2011年9月5日

9/5 「自然と人間の共生、復興後のまちづくり」(1)

震災からもうすぐ半年。
がれきの撤去や仮設住宅の建設が進む一方で、
被災地では「復興後のまちづくり」が、新たな課題となっています。

被害を受けた沿岸地域の自然をどう再生するのか。
住まいや学校、商店街をどこにつくるのか。
再び押し寄せるかもしれない津波に、どう対処するのか。

日本生態系協会事務局長の関健志さんをお迎えして、
「自然と人間の共生、復興後のまちづくり」について伺いました。


●津波をせき止める防波堤の効果が発揮できなかった地域が多かった
「想定外」という言葉をよく聞くが、本当に想定外だったのか?
スマトラ沖地震の時に起こった津波も、40mを超えた。
実は想定外ではなく、「想像したくなかった」のでは?

●復興を目指す中でどんな街作りが必要なのか?
今回は東北で震災が起こったが、他の地域で起こる可能性はいくらでもある。
そういう意味では、今回被災された方以外の人たちが知恵を出し合って、
世界中の叡智を集めた街作り、復興が必要。
アメリカ、ヨーロッパでは、災害を人工構造物で押さえこむという方法は、
90年代以降重宝されていない。
アメリカ・ミシシッピ川の治水事業では、氾濫源から人を安全な所に移す政策をとった。
自然は自然に戻し、人間が違うところに移る。
これが経済的にも生態的にも持続可能な開発の象徴。


このお話については、明日も関さんに詳しく伺います。

2011年9月5日

【原発で被害にあわれた皆さまへ】9月9日 原発事故被災者弁護団説明会のお知らせ

【原発で被害にあわれた皆さまへ】
9月9日 原発事故被災者弁護団説明会のお知らせ

   ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ 

LOVE&HOPEに以前ご出演いただきまし原発被災者弁護団、
中野弁護士よりご案内がありました。

9月9日13時半〜弁護士会館クレオにて、
「原発事故賠償請求」に対しての弁護団による説明会
及び相談会が行われます。

以前、番組でもお伝えしたとおり、東京電力への賠償請求は
ただ黙っているだけではもらえません。
東電に賠償を主張して請求する必要があります。

先日、政府の原子力損害賠償紛争審査会が示した「中間指針」
に基づき、東電が「賠償支払い基準」を明らかにしました。
具体的にどんな損害を請求できるのか、いくらもらえるのか、
準備することは? など、説明会ではこれらについて、
なるべくわかりやすくご説明いただけます。

                    
【説明会】9月9日原発事故被災者弁護団説明会

開催日時 9月9日(金曜日)
     13:00〜 説明会(受付13:00〜)
     説明会終了後,個別相談も承ります。
     ※どなたでも無料でご参加頂けます。
開催場所 弁護士会館2階クレオ

詳しくは、弁護団のホームページをご覧ください。
http://ghb-law.net/


なお、原発事故賠償請求については、
9月12日〜14日の「LOVE&HOPE」でも詳しくお伝えします。
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パーソナリティ 鈴村健一

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