2016年6月15日

6月15日 サンドウィッチマン厳選!東北オススメグルメ1

宮城県仙台市出身のお笑いコンビ・サンドウィッチマンのインタビューをお届けしています。


東日本大震災から5年。東北各地を取材して、ラジオ・テレビ、ブログなどで復興の動きを伝えてきたサンドウィッチマン。

もちろん、たくさん取材する中で、いっぱい美味しいものも食べまくっています。おそらく芸人さんの中で一番東北のグルメに詳しいはず・・・ということで! 番組からサンドウィッチマンにこんなリクエストをしてみました!

◆福島のご当地パン「クリームボックス」を君は知っているか
富澤:ラブ&ホープからこんなリクエストをもらっています。「サンドウィッチマンのお2人、特に伊達さんは見た目は極悪人ですが、お2人とも東北に寄り添い、サポートを続けてきました。そんなお2人ならではの東北巡りのオススメを教えて下さい」ということなんですけども・・・

伊達:僕が一番行ってほしいのは福島ですかね。食べ物のオススメ・・・いっぱいあるな。喜多方ラーメンじゃないですかね。喜多方ラーメン、白河ラーメン。あとはご当地パンですかね。福島の郡山で食べられるクリームボックスというパンがあるんですよ。これがね。知らない人が圧倒的に多いと思うんですけど、美味いんだこれが。

富澤:知ってますかね。クリームボックスだけ聞いても全然イメージ出てこない。なんなんだろうと。

伊達:これ、小さい食パンと考えて下さい。サイズ小さめの食パン。

富澤:みなさんが思っている食パンの3分の1くらいですかね。

伊達:そこに、湿布を貼って売ってる(笑)

富澤:クリームがね(笑)

伊達:クリームが湿布みたいなんですよ。

富澤:クリームが乗っかっているんですけど、まあ見りゃわかるんですけど、湿布っぽいんですよ。イメージね。

伊達:イメージね。まったくスースーしませんし。

富澤:クリームですから。

伊達:なんだろうな、あれ。ちょっとクリームが固まっているんだろうね。なんで固まっているんだろう。

富澤:なんでしょうね。

伊達:食べてもらわないとダメだね。

富澤:冷やしているんだろうね。それが見た目湿布張ってるみたいにみえるんだね。

伊達:俺も最初は、なんだこれ湿布貼ってんなって思ったんで。でも食べてみたらすごい美味しくてね。

富澤:あとはコーヒー牛乳もね。

伊達:酪王カフェオレのことですか。これはまず間違いなく美味い。日本一だと思ってますね。

富澤:これはセットでぜひ食べて、飲んで欲しい。

伊達:あとはぜひ会津の方に足を伸ばしていただいて、柳津町の粟まんじゅうね。これは絶妙に美味い。あとは会津若松市に行ってソースカツ丼ね。これも美味いね。ソースカツ丼。美味いですね〜。ソースカツ丼の歌なんてのもありますからね。

富澤:いわきのほら。

伊達:水族館。アクアマリンふくしま!

富澤:お寿司が食べられる(笑)

伊達:これがねえ、知ってますかみなさん。水族館の中にお寿司屋さんがあるんですよ。巨大水槽の前に、通路を挟んだ向かい側に職人がいるんです。俺もびっくりしましたけど。俺もびっくりしましたけど。僕も行ったら必ずお寿司を食べるんですけど。本当に奇抜ですよね。ある意味。シュールです。

富澤:あ〜すごいな魚・・・って見ていると、寿司あるじゃねえか!ってなるんです。

伊達:生け簀だったのかって思うくらいね。もちろんその水族館で泳いでいる魚を使っているわけじゃないんですけど、美味しいお寿司を魚を見ながら食べるというね。

富澤:あと釣り体験もできますからね。釣り堀みたいのがあって釣って、その魚をフライにして食える。食育ですよね。

伊達:できますね。

富澤:だから気をつけなきゃいけないのが、釣りすぎると全部買って食わなきゃいけないんですよ。ある程度食べられる分だけにしないと。

伊達:あとはスパリゾートハワイアンズ。昔で言う常磐ハワイアンセンター。ここはフラダンスだったりファイヤーダンス、あれは天下一品ですね。僕らもしょっちゅう泊まりに行きますけど、本当にたくさんの方に来てイタダキタイ。

富澤:なんといってもゲーセンがありますからね。

伊達:よく行ってたなお前な。

富澤:子どもと一緒にね。ゲーセン行きますから。


お話に出てきた「クリームボックス」は、1970年代に福島県郡山市で生まれた、ご当地パン。郡山のパン屋さんなら大体扱っており、郡山の人は「当たり前に知っている」という郡山のソウルフードです。


「酪王カフェオレ」…福島県民なら誰もが知ってる生乳たっぷりのコーヒー牛乳。福島ならコンビニ、スーパー、自販機などどこでも手に入る。東京でも人気があり、震災後はファンの集いが行われるほど人気になったそうです。
★酪王乳業サイト

その他、サンドウィッチマンがおすすめしてくれた情報
★アクアマリンふくしま
★スパリゾートハワイアンズ

2016年6月14日

6月14日 サンドウィッチマンが語る東北の復興2

今週は、宮城県仙台市出身のお笑いコンビ・サンドウィッチマンのインタビューをお届けしています。



東日本大震災当日、気仙沼でロケの最中に被災したサンドウィッチマンのお2人。「もし高台に逃げなかったら、命を失っていたかも知れない」と当時を振り返ります。そしてお2人は、その直後からメディアで被災地の現状を伝え続け、現在も、取材やブログを通じて、東北の「いま」を伝える活動をしています。

ただ、この活動については、様々な批判の声、そして「芸人」という立場からの、葛藤もあったと話します。

◆「笑えなくなる」なら、それまでです。
伊達:これはね、すごく悩んだところですね。芸人という生業の人間が東日本大震災だ、地元宮城のために被災状況を伝えるだとか・・・。やっぱり「笑えなくなるよ、サンドウィッチマン、そういうイメージがついちゃうとあんまり良くないから、ある程度やったら身を引いたほうがいいよ」とかいう話も言われました、実際に。ああそうですね分かっております、と。僕らもすごく葛藤はあったんです、正直。ただやっぱりあの光景を目の当たりにした人間は黙ってられないというか、絶対に伝えなくちゃいけないんだろうなと。僕らはほんとうに奇跡で助かったと思っているので、俺たちこれ見ちゃった限り、そこにいたんだからやれるだけやろうと。僕らが伝えることが出来る位置にいるので。ラジオやったりテレビやったりと、たまたまそういう立ち位置にいるので。これは宮城県民としてやろうと。それでもっと面白いことを僕らはやります、と。それで笑えなかったら、そういうバックボーンがなかったとしても笑えないから。それは富澤とも会議しましたね。

富澤:その後、ネットなんかで「震災芸人」とか言われることもありますけど、全然いいですと。ちゃんと思い出してくれたり、例えば「気仙沼」というワードを一緒に覚えてくれればいいんじゃないかなと思いますね。

伊達:やっぱり地元といっても被災地の方に行かなければ、仙台市の繁華街とかでロケする場合もあるんですよね。地元の番組で月に2回は宮城県に帰りますけど、沿岸の方に行かない時期が2ヶ月くらいあったりすると、ちょっとだけ自分の中でも風化しているんですよ。2ヶ月行かないだけで、あれ最近行ってないな、そういえばちょっと忘れてた時があるなと思うんですよ。そういう時は、次の月は必ず行ったり。そうするとやっぱり、大きく工事で変わっていたりするんだよね。ああここはこんな風になったのか、とかこれぐらいの高台にするつもりなんだな、とか。もっとやっぱり俺らは来なくちゃいけないなと。この状況を伝えなくちゃいけないなと。地元のためにできることを探して、恩返しじゃないですけどこれからもやっていきたいなと思いますね。


サンドウィッチマンが震災直後に立ち上げた「東北魂義援金」は毎年、たくさんの寄付を集め、東北で被災した子どもたちの支援に役立てられています。この5年で、合計およそ3億9000万円の義援金が寄付されているということです。そんな2人に、いま私たちが東北にできることは何か伺いました。

◆東北の人たちに託されたメッセージ
伊達:今は我々が東北のために何が出来るのかな、と思った時に、やっぱり聞くんです。行くたびに。いま全国の人に伝えたいことありますか、って。そうするとやっぱり「見に来てほしいよね、東北の被災地を」って言うんですよね。テレビなんかでもなかなか報道されないようになってしまいましたし。「いまここまできましたよ、おかげさまで」というのを伝えたいらしいんですよね。「ありがとうございました、だからもう1回見に来て下さい」と。

富澤:こないだ気仙沼の魚屋さんに話を聴いたら、「美味いものはすごくある。だから満足させる自信はある。だから来て欲しい。震災の時の話をしてくれっていうならするし。だからとにかく1度来て欲しい」って行ってましたね。

伊達:新鮮ですからね、あの世界三大漁場ですか。リアス式海岸のあたりの魚っていうのは世界的にも有名で美味いので、観光客にもどんどん来て欲しいですよね。

★伊達みきおブログ
★富澤たけしブログ
★東北魂義援金(サンドウィッチマンが立ち上げた義援金)

明日もサンドウィッチマンのインタビュー、お伝えします。

«前の記事へ || 1 | 2 | 3 |...| 471 | 472 | 473 |...| 1066 | 1067 | 1068 || 次の記事へ»

パーソナリティ 鈴村健一

メッセージ、ご意見、プレゼントご応募はこちら

特別番組 LOVE & HOPE ~10年目の春だより

TOKYO FM 特別番組 HANABI

「LOVE&HOPE~防災ハンドブック2015」PDF版ダウンロード配信中

アーカイブ

  • いのちの森
  • Support Our Kid's
  • TOKYO FM
  • JFN