2018年7月30日

25年連続皇室献上が決まった福島県桑折町の桃

【たくさんのご応募ありがとうございます!】
『桑折町の皇室献上桃「あかつき」3キロ入り』7月30日(月)ご当選された方は、

・なすみちゃん さん
・とんし さん

です!
おめでとうございます!

LOVE&HOPEが以前より応援してきた福島県桑折町の美味しい美味しい桃が、
今年も皇室献上品に指定され、これで25年連続となりました。

そこで今週は、そんな桑折町の桃、そして桃の魅力を生かした町の6次化産業商品に注目してまいります。



まずは桑折町の桃の魅力と、震災後に受けた影響などを、
桑折町産業振興課の桃PR隊長、朽木健太朗さんに紹介して頂きます。

◆試練を乗り越え
福島県の桃はどれも美味しいんですが、とくに桑折町の桃はひじょうに有名、阿武隈山系の肥えた土地で美味しく育っております。東日本大震災による福島第一原発事故による被害もあったんですが、生産者の方が一本一本の木を高圧洗浄で果樹除染をしまして、桃の方も一つ一つモニタリングしたんですが、なかなか値段がつかない、買い控えとか、そういったことも有ったので、生産者の方は非常に大変な思いをしたかと思います。それで、少しずつ少しずつ売り上げの方も震災前の水準に戻ってきまして価格の方も元通りの価格に戻ってきております。いろんな品種を作っておりまして、なかでも皇室にも献上させて頂いております「あかつき」という品種は非常に美味しく、桑折町で生産されているものの6割以上は「あかつき」になります。瑞々しくて食べた時に甘さが口の中に広がって、極上の桃と言いますか、とても美味しいです。



桑折町ではいろんな種類の桃が作られていますが、エースの品種は「あかつき」。味わいの完成度が高いこの「あかつき」を光センサーを使って糖度を調べ、合格した桃だけが「皇室献上桃」と名乗れます。(いまはルールに則っとらず勝手に皇室献上を名乗ってる輩もいるとか)

阿武隈山系の肥沃な土地と、気温や日照など桃栽培に適した気候、そして広がる桃畑の背後には半田山という山があって、ここから湧き出る「金剛水」は名水として地元の皆さんに愛されているのだそうです。その水脈の水というさまざまな奇跡が重なって、25年連続皇室献上の桃「あかつき」は生まれます。
そんな美味しい桃の作り手のお一人、桑折町の桃農家、大槻久男さんの畑を中西哲生が訪ね、お話しを伺いました。

◆じつはそんなに桃、食べないんだよね〜
今年は暑いから、朝4時に起きて農作業しています。昼間はあまり畑に出ない。今年は田植えが終わった頃から、ぜんぜん雨らしい雨が降らなくて・・・(雨と暑さで見の付き方はいかがですか?)・・・うん実は暑い方がうまいんですよね、糖度が乗って。今年はだいぶ糖度が上がって、15度くらいですか・・・(冷やして食べた方が美味しいですか?)・・・どうだろうねえ〜あんまり桃食ったことないから・・・(えー食べたことない!)・・・



まさかの食べない発言・・・!でも長く向き合っていると、見たり嗅いだりで味わいまで分かるのかもしれません。
じつはこのあと中西哲生、大槻さんのお宅で熟してもいだ「あかつき」を頂いたのですが、美味い!を連呼しておりました。なにしろ糖度15パーセントですから甘いし、果汁たっぷりジューシーで香りよく、そしてあと味がじつにさっぱりしているんです。まさに極上の桃!


今回はそんな今まさに旬を迎えている桑折町の皇室献上桃「あかつき」3キロ入りを、2名の方にプレゼントします。こちらのブログのメッセージフォームから、「桑折町のあかつき希望」と書いてご応募ください。30日24時まで受付、当選者はブログで発表します。

そして31日はさらに、この名産の桃を使った、町の6次化商品にも注目します。
桃に加えてそんな6次化産業商品もプレゼントしますよ!

2018年7月27日

支援情報:軽自動車の寄付を受け付けています

私たちにできる支援の情報です。被災地で「自動車のシェア」を提供している日本カーシェアリング協会では、現在、使わない軽自動車の寄付を受け付けています。自動車を水害で失った人が、自力で車を用立てできるようになるにはだいたい2ヶ月ほどかかるとされ、この2ヶ月を「しのぐ」ためのクルマが必要となっています。そうした方への支援を行うのが日本カーシェアリング協会です。代表理事の吉澤武彦さんに伺いました。

◆軽自動車の寄付を募集中
いまご自宅、会社で使っていないクルマがあったら譲ってほしいという寄付の募集をやっています。申し込みして頂いたら名義変更して被災地に届けて無料で貸し出して、集落や避難所など複数人で使える場合はシェアリングをやっていただきながら急場をしのぐような募集をしています。届け先は最初は僕らは岡山の倉敷に入っていくんですけど、もしかしたら岡山、広島、愛媛のほうへ少しずつ範囲を広げていこうと思っているので、クルマもそうですがサポートしてくれる方、資金的なサポートがあればそれぞれの地域に支援体制が組める。
今回やっぱり範囲がこれまでの災害と比べて広いので、今まで以上に大きな力が必要かなと思っています。いろんな人に協力していただいて、広い地域を1つでも支援を埋めることができるような形でやりたいなと思っています。

7月26日時点で、すでに50台のクルマの寄付があったそうです。現在は、乗用車ではなく、「軽トラック」の寄付を受け付けています。また、岡山県倉敷市、愛媛県西予市で支援をするスタッフ、ボランティア、資金面の寄付も受け付けているということです。

★日本カーシェアリング協会への問い合わせはこちら
«前の記事へ || 1 | 2 | 3 |...| 215 | 216 | 217 |...| 1066 | 1067 | 1068 || 次の記事へ»

パーソナリティ 鈴村健一

メッセージ、ご意見、プレゼントご応募はこちら

特別番組 LOVE & HOPE ~10年目の春だより

TOKYO FM 特別番組 HANABI

「LOVE&HOPE~防災ハンドブック2015」PDF版ダウンロード配信中

アーカイブ

  • いのちの森
  • Support Our Kid's
  • TOKYO FM
  • JFN