2016年4月28日
4月28日 防災ごっこや防災ピクニック
今日も「子どもとママの防災」です。
ママプラグでは、2012年、東日本大震災で被災したママたちの体験談を「被災ママ812人が作った“子連れ防災手帖”」にまとめました。
また、「防災ごっこ」や「防災ピクニック」を通して、災害に役立つサバイバル術を楽しく学ぶワークショップも開催しています。
◆和式トイレや公衆電話が使えない
「防災ごっこ」とは、普段の生活からできる遊びのこと。トランプやボードゲームなど、電子機器ではない遊びを取り入れるようにおすすめしている。具体的に「防災ごっこ」でハードルが高いものは、普段の生活でできるお家のなかでの訓練のこと。電気を落として今日は懐中電灯で夜過ごしてみようかと、おにぎり一個で過ごしてみるとか。それでほんとにお腹が減ってしまったら食べてもいいが、どれくらい持つのかなというのを家族で検証してみることができる。あとは和式トイレが使いにくかったなど、被災してみて子どもができなかったことを気づいた方も多かった。トイレも普段は公演のトイレを使わないで、きれいな施設のトイレなどに行かせたいお母さんの気持ちもわかるが、そういうときにあえて、汚いトイレにトライさせてみるとか。和式トイレを「ちょっとやってみない?」と言ってみるとか。そうすることで子どもの生きる力は伸びていく。実際仮設トイレが絶対嫌な子は我慢してしまって、それでおねしょししまったりすることもある。東日本大震災では便秘からの合併症がとても多かったので、そういう意味では、そこで「出せるか出せないか」は健康にも大きくかかわってくる。「お母さんできるよ、やってみな!」というようにトライさせると、子どもは達成感があることがすごく好きなので、一回できると、うちの代表の娘などは、トイレに普通に並んでいて和式が空いていたりすると「あ、ママ和式あるよ!行ってくる!」と、あえて和式に行ったりもする。そういうときに「おお、すごいね、できたね!」と言ってあげると、本当にサバイバルできる子になっていく。
あと公衆電話。いまの子どもは公衆電話が使えない子がたくさんいる。うちの子も初めて公衆電話を使わせたときに、電話の液晶の部分を触りはじめた。お金をここに入れるんだよというというところから手順を教えてあげないと。あと「ツー」という音を聴きなれていないので、「わー、怖い怖い怖い」と言いだして。でも一回させればできるようになるので、「防災ごっこ」や「防災ピクニック」では必ずトイレと公衆電話を子どもにさせるようにしている。
お話は、NPO法人ママプラグ副代表、冨川万美さん。
和式トイレ問題、小中学校もいま和式から洋式に代わってきているといいます。いざという時に「出せない」といろいろな体調不良に繋がりますから 普段からの訓練、必須ですね。平常時から「キャンプ」の経験があった子どもたちは、東日本大震災のとき、避難生活のストレスが少なかったという体験談もあったそう。GWです。遊び感覚で「防災ごっこ」を試してみるのもいいかもしれません。
ママプラグでは「防災ピクニックが子どもを守る!」という本もまとめています。詳しくはママプラグが運営する「アクティブ防災」のサイトをご覧ください。
ママプラグでは、2012年、東日本大震災で被災したママたちの体験談を「被災ママ812人が作った“子連れ防災手帖”」にまとめました。
また、「防災ごっこ」や「防災ピクニック」を通して、災害に役立つサバイバル術を楽しく学ぶワークショップも開催しています。
◆和式トイレや公衆電話が使えない
「防災ごっこ」とは、普段の生活からできる遊びのこと。トランプやボードゲームなど、電子機器ではない遊びを取り入れるようにおすすめしている。具体的に「防災ごっこ」でハードルが高いものは、普段の生活でできるお家のなかでの訓練のこと。電気を落として今日は懐中電灯で夜過ごしてみようかと、おにぎり一個で過ごしてみるとか。それでほんとにお腹が減ってしまったら食べてもいいが、どれくらい持つのかなというのを家族で検証してみることができる。あとは和式トイレが使いにくかったなど、被災してみて子どもができなかったことを気づいた方も多かった。トイレも普段は公演のトイレを使わないで、きれいな施設のトイレなどに行かせたいお母さんの気持ちもわかるが、そういうときにあえて、汚いトイレにトライさせてみるとか。和式トイレを「ちょっとやってみない?」と言ってみるとか。そうすることで子どもの生きる力は伸びていく。実際仮設トイレが絶対嫌な子は我慢してしまって、それでおねしょししまったりすることもある。東日本大震災では便秘からの合併症がとても多かったので、そういう意味では、そこで「出せるか出せないか」は健康にも大きくかかわってくる。「お母さんできるよ、やってみな!」というようにトライさせると、子どもは達成感があることがすごく好きなので、一回できると、うちの代表の娘などは、トイレに普通に並んでいて和式が空いていたりすると「あ、ママ和式あるよ!行ってくる!」と、あえて和式に行ったりもする。そういうときに「おお、すごいね、できたね!」と言ってあげると、本当にサバイバルできる子になっていく。
あと公衆電話。いまの子どもは公衆電話が使えない子がたくさんいる。うちの子も初めて公衆電話を使わせたときに、電話の液晶の部分を触りはじめた。お金をここに入れるんだよというというところから手順を教えてあげないと。あと「ツー」という音を聴きなれていないので、「わー、怖い怖い怖い」と言いだして。でも一回させればできるようになるので、「防災ごっこ」や「防災ピクニック」では必ずトイレと公衆電話を子どもにさせるようにしている。
お話は、NPO法人ママプラグ副代表、冨川万美さん。
和式トイレ問題、小中学校もいま和式から洋式に代わってきているといいます。いざという時に「出せない」といろいろな体調不良に繋がりますから 普段からの訓練、必須ですね。平常時から「キャンプ」の経験があった子どもたちは、東日本大震災のとき、避難生活のストレスが少なかったという体験談もあったそう。GWです。遊び感覚で「防災ごっこ」を試してみるのもいいかもしれません。
ママプラグでは「防災ピクニックが子どもを守る!」という本もまとめています。詳しくはママプラグが運営する「アクティブ防災」のサイトをご覧ください。