2016年8月23日

8月23日 熊本へ行こう!南阿蘇鉄道トロッコ列車

8月23日(火)の復興グルメプレゼントにたくさんのご応募ありがとうございました!
『あか牛のローストビーフ』の当選者は、
★月のしずく さん
★ろーる さん
以上、2名さまです。おめでとうございます!
明日も熊本復興グルメプレゼント、やります。お楽しみに!


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今週は、復興への歩みを進める熊本県の観光スポットにフォーカス。高橋万里恵さんが取材してきた現地の声をお届けします。「復興グルメプレゼント」のお知らせもあります!

今朝お送りするのは、一部の区間が再開した「南阿蘇鉄道」です。
熊本地震のあと、全線で不通になっていた南阿蘇鉄道は、阿蘇山の裾野、高森から立野までの17.1キロを結ぶ路線で、生活の足としてはもちろん、雄大な阿蘇の山なみと緑鮮やかな田園風景が車窓に流れる、“観光列車”としても、多くのファンに愛されている鉄道です。

4月の地震で鉄橋やトンネルの損傷などの被害を受け、全線が不通となっていましたが、なんとか夏の行楽シーズンに間に合って、一部の区間が再開しました!1日4便。うち3便は、窓のない開放的な、「トロッコ列車」です。
南阿蘇鉄道・総務課の中川竜一さんにお話しを伺いました。
◆大きな遊園地のようなトロッコ列車
『(今私達、高森駅のちょうどトロッコ列車の前に立っていますが、すごいお子さんたちがたくさん乗ってますね)ほんとおめでとう!って声をたくさんの人から頂きまして、またこうやってですね、列車が動き出して、たくさんの子供さんとか、おじいちゃんおばあちゃん、家族連れで遊びに来てくれる、ほんと良かったと思ってます。
(いつ運行再開したんでしたっけ?)7月の31日に108日ぶりに運転再開になりました。
(まだ一部の区間ということなんですけど?)ここ高森駅から中松駅までの約7.1キロ。だいたいトロッコ列車で20分くらいなんですけど、まだまだですね元の姿には戻ってませんけど、こうやって楽しい声が聞こえてくるとほんとに嬉しいですね。(私はじめてトロッコ列車に乗るんですけど中川さんイチオシのココを楽しんで欲しいという所は?)まず車掌のアナウンスを楽しんで欲しいということと、個々のロケーションと言いますか、阿蘇の五岳の中、カルデラの中を走る鉄道というのが一つと、観光列車としてトロッコ列車、これが走ってるということで、大きな遊園地と考えて貰えればいいと思うんですけど、阿蘇の人たちの生活を見ながら走れるところですかね。』


7月31日に、高森駅と中松駅の間、17.7キロ中7.1キロの区間が108日ぶりに運行再開。再開の日には高森駅前で「復活祭」も行われたそう。“阿蘇の人たちの生活を見ながら・・・”とお話しされていましたが、この南阿蘇鉄道、駅に改札は無くて、駅がそのままカフェになっていたり、古本屋さんだったり、地元の方とふれ合いながら“駅めぐり”も楽しめる路線。沿線には阿蘇の湧水があふれ出る水源がいくつもあって、透き通るきれいな水を飲んだり、足をつけたりも出来ます。これもオススメ💛ぜひ高森町、南阿蘇村を訪れたら、南阿蘇鉄道のトロッコ列車に乗ってみてください!

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そして今週は、「復興グルメプレゼント―熊本編」のお知らせもあります!
今日は、阿蘇の草原で放牧して育てた健康的な、肉本来の旨みが楽しめる熊本を代表する名産品「あか牛」です!

今日は肉工房「三協」の「あか牛100%で作り上げたローストビーフ」を2名の方にプレゼントします。

※応募の受付は締め切りました。当選者はこちらのブログにて発表します。

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「LOVE & HOPE」、「今こそ足を運んで頂きたい熊本のオススメ観光スポット」、あすは今日お話しに出てきました、南阿蘇鉄道の駅カフェの一つ、シフォンケーキが美味しい長陽駅の「久永屋」を訪ねます。

2016年8月22日

8月22日 熊本へ行こう!山田さんちの牧場

8月22日(月)の復興グルメプレゼントにたくさんのご応募ありがとうございました!
『「山田さんちの牧場」の「美味しすぎる乳製品詰め合わせ」』の当選者は、
★ハッピーゆっきー さん
★ファイターママ さん
★わかめ さん
以上、3名さまです。おめでとうございます!


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今週は、復興への歩みを進める熊本県の観光スポットにフォーカス。高橋万里恵さんが取材してきた現地の声をお届けします。「復興グルメプレゼント」のお知らせもあります!

まず今朝ご紹介するのは、西原村で、酪農と観光牧場を手掛ける「山田さんちの牧場」です。酪農王国・熊本の中でも“牛乳の美味しい牧場” として知られ、牛乳や乳製品の生産のほか、レストランや、自家製ソフトクリームなどを提供するショップ「ミルクの里」を運営。県内外から多くのファンが訪れるという、西原村を代表する牧場です。代表の山田正晴さんにお話しを伺いました。

◆フリーストール牛舎でのびにび牛飼い
牧場はですね、牛がのびのびとしているフリーストール牛舎といって、むかしは牛つないでましたけど、つながないで、エサを食べる牛はエサを食べる、ベッドに上がって寝たい牛はベッドに上がる、というようなのびのびとした環境の中で牛飼いをやっております。こっちは自給飼料、買いエサじゃなく自分方でトウモロコシを植え付けて、それを刈取りして牛に食べさせて、その牛の糞をまた畑に耕して、またそれから美味しいトウモロコシを・・・、循環型農業ですかね。そういうことをモットーにやっとります。
(そんな山田牧場が4月の地震でどうなったのですか?)
倒壊は4棟のうち3棟。その3棟の中には子牛がいっぱいいましたけど、その子牛は不思議なもんでつないでないけん、バリバリいって壁が開いた時にぜんぶ脱出して、小さい子牛は大丈夫でしたけど、柱の下敷きになったりとか、最終的には6頭がダメになりました。


4棟中3棟の牛舎が潰れ、6頭の牛が犠牲に。壊れた牛舎のうちの一棟は、いまも手つかずでそのまま残っています。また山田さんは地域の酪農業協同組合の代表も務めていて、自身の牧場も被害を受けるなか、西原村の酪農をどう復旧させていくのか?という難しい舵取りも担うことに。「10年は頑張ってみよう」と声を掛け合いながら、復旧に尽力されたそうです。

そして再開へ向けた動きを一歩ずつつづけ、生産を再開。今月15日には、自家製商品を販売するショップ、「ミルクの里」を再開させました。

◆ソフトクリームは絶対の自信を持っています。
私達は朝晩、牛のおっぱい触らにゃいかんじゃんかですか。おっぱいをきれいに拭いてやって牛乳を搾らなきゃいけんけんもう、それがいちばん大変で、2日近く搾乳とらんけん乳はもうぱんぱん張って、血が出てきよった乳から。もう張りすぎて。そんな状況の中、いろん人から「まだですか」「いつですか」って言われて、「いや道路が通れませんけ」って言って、「どうにかして行かれる裏道でも教えてください」って言って、それだけ8月15日にオープンしたんです。
(4カ月かけてここをオープンさせる道のりって大変って言いながらすごく笑顔なんですけど、やっぱり嬉しかったですか?)最初ぱくりと食べた時に、笑顔が出る、美味しい!って。まあそういうこと言われると自分たちは、ああやっぱりやってよかったなって、頑張っとってよかったなあとか、そういう気持ちが湧いてく訳ですよ。ソフトクリームには絶対の自信を持ってます。牧場で朝絞った牛乳でいちばんにつくるじゃなかですか。もう絶対負けんと思ってます。牛乳も朝絞りで瓶に詰めるとです。新鮮そのものです。(それこそここに来なきゃ食べられない?)だけん災害の状況も見ながら現場までなにしろ行ってみたいというのが、お客さんの気持ちじゃないかなって。どがんしとるとやろなってその後、たとえば石垣が崩れてるとか、大変だったそうやなとか、このまま閉めとったらなんでだろかなんでだろかって、いつまでも言われるけ、回り道しても行きたいっていうお客さんが、いっぱいおるなって思うとですよね。


今朝は「今こそ足を運んで頂きたい熊本のオススメ観光スポット」、熊本県西原村で酪農と観光牧場を手掛ける「山田さんちの牧場」をご紹介しました。

雄大な阿蘇の景色を望む自然豊かな牧場。搾りたての牛乳や濃厚なソフトクリームを味わいに「山田さんちの牧場」、ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか!

「山田さんちの牧場」のオフィシャルページ

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そして今週は、「復興グルメプレゼント―熊本編」もあります!
今日はもちろん、「山田さんちの牧場」の〔美味しすぎる乳製品詰め合わせ〕をプレゼント!


看板商品の「牛乳」900mlを2本、「ヨーグルト」を3個、「バター」を1個に、まろやかな味わいの「牛乳そうめん」2パックを1セットにして、3名の方にプレゼントします。

※応募の受付は締め切りました。

あすは一部区間で運行が再開した、南阿蘇鉄道のレポートです。
そして「復興グルメプレゼントは、「あか牛のローストビーフ」です!お楽しみに!
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パーソナリティ 鈴村健一

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