもらうことが実際にありました。それから4年が経過したが、子どもたちの成長も毎年みれるので個人的には子どもたちに会いにいくのが楽しみになりました。
―支援は長く続けていくことが大事?
フロンターレも「支援はブームじゃない」といっている。はじめて訪れた時も復興にはすごい時間がかかるなと思ったし一過性ではなく継続的に支援していかなければと感じた。毎年ぼくらが行くことでニュースで取り上げてもらったり、いろんな人に被災地はまだまだ復興していないと知ってもらえるきっかけになると思う。4年経ってぼくらが行くことの意義というのは出てきてるんじゃないかなと。
―友好協定を結んで、今後どのような活動になっていけばいい?
お互いが交流するようになって、お互いがお互いを思いあうという気持ちが年々増えていったからこの協定に繋がった。これから先も僕らが陸高へ行って試合できたらいいと思うし、逆に来てもらって一緒にボール蹴ることもそうだし、一緒に行動していければと思います。
先日結ばれた陸前高田市と川崎フロンターレの友好協定『高田フロンターレスマイルシップ』。
この協定では、川崎でのホームゲーム時に陸前高田市の観光・物産PRイベント『陸前高田ランド』を開催。11月22日に等々力陸上競技場で開催されるホームゲームで、第1回の『陸前高田ランド』が予定されています。
このほか来年には、震災後陸前高田市内にJFAの支援によりつくられた天然芝のグラウンドで『スマイルドリームマッチ』という、J1クラブ同士の試合を計画しているとか。実現できれば、陸前高田の人々も喜ぶだろうし、それを目当てにたくさんの人が集まれば市のPRにもつながるのでぜひ実現してほしいと思います。
陸前高田×川崎フロンターレ『高田フロンターレスマイルシップ』について
詳しくはこちらから。
震災からちょうど4年半にあたる、9月11日。陸前高田市の仮説市役所で行われた会見から、戸羽市長のあいさつです。
『この友好協定がこれからの陸前高田市の復興の大きな弾みとなると思いますし、4年6か月経って、今厳しい状況の中で仮設住宅で暮らしている人たち、子ども達のモチベーションを更に高いところにもっていける大きな喜びではないかなと考えているところでございます。協定を結ばせて頂く喜びを市民の皆様と共に分かち合いたいと思います。』
陸前高田の戸羽市長のあいさつに続き、川崎フロンターレの藁科義弘社長は「支援から交流へ」と発言。いつまでも支援する側・される側という関係ではなく、今後は同じ目線に立って共に歩んでいこう、と強調しました。
これまでの4年間の取り組み、そしてこれからの歩みについて川崎フロンターレのキャプテン、中村憲剛選手に伺いました。
◆支援はブームじゃない
―今回友好協定を結んだ そもそもフロンターレが陸高に支援するきっかけは?
陸前高田で教材が流されてしまって、フロンターレが作っている算数ドリルを持って行ったのがきっかけ
―実際これまでどういう支援をしているんですか?
サッカー教室や被災地の訪問。また陸高のみなさんにも川崎にきてもらってフロンターレの試合をみてもらったりしている。
はじめて行った時はショックでどうしたらいいかわからなかった。でもサッカー教室で子どもたちは笑顔で楽しそうにやっていた。その子どもたちの笑顔に僕らが勇気や元気をもらうことが実際にありました。それから4年が経過したが、子どもたちの成長も毎年みれるので個人的には子どもたちに会いにいくのが楽しみになりました。
―支援は長く続けていくことが大事?
フロンターレも「支援はブームじゃない」といっている。はじめて訪れた時も復興にはすごい時間がかかるなと思ったし一過性ではなく継続的に支援していかなければと感じた。毎年ぼくらが行くことでニュースで取り上げてもらったり、いろんな人に被災地はまだまだ復興していないと知ってもらえるきっかけになると思う。4年経ってぼくらが行くことの意義というのは出てきてるんじゃないかなと。
―友好協定を結んで、今後どのような活動になっていけばいい?
お互いが交流するようになって、お互いがお互いを思いあうという気持ちが年々増えていったからこの協定に繋がった。これから先も僕らが陸高へ行って試合できたらいいと思うし、逆に来てもらって一緒にボール蹴ることもそうだし、一緒に行動していければと思います。
先日結ばれた陸前高田市と川崎フロンターレの友好協定『高田フロンターレスマイルシップ』。
この協定では、川崎でのホームゲーム時に陸前高田市の観光・物産PRイベント『陸前高田ランド』を開催。11月22日に等々力陸上競技場で開催されるホームゲームで、第1回の『陸前高田ランド』が予定されています。
このほか来年には、震災後陸前高田市内にJFAの支援によりつくられた天然芝のグラウンドで『スマイルドリームマッチ』という、J1クラブ同士の試合を計画しているとか。実現できれば、陸前高田の人々も喜ぶだろうし、それを目当てにたくさんの人が集まれば市のPRにもつながるのでぜひ実現してほしいと思います。
陸前高田×川崎フロンターレ『高田フロンターレスマイルシップ』について
詳しくはこちらから。