2018年8月9日
ほやほや学会(4)
東日本大震災で水揚げが減ったり、販路を失ったりした「ほや」。そんな「ほや」の魅力を全国に伝えようと、活動を続けているのが、「ほやほや学会」です。そしていま「ほや」は、世界が注目する「ある健康効果」で注目を集めているそう・・お話は、「ほやほや学会」会長、田山圭子さんです。
◆ほやはアルツハイマー病の予防にも役立つ!
ほやのウンチクというか新たな活用法として、ほやは「プラズマローゲン」というアルツハイマー症の予防に役立つとされる栄養素をたくさん含んでいて、ほやから抽出したプラズマローゲンを使ったサプリがいまできているんです。高齢化社会でほや由来のプラズマローゲンを摂取することが主流になってくると、世界中にニーズがでてくることもありますので、おいしく食べる、そして健康面でも活用することで、いろいろな担い手によってほやを消費できるようにしていこうという流れもあります。あとは血や皮膚を作ったり美容にもいいし、プラズマローゲン効果のこともあるので、(ほやを推奨している身としては)私老けられないなと、笑。ほぼ毎日食べているので、わたしが健康でいることが、ほやのPRに繋がると思っているので。ほや効果のおかげでいまのところ、いたって健康。
よそ者でもこういうふうに関わることで、地元だけでは考えなかったことも、少しは役に立ててるのかなと思うこともあるので、地方とか関東とかこだわらずに、その土地のいいところを寄ってたかってさまざまな立場の人が盛り上げていくという場が、ほやを始まりとして、これからも作れたらいいなと思っています。
※「プラズマローゲン」=抗酸化作用を持つリン脂質の一種。九州大学のチームがアルツハイマー型認知症を改善することを世界で初めて証明した。
田山さん自身は関東の出身。震災を機に東北と関わりを持ち、ほやのPR隊長を務めています。7月には産地、女川で「ほやツアー」も開催しました。
★「ほやほや学会」では現在「ほやレシピコンテスト」を開催中。応募は8月31日まで。
詳しくは「ほやほや学会」公式ページで!
★また8/12は、フィッシャーマンジャパンほや尽くしイベント開催@石巻「はまさいさい」