2019年2月28日

あの日から8年、メッセージ募集

東日本大震災からもうすぐ丸8年。あの震災があなたに与えた影響はなんですか?
番組ではあなたからのメッセージを募集しています。
改めてあの日を振り返り、あの日から今に繋がっていること、あの日をきっかけに学んだこと、出会い、仕事や進路への影響、防災・減災についてなど。また被災地の皆さんからも、復興への想い、伝えたいメッセージをお待ちしています

抽選で10名様に、サポートアワーキッズへのチャリティ商品にもなっているタリーズコーヒーのドリップバッグをプレゼントします。

2019年2月28日

創業100周年を迎える気仙沼市「すがとよ酒店」の菅原文子さん?

今週は、4月に創業100周年を迎える、宮城県気仙沼市の酒屋さん「すがとよ酒店」を営む、菅原文子さんのお話し。



菅原さんは、東日本大震災による津波で、自宅兼お店が流され、お父さん、お母さん、そして三代目店主だったご主人を亡くされました。それでも震災の1か月半後に、息子さんたちと一緒にプレハブでお店を再開。当時、行方不明のままだったご主人に宛てた手紙は、「恋文大賞」を受賞し、その後、ご主人の亡骸も見つかって、再会を果たすことが出来ました。そして2016年12月、地元の鹿折地区にお店を再建しました。



お店で扱うのはもちろん地元・宮城のお酒。なかでも気仙沼のお酒は、去年海外でも大きな賞を獲った「蒼天伝」など、年々評価が高まっています。

気仙沼のお酒のスポークスマンでもある菅原さんに、おススメを聞きました!


◆「100周年記念酒を4月に発売」

「まず自分は商売としてきたその地元のお酒、こんなに皆さんに、“美味しいね美味しいね”って言われるんですよ。だからやっぱり、気仙沼は海と生きる気仙沼で漁業をいちばんの柱としてきたんだけれども、気仙沼にこんなに美味しいお酒があるのに、これをもっと前面に出さなければだめじゃないかと思って、男山本店さんでは「蒼天伝」といういま若社長が一生懸命頑張って海外に向けて発信してるし、それから角星さんで「水鳥記」という酒を酒造米で分けて作ってて今7種類ぐらいあるんですよ。こんなにすごいお酒があるのに、これをもっと全国の皆さんにお披露目したいと思うし、売り手の私たちとしては本当に誇らしく胸を張って皆さんにぜひ飲んでもらいたいし、当店も今年100周年なので、去年酒造米を植えましてね、いま酒造りに入りましたので、4月の末にはその記念酒ができるんです。で当店は「すがとよ」なので代々長男は「豊」がつきまして、初代が「豊吉」・・・「ゆたか」の「きち」だったので、私がラベルを、「100周年記念酒〜初代豊吉」と書きますので、特別純米の四号瓶と一升瓶、それから純米大吟醸の四号瓶と、3種類お披露目しますので、町のことも含めて、その100年をね、祝えたらなと思います。」



すがとよ酒店」創業100周年を祝う記念のお酒、「初代豊吉」。来月4月20日に発売されます。名前も縁起がいいし、なにしろ「100周年記念酒」なので祝い酒の贈り物にもぴったり。ただし限定なので売り切れは必至。気になる方はお早めに。

三陸道が延伸して、内湾地区もお洒落に変貌。4月7日には気仙沼大島大橋も開通なので、春の行楽を兼ねて気仙沼を訪ねてみてはいかがでしょうか。

「すがとよ酒店」

ちなみにスタッフ情報ですが、地元の皆さんの夜の締めの店「喫茶マンボ」のイチゴババロアも最高です♪

『LOVE & HOPE』、今週は「すがとよ酒店」、菅原文子さんのお話しでした。
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パーソナリティ 鈴村健一

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