2017年4月18日
4月18日 南阿蘇村「まるでん」増田一正(2)
今週は、熊本地震から1年。一歩一歩復興に向け歩みだした「南阿蘇村のいま」をお伝えしています。
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南阿蘇村の玄関口、阿蘇大橋のすぐ目の前でレストランを営んでいたのがごはん処「まるでん」オーナー 増田一正さんです。赤い屋根のレストランで、「赤牛ステーキカレー」がお店の看板メニューでした。
地震で自宅とお店が共に全壊となり、「ゼロになった」と語る増田さん。そんな中でも、ふるさと南阿蘇を見つめなおす「きっかけ」がありました。
![](/cms/thumbnails/28/2817f038b742bdb9b84541ca39c6c1eb.jpg)
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◆ツリーイングで子供たちに笑顔が戻った
(お店はどういう状況?)立ってはいるんですけど、中は裏の壁が全部崩れていて、ちょうど断層のすぐ近くみたいで基礎がやられてしまっていますね。これから先のことと言うよりも、何も考えられずに、生きるためにどうやって暮らしていこうかと。
お店とは別に10年前からアウトドアのガイドをしていまして、拠点としていた烏帽子岳(えぼしだけ)も地震と水害でやられて、一回アウトドアガイドチームも解散しようかという時もあったんですけど、ずっとお世話になっている兵庫の私たちの先生が木登り体験「ツリーイング」のイベントを南阿蘇村の地元の小学校で、でっかいイチョウの木があるんで地震にあった子供たち中心に木登り体験をしてくれたんですね。そしたら子供たちもすごい喜んでくれて、それを見ていた大人たち、父ちゃん母ちゃんもすごい喜んでくれて、それをきっかけにスイッチが入って。阿蘇を離れて、他のところでアウトドアのガイドをした方がいいんじゃないかという話もあったんですけど、もう一度、もう一回この阿蘇の自然を見直して、私たちもその一員として頑張っていこうと、逃げ出すわけにはいかないと思って、今アウトドアの事業をもう1回広げていこうと取り組んでいます。だからいろいろ地震で大変ですけど、ゼロになったんですけど、フラットになって、自分を見つめ直すいいきっかけをもらったと思って、やりたいことを見直せって言われていると思って今はアウトドアの活動を充実させようと取り組んでいるところです。
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増田さんが代表をつとめるアウトドアガイド、「アウトドアクラブ南阿蘇knot」。震災後もナイトハイクや、ツリーイングなどを中心に、阿蘇の自然を活かしたガイドを行っています。『LOVE&HOPE』明日も増田さんのインタビューをお送りします。
アウトドアクラブ南阿蘇knot 公式サイト / Facebook
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南阿蘇村の玄関口、阿蘇大橋のすぐ目の前でレストランを営んでいたのがごはん処「まるでん」オーナー 増田一正さんです。赤い屋根のレストランで、「赤牛ステーキカレー」がお店の看板メニューでした。
地震で自宅とお店が共に全壊となり、「ゼロになった」と語る増田さん。そんな中でも、ふるさと南阿蘇を見つめなおす「きっかけ」がありました。
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◆ツリーイングで子供たちに笑顔が戻った
(お店はどういう状況?)立ってはいるんですけど、中は裏の壁が全部崩れていて、ちょうど断層のすぐ近くみたいで基礎がやられてしまっていますね。これから先のことと言うよりも、何も考えられずに、生きるためにどうやって暮らしていこうかと。
お店とは別に10年前からアウトドアのガイドをしていまして、拠点としていた烏帽子岳(えぼしだけ)も地震と水害でやられて、一回アウトドアガイドチームも解散しようかという時もあったんですけど、ずっとお世話になっている兵庫の私たちの先生が木登り体験「ツリーイング」のイベントを南阿蘇村の地元の小学校で、でっかいイチョウの木があるんで地震にあった子供たち中心に木登り体験をしてくれたんですね。そしたら子供たちもすごい喜んでくれて、それを見ていた大人たち、父ちゃん母ちゃんもすごい喜んでくれて、それをきっかけにスイッチが入って。阿蘇を離れて、他のところでアウトドアのガイドをした方がいいんじゃないかという話もあったんですけど、もう一度、もう一回この阿蘇の自然を見直して、私たちもその一員として頑張っていこうと、逃げ出すわけにはいかないと思って、今アウトドアの事業をもう1回広げていこうと取り組んでいます。だからいろいろ地震で大変ですけど、ゼロになったんですけど、フラットになって、自分を見つめ直すいいきっかけをもらったと思って、やりたいことを見直せって言われていると思って今はアウトドアの活動を充実させようと取り組んでいるところです。
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増田さんが代表をつとめるアウトドアガイド、「アウトドアクラブ南阿蘇knot」。震災後もナイトハイクや、ツリーイングなどを中心に、阿蘇の自然を活かしたガイドを行っています。『LOVE&HOPE』明日も増田さんのインタビューをお送りします。
アウトドアクラブ南阿蘇knot 公式サイト / Facebook