2017年3月3日
3月3日オープン! 南三陸さんさん商店街
今日3月3日、宮城県南三陸町には町の新しいにぎわいの拠点「南三陸さんさん商店街」が開業します。今朝はそんな真新しい「さんさん商店街」から、速水健朗さんのレポートです。
![](/cms/thumbnails/d4/d442f6a2265108f91f7ae40c03a952ca.jpg)
![](/cms/thumbnails/bb/bb6e4cf639895986c46e73301326ba84.jpg)
まず向かったのは、1月に万里恵さんがインタビューした「しお彩」さん。オープンに合わせて考案された新メニュー「たこ壺ラーメン」をいただきました!
![](/cms/thumbnails/0f/0fbee8405ef6622c95cda4dcd1057530.jpg)
![](/cms/thumbnails/2c/2cb70ee4ba49acdfb4ba628b7ec321f0.jpg)
![](/cms/thumbnails/79/79757953d0ea88c416e48eefa707b1c0.jpg)
◆「たこ壺ラーメン」、南三陸きらきら丼に匹敵するライバル誕生の予感!
日高昆布の旨みが広がる口当たりすっきりな和風スープに、厚めに切った志津川のタコが2切れ、横には蛸壺風の器に入った「タコのつみれ」が添えられていて、どちらも噛めば噛むほどジュワっとタコの味わいが広がって、とっても美味しいです!
そんな真新しい「さんさん商店街」で、先頭に立って町の復興の旗を振り続けている南三陸町の佐藤仁町長にお話しを伺いました。
![](/cms/thumbnails/b1/b1a7e36f1e257c49be0797c7982d3619.jpg)
◆このさんさん商店街が街の「核」になるように
速水 ここは「さんさん商店街」、出来たばかりの高台にある訳ですが、この商店街って住む人たちからするとどういう場所になる?
佐藤 じつはここかさ上げして、ここにどういう商店や店が張り付くの?というのが悩みの種だった。それで紹介してもらったのが建築家の隈研吾さんでした。隈さんがいちばん最初に来たときはここはもう瓦礫だらけですよ。なんにもない。そしたら隈さん、「町長、ここ人住まないんだよな」と。「はいここは住みません。災害危険区域に指定したので商店とか工場しかできませんと」言ったら「人が住まないところに賑わいつくるの難しいんだよな」とポツンとひとこと言って、“これは無理かなあ〜”と思っていたら、「グランドデザイン、俺に手掛けさせてくれ」と言ってくれたんです。隈さんのグランドデザインを発表したときにベイサイドアリーナという体育館でやったんです。そのとき来てもまあ200人かな〜と思っていたんですが、そしたら満杯でね。資料が足りなくなっちゃって。そのとき隈さんが説明した時に皆喜んでました。ようするに自分たちの思いをすごく受け入れてくれて、それに、隈さん流の親水性、回遊性を取り入れていこうねと。その時に「ここ、さんさん商店街に核を作ろう」と。核を作ってそこが賑わってくれば間違いなく周辺に店は張り付いてくると、だからそんな慌てる必要ないじゃない。そのかわり核を皆の力で盛り立ててにぎわう場所にしようよ、という話で、だからここ「さんさん商店街」出来ましたけど、その横の民有地にもう商店がだんだん埋まってきました。
速水 仮設商店街もひじょうに人気があった。新しいところ、徐々に時間をかけて?ということになるんでしょうか?
佐藤 ここさんさんはスタートから爆発すると思う。今まで6年間の実績ですよ。彼らは仮設でやってきて、4年10カ月で200万人が訪れる商店街なんてないですよ。土日は行列のできる商店街でしたら。それを考えた時に、あそこを閉める時に「早くつぎ作ってね!」っていうお話しいっぱい頂いていましたから、たぶんこっちに移るというのを心待ちにしているたくさんいらっしゃると思う。
速水 根付いてるファンがいる?
佐藤 そうそう、たくさんいらっしゃると思います。
この場所は、かつて商店が並んでいた町の中心部だった場所。そこにまた商店が戻る。皆が集える賑わいの場所が生まることが感慨深い・・・という事もお話しもされていました。
南三陸さんさん商店街は、今日午前10時から式典が行われて、午後12時から一般入場がスタートします。
町の復興への大きな一歩を記した南三陸町。来週も佐藤町長のお話しお届けします。
![](/cms/thumbnails/d4/d442f6a2265108f91f7ae40c03a952ca.jpg)
![](/cms/thumbnails/bb/bb6e4cf639895986c46e73301326ba84.jpg)
まず向かったのは、1月に万里恵さんがインタビューした「しお彩」さん。オープンに合わせて考案された新メニュー「たこ壺ラーメン」をいただきました!
![](/cms/thumbnails/0f/0fbee8405ef6622c95cda4dcd1057530.jpg)
![](/cms/thumbnails/2c/2cb70ee4ba49acdfb4ba628b7ec321f0.jpg)
![](/cms/thumbnails/79/79757953d0ea88c416e48eefa707b1c0.jpg)
◆「たこ壺ラーメン」、南三陸きらきら丼に匹敵するライバル誕生の予感!
日高昆布の旨みが広がる口当たりすっきりな和風スープに、厚めに切った志津川のタコが2切れ、横には蛸壺風の器に入った「タコのつみれ」が添えられていて、どちらも噛めば噛むほどジュワっとタコの味わいが広がって、とっても美味しいです!
そんな真新しい「さんさん商店街」で、先頭に立って町の復興の旗を振り続けている南三陸町の佐藤仁町長にお話しを伺いました。
![](/cms/thumbnails/b1/b1a7e36f1e257c49be0797c7982d3619.jpg)
◆このさんさん商店街が街の「核」になるように
速水 ここは「さんさん商店街」、出来たばかりの高台にある訳ですが、この商店街って住む人たちからするとどういう場所になる?
佐藤 じつはここかさ上げして、ここにどういう商店や店が張り付くの?というのが悩みの種だった。それで紹介してもらったのが建築家の隈研吾さんでした。隈さんがいちばん最初に来たときはここはもう瓦礫だらけですよ。なんにもない。そしたら隈さん、「町長、ここ人住まないんだよな」と。「はいここは住みません。災害危険区域に指定したので商店とか工場しかできませんと」言ったら「人が住まないところに賑わいつくるの難しいんだよな」とポツンとひとこと言って、“これは無理かなあ〜”と思っていたら、「グランドデザイン、俺に手掛けさせてくれ」と言ってくれたんです。隈さんのグランドデザインを発表したときにベイサイドアリーナという体育館でやったんです。そのとき来てもまあ200人かな〜と思っていたんですが、そしたら満杯でね。資料が足りなくなっちゃって。そのとき隈さんが説明した時に皆喜んでました。ようするに自分たちの思いをすごく受け入れてくれて、それに、隈さん流の親水性、回遊性を取り入れていこうねと。その時に「ここ、さんさん商店街に核を作ろう」と。核を作ってそこが賑わってくれば間違いなく周辺に店は張り付いてくると、だからそんな慌てる必要ないじゃない。そのかわり核を皆の力で盛り立ててにぎわう場所にしようよ、という話で、だからここ「さんさん商店街」出来ましたけど、その横の民有地にもう商店がだんだん埋まってきました。
速水 仮設商店街もひじょうに人気があった。新しいところ、徐々に時間をかけて?ということになるんでしょうか?
佐藤 ここさんさんはスタートから爆発すると思う。今まで6年間の実績ですよ。彼らは仮設でやってきて、4年10カ月で200万人が訪れる商店街なんてないですよ。土日は行列のできる商店街でしたら。それを考えた時に、あそこを閉める時に「早くつぎ作ってね!」っていうお話しいっぱい頂いていましたから、たぶんこっちに移るというのを心待ちにしているたくさんいらっしゃると思う。
速水 根付いてるファンがいる?
佐藤 そうそう、たくさんいらっしゃると思います。
この場所は、かつて商店が並んでいた町の中心部だった場所。そこにまた商店が戻る。皆が集える賑わいの場所が生まることが感慨深い・・・という事もお話しもされていました。
南三陸さんさん商店街は、今日午前10時から式典が行われて、午後12時から一般入場がスタートします。
町の復興への大きな一歩を記した南三陸町。来週も佐藤町長のお話しお届けします。
![](/cms/thumbnails/13/1335030183339d3a442b3a1b0eb9063b.jpg)