2019年4月4日

三陸鉄道 中村一郎社長に聞く?

防災減災の知恵、そして復興へ向け尽力する方たちの「声」をお伝えしていく「LOVE & HOPE」。今朝も引き続き、三陸鉄道・中村一郎社長のインタビューです。



三陸鉄道は、3月23日に旧JR山田線の区間だった宮古〜釜石間が復旧、JR東日本から三陸鉄道に移管され、「北リアス線」「南リアス線」と接続。全長163キロ、日本一長い第三セクターの、「三陸鉄道リアス線」として、運行を再開しました。

三陸の海岸線を走る三陸鉄道は、美味しい海の幸に恵まれたグルメ鉄道でもあります。鈴村さんもじつは大槌町で行われた「三陸コネクトフェスティバル」に参加して地元の美味しいものをいろいろ頂いたのですが、あらためて中村社長に、そんな三陸の「食」の魅力について伺ってみました。


中村)いやもう本当に三陸はいろんな美味しいものたくさんありますので、久慈ですとウニ弁当もありますしいま宮古ですとタラが水揚げが日本一ということでタラのフライみたいなものお弁当に・・・

鈴村)さきほど頂きました。美味しかったですね〜

中村)あと大槌では磯ラーメンとか・・・

鈴村)それもさきほど頂きました。美味しかったです〜

中村)本当にその土地土地の美味しいものがたくさんあるので、三陸鉄道では「駅-1グルメ」っていう沿線の美味しいものを紹介する小さな冊子を年2回出しているんです。これも第14号までなってるんですけど、これ駅にたくさん無料で置いてあるので、お客様はこれを見て頂いて、“じゃあこの駅でこれを食べようかな”とか、そうするとまた列車の旅がすごい楽しみが増えますのでそういった活用して頂いたりしてます。

鈴村)これいま見せて頂いてますけど、かなり分厚い本で情報量もすごいですね。海鮮も勿論いっぱいあるんですけどそうじゃない洋食だったりそういうものも・・・

中村)そうですね。ジャンルのとり混ざった構成になってます。

鈴村)パッと開いたら「恋し浜ホタテバーガー」が・・・

中村)はい。これもおすすめです。肉厚でバンというか離れちゃってる・・・

鈴村)ですよね。間のホタテがすごい分厚さ、5センチぐらいありそうな、すごいですよ。

中村)食べ応えも十分だし美味しいんですこれが。

鈴村)すごい!



その「駅-1グルメ」、無料の冊子で、駅ごとにチョイスした店の情報や写真が載っています。

三陸鉄道の一部の駅に置いてあるので、これを手にして駅ごとに美味しいものを求めて旅をするのもおすすめです。季節ごとの食材が楽しめるのも三陸鉄道の旅ならではの魅力。さんてつでグルメ旅に出かけてみませんか?

『LOVE & HOPE』、明日も三陸鉄道、中村社長のインタビューをお届けします。明日は沿線の美味しい「景色」について。

「三陸鉄道」

2019年4月3日

三陸鉄道 中村一郎社長に聞く?

防災減災の知恵、そして復興へ向け尽力する方たちの「声」をお伝えしていく「LOVE & HOPE」。今朝も引き続き、三陸鉄道・中村一郎社長のインタビューです。



三陸鉄道は、3月23日に旧JR山田線の区間だった宮古〜釜石間が復旧、JR東日本から三陸鉄道に移管され、「北リアス線」「南リアス線」と接続。全長163キロ、日本一長い第三セクターの、「三陸鉄道リアス線」として、運行を再開しました。

三陸鉄道といえば、「こたつ列車」など季節ごとの“イベント列車”も有名。あらためてどんなものがあるのか尋ねてみました。


中村)たとえば元旦の日は「初日の出列車」ということで、列車に乗ってちょうど海が見えるところで停まって初日の出を皆さんで見るというような。あと夏ですと生ビール飲み放題の列車とか・・・

鈴村)ニュースで見ました!すごい行きたいと思いました〜

中村)やっぱりああいうのは応募がすぐ埋まっちゃうんですね。あとは冬場は人気のこたつ列車っていうのやってるんですけど、その中で秋田県のなまはげと同じような風習で「なもみ」という言い方をしてるんですが、その「なもみ」がトンネルに入って真っ暗になったところにいきなりサプライズで登場するんですね。もうそうすると乗ってると客さんは子供たちも含めてギャー!とか言ってですね、リアクションがすごいですね。

鈴村)あの僕自分でいろいろプロジェクトを企画したりするの好きなんですけど、たとえば電車の中で、たとえばですけど演劇やってみたいとか、そういうこと考えた時ってやれるもんなんですか?

中村)ちょっと空間的には限られてますけどやれると思います。今までもいろんな、たとえば音楽なんかはジャズの演奏とか、あと落語家を選んで寄席列車っていうのもやったこともありますし、ですから結構いろんな可能性は、演劇も十分あると思います。

鈴村)すごい!僕、即興演劇をプロデュースしてるので、電車の中って最高のシチュエーションなんですよ。いつかやりたいです・・・連絡します!(笑)




さんてつ車内での即興演劇、これはぜひ番組としても実現して欲しいです。

ほか近いところでは、岩手県の三陸復興プロジェクトの一環として、笠原将弘シェフが腕を振るう「プレミアムランチ列車」が6月7月に運行。さらに三陸のウニ・ホヤ・ホタテが味わえる「ウホホ列車」が6月から。盛から久慈まで163キロを走る「夜行列車」も7月に運行される予定です。

さんてつ沿線の町は人口が減って、鉄道を維持していくためには観光客の利用を増やすことが欠かせません。ぜひたくさんの方に足を運んで欲しいと思います。

『LOVE & HOPE』、明日も三陸鉄道、中村社長のインタビューをお届けします。明日は沿線の美味しい「食」について。

「三陸鉄道」
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パーソナリティ 鈴村健一

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