2016年8月28日

熊本・阿蘇観光1泊2日の旅のススメ!

先週は、復興への歩みを進める熊本県の観光スポットにフォーカス。
「復興グルメ−熊本編−」と合わせて高橋万里恵さんのレポートをお届けしました。リスナーの方から「行程も含めて紹介してほしい!」とのリクエストをうけて、熊本1泊2日の旅、ダイジェストで振り返ります!

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<1日目>
熊本空港よりレンタカーで、被害の大きかった益城町へ〜

9:30 避難所生活が続く、熊本市の総合体育館


11:00 西原村「山田さんちの牧場」




[グリーンロード経由、阿蘇郡高森町へ 約60分]

14:20 高森駅発―中松駅着(14:41) トロッコ列車乗車


15:00 南阿蘇鉄道「阿蘇白川駅」
駅舎カフェ「75th st.(セブンティ・フィフス・ストリート)」





前回の取材の様子

16:00 白川水源


17:00 南阿蘇鉄道 長陽駅 駅舎カフェ「久永屋」








<2日目>

[高森町〜阿蘇パノラマライン経由 約60分]

10:00 「阿蘇ファームランド」


12:00  内牧温泉「いまきん食堂」へ行くも“3時間待ち”に断念…



13:30 「阿蘇神社」



[ミルクロード経由 約60分]

16:00 熊本空港へ

高橋万里恵譲を空港へ送りつつ、スタッフはもう1泊。
翌日「草千里」の取材へと続きます。
その模様はまた来週お届けします!お楽しみに。

2016年8月26日

8月26日 熊本へ行こう!阿蘇神社

8月26日(金)の熊本復興グルメプレゼントに
たくさんのご応募ありがとうございました!
山村酒造の「れいざん」純米吟醸の当選者は、
★こうちゃんさん
★チョカさん
★べろんちょさん
以上、3名さまです。おめでとうございます!
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今週は、復興への歩みを進める熊本県の観光スポットにフォーカス。「復興グルメのプレゼント」のお知らせもあります!

今朝ご紹介するのは、阿蘇山を御神体とする肥後の一の宮、阿蘇神社です。4月16日の本震で、“日本三大楼門”の一つでもある高さ18メートルの楼門や、拝殿などが倒壊、屋根が地面に落ちた無残な姿のままになっていました。再建には、10年の月日と約20億円の費用がかかる見込みと言われていますが、この日もたくさんの参拝客が手を合わせ阿蘇地域の守り神として再建を望む地域の皆さんの強い思いを感じました。

阿蘇神社の権禰宜、池浦秀隆さんに、お話しを伺いました。

◆神社の存在意義、防災に対する手本となるような・・
(今日初めて阿蘇神社に参拝して拝殿と楼門が倒壊していて地面にくっついているような状態だったんですが、皆さんやはりショックだったのでは?)私どもも毎日この境内にお努めしている中で、日常的な境内の景観というのが一気に無くなってしまったので、喪失感というかひじょうに大きなショックでした。4カ月間経ってしまいましたけども、うちの神社は社殿の半分くらいは国の重要文化財に指定されてる建物でしたので、おかげさまで災害復旧の事業として取り掛かって頂きましていま復旧工事の準備を進めているところです。で今回、地域の方でありますとか、あとご支援のお申し出がけっこう全国的にいらっしゃったことを確認できたような感じがするんです。あらためて阿蘇神社という神社が、地域の神社というものだけではなくて、広域的に崇敬を集める神社だったんだということを震災を通じてあらためて再確認できたということもあります。
神社の役割というのはいろんな役割があると思うんですが、阿蘇神社のお祀りを見ますと、農耕の神であるというとらえ方を基礎に農業に恵みをもたらすとか水の恵みをもたらすということを含めた、そういう性格を持った神というとらえ方をされてると思います。それは阿蘇の神の優しい側面。でも阿蘇神社は阿蘇山の火口を御神体にしてる神社ですので、「火山神」という性格を持ってる神でもあるわけです。火山神という性格というのは、たとえば火山活動で異変が起こって噴火をして周辺に灰を降らせて農作物に被害を与えるというような現象も数十年に一度とか起こる訳ですけど、そういうことが無い限りは阿蘇の神というのは火山神として認識されないと思うんです。そういうふうに良い面と悪い面というものを真意としてとらえたところに神社の存在意義みたいなのがあって、今回の地震は災いではありますけど、時間が経ってくると忘れていくと思うんです。なので神社の存在意義の中に、防災に対する手本となるような、標となるようなものを意識することが出来ないかと。たとえば神社のお祀りの中で思い出させるとかですね、そういう所も今考えているところですね。


周辺に倒れている建物はほかになく、阿蘇神社の被害だけが甚大なために、地元では「神社が犠牲になって自分たちをお守りくださった」という声もありました。お話にあった、楼門など国の重要文化財になってる建物は国の事業として再建できますが、拝殿など重要文化財になっていない建物については、自力で再建するしかない。参拝客が納める奉賛金や、ネットでの募金も再建への大きな力になります。阿蘇を訪れた時は、ぜひ足を運んでみてください。

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「復興グルメプレゼント―熊本編」!

今日は阿蘇神社にも納められている地酒、創業1762年、山村酒造の「れいざん」純米吟醸、こちらを3名の方にプレゼントします。

※応募の受付は9時をもって締め切りました。たくさんのご応募ありがとうございました!
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パーソナリティ 鈴村健一

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