2019年11月7日

クルマを寄付して被災地を支援! 日本カーシェア協会の活動

今朝は、台風19号の被災地で、あなたの「クルマ」を被災地で活用してもらう。そんな支援の仕方についてお伝えします。お話伺ったのは日本カーシェアリング協会代表理事 吉澤武彦さんです。

日本カーシェアリング協会は東日本大震災の後に草の根的に発足。これまで西日本豪雨や熊本地震などでも活動してきた。宮城県石巻市を拠点にクルマの寄付を受付け被災地でシェアしてもらうという活動を続けています。11月6日現在、宮城県で活動しており丸森町に貸し出し拠点を作り被災でクルマを失ってしまった方に貸し出しをスタートするところ。また、宮城県角田市も被害が多いということでこちらにもエリアを広げていく予定です。

で、使わない車、寄付できる車の募集は、「3ヶ月以上車検が残っていて、走行に支障のない軽自動車」です。軽自動車は登録が簡単で女性から高齢者まで運転できるということで軽自動車を募集しています。手続きは日本カーシェアリング協会のホームページを通じてやりとりしていく形です。あくまで寄付で返却はしないかたちとなっています。また、全国から寄付してもらうクルマを運ぶボランティアドライバー、そして日本カーシェア協会で活動してくれる有給スタッフも募集中とのこと。支援金の募集もしていて、Tポイントによる寄付も可能だということです。

★日本カーシェアリング協会はこちら
★活動への寄付はこちら

2019年11月6日

宮城県丸森町ボランティアセンターより

きょうは宮城県丸森町のボランティアニーズについてお伝えします。

お電話つないだのは丸森町災害ボランティアセンターの伊東圭太さん。
丸森町は5日現在で、やはり家財出しやゴミ運搬など「片付け」を中心としたニーズが多いそうです。現状、毎日のボランティア要請はおよそ300軒。少しずつ減ってきている状況だそうです。平日については、300人程度のボランティアが必要と話しています。また、ボランティア参加者で軽トラックを所持する方はぜひ持ってきて欲しいとのこと。

また今後については、できるだけ早く「雪が降りだす前に」片付け作業を終わらせたいとしていますが、まだ目処は立たないということです。少しでも速い復旧のためにはまだまだ多くのボランティアを求めています。

宮城県では丸森町が特に多くのボランティアを必要としていますが、そのほか石巻市などの市町村でも募集が続いていますので、全国社会福祉協議会のボランティア情報まとめや、各社協のサイトで情報を取って下さい。

◎ボランティア参加には「ボランティア活動保険」の加入が必要です。現在、特例として、地元の社会福祉協議会や、そのHPで手続きが済ませられるようになっています。★全国社会福祉協議会 ボランティア保険の加入申し込み(災害時の特例)

◎水害のボランティアの注意点、必要なものなどは支援団体によるマニュアルなどをチェックしましょう。
★全社協 ボランティア心得


◎ボランティアバスの運行も始まっています。丸森町や福島や長野では、近くまで行けば災害ボランティアセンターまでの移動をバスでできるところもあります。また住んでいる地域から出発するボランティアバスもあります。詳しくは各地の社会福祉協議会サイトで確認を。

明日以降も、各地のボランティアニーズについてお伝えします。

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パーソナリティ 鈴村健一

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