2016年1月29日
1月29日 いわて国体 フューチャーアスリート(5)
今週は「LOVE&HOPE いわて国体 フューチャーアスリート supported by TOYOTA」と題して、お送りしています。
いわて国体・冬季大会、まず、フィギュア、スピード、ショートトラック、アイスホッケーのスケート競技が開幕し、フィギュアスケートは明日まで。スピードスケートとアイスホッケーは、31 日まで熱戦が続きます。今週は、東日本大震災を乗り越え、東北各県からこの戦いに臨む若きアスリートにスポットを当ててお届けしています。
今朝は引き続き、岩手県・陸前高田出身。盛岡農業高校の3年生、スピードスケートで国体に出場している三嶋萌選手のインタビューです。
陸前高田・気仙中 1年生の3月に、三嶋さんは東日本大震災を経験。スケートが大好きな三嶋さんのために、盛岡のスケート場まで、毎週送り迎えしてくれたお父さんを、津波で失いました。それでも三嶋さんはスケートを続け、今回で4度目の国体出場となります。そこには、残されたご家族の支えがありました。
◆できないかもしれない
道具もないし、こんな状況でやっていいものなのかなって思ったし、でもやっぱりスケートが好きだったのでお母さんのも1度「できないかもしれない」と言われたんですけど、できないと思うと涙が出てきて、でもやりたいと言いました。「萌がやりたいなら頑張ろう」って言ってくれたので続けられました。一年生の時は送ってもらえて当たり前と言う、スケートができていることが当たり前というところがあったんですけど、震災があって自分がいまスケートができるのは、周りのいろんな人の支えがあるからなんだなと気付けて、じゃあその周りの人に恩返しをできるように頑張らなきゃいけないなと思いましたね。
こうして、お母さんのサポートの元、三嶋さんは中学3年で初めて国体に出場。高校生を相手に、1000mで見事入賞を果たしました。その後は、親元を離れ、スケート部のある盛岡農業高校に入学。毎年順位を上げ、個人では表彰台まであと一歩というところまで来ています。
◆お父さんに見てほしい
今回の国体では表彰台に上ることが目標で、地元開催なので震災のこともあるので、被災した人たちが自分の結果や滑りを見て元気や勇気を持ってくれたらいいなと思います。タイムも大事なんですけどやっぱりどういう風な姿勢で、気持ちで最後まで滑ったかというところも大切だと思うので、お父さんには見てほしいし良い報告ができたらいいなと思います。
そして三嶋さん。県内でも、高い実力を持つ選手として注目されており、この春からは、強豪・大東文化大学のスケート部で、競技を続けることが決まっています!未来へ向けた想いを伺いました。
◆オリンピック目指して
夢は・・・オリンピックとか世界で戦ってみたいなと思うんですけど、目指せる位置にこれたら目指したいなと思います。
そして三嶋選手ですが、きのうの少年女子 500m 予選は・・・第2組の2位に入り、決勝進出!今日14時20分からの決勝で優勝を目指します。さらに午前11時からは1000m予選にも出場。場所は盛岡市・岩手県営スケート場です。
「いわて国体・冬季大会」の公式サイト
***************************************
支援してくれた方々への恩返しを
―第71回国民体育大会「希望郷いわて国体」冬季大会
スケート競技会・アイスホッケー競技会開始式に参加したボランティアの方々の声―
1月27日に開幕した第71回国民体育大会冬季大会スケート・アイスホッケー競技会は、たくさんのボランティアの方々に支えられています。
「開幕をずっと楽しみにしていた。」
そう話すのは、盛岡市のスポーツ推進員として活動し、普段からボランティアをしている高屋敷 光男さん。(写真・右)
開始式では、各県の選手団が入場する際に応援で盛り上げた小学生たちを、サポートするボランティアをしていました。
「こういう形でいわて国体に関われることは本当に嬉しいこと。
自分にとっても、岩手にとっても、この経験がこれからの力になっていくと思います。
復興への道のりはまだまだ長いですが、着実に前には進んでいます。
各地から来た選手の皆さんには、岩手県の素晴らしい自然を味わってほしい。」
郷土、岩手への愛とともに、大会を支える思いを聞かせてくれました。
開始式の会場となった岩手県営武道館がある、盛岡市にある岩手県立盛岡第二高等学校に通う村上 玲衣華さん(写真・中)は自らボランティアに応募。
その理由をこう話してくれました。
「大好きな自分の県でこういう大会が開かれることは嬉しいです。
震災の時に全国の皆さんから本当にたくさんの支援をもらったので、少しでもその恩返しができればと思って応募しました。」
村上さんは、秋に行われる本大会にも積極的に関わっていきたいと話していました。
一方、村上さんに誘われて、貴重な経験ができると考え、ボランティアに参加した同級生の佐々木 彩菜さん(写真・左)はこんな思いを聞かせてくれました。
「岩手県は広いので、内陸と沿岸では被災の仕方が違います。
内陸に住んでいる私たちでも津波の被害に遭った地域に行って、まだ仮設住宅で暮らしている方々に触れると、気持ちの面でも復興しきれていない部分があると感じるので、いわて国体が少しでもそういう方々の励みになることを願っています。」
被災地として初めての開催となる「希望郷いわて国体・希望郷いわて大会」
その裏側には、今回お話を伺った3人の他にも、それぞれの思いを胸に参加している、たくさんのボランティアの方々の存在があるのです。
今回の取組を含めたトヨタの様々な社会貢献活動の様子は、トヨタのソーシャルアクション「トヨタマゴ」のサイトから発信されていきます。詳細を知りたい方は、「トヨタマゴ」で検索してみてください。
【アンケート実施中!】
クイズに正解&アンケートに答えた方の中から、50名様に
いわて国体 ボランティアグッズとQUOカード1000円分をプレゼント!
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【トヨタマゴ】
笑顔うまれるソーシャル・アクション『トヨタマゴ』サイト
いわて国体・冬季大会、まず、フィギュア、スピード、ショートトラック、アイスホッケーのスケート競技が開幕し、フィギュアスケートは明日まで。スピードスケートとアイスホッケーは、31 日まで熱戦が続きます。今週は、東日本大震災を乗り越え、東北各県からこの戦いに臨む若きアスリートにスポットを当ててお届けしています。
今朝は引き続き、岩手県・陸前高田出身。盛岡農業高校の3年生、スピードスケートで国体に出場している三嶋萌選手のインタビューです。
陸前高田・気仙中 1年生の3月に、三嶋さんは東日本大震災を経験。スケートが大好きな三嶋さんのために、盛岡のスケート場まで、毎週送り迎えしてくれたお父さんを、津波で失いました。それでも三嶋さんはスケートを続け、今回で4度目の国体出場となります。そこには、残されたご家族の支えがありました。
◆できないかもしれない
道具もないし、こんな状況でやっていいものなのかなって思ったし、でもやっぱりスケートが好きだったのでお母さんのも1度「できないかもしれない」と言われたんですけど、できないと思うと涙が出てきて、でもやりたいと言いました。「萌がやりたいなら頑張ろう」って言ってくれたので続けられました。一年生の時は送ってもらえて当たり前と言う、スケートができていることが当たり前というところがあったんですけど、震災があって自分がいまスケートができるのは、周りのいろんな人の支えがあるからなんだなと気付けて、じゃあその周りの人に恩返しをできるように頑張らなきゃいけないなと思いましたね。
こうして、お母さんのサポートの元、三嶋さんは中学3年で初めて国体に出場。高校生を相手に、1000mで見事入賞を果たしました。その後は、親元を離れ、スケート部のある盛岡農業高校に入学。毎年順位を上げ、個人では表彰台まであと一歩というところまで来ています。
◆お父さんに見てほしい
今回の国体では表彰台に上ることが目標で、地元開催なので震災のこともあるので、被災した人たちが自分の結果や滑りを見て元気や勇気を持ってくれたらいいなと思います。タイムも大事なんですけどやっぱりどういう風な姿勢で、気持ちで最後まで滑ったかというところも大切だと思うので、お父さんには見てほしいし良い報告ができたらいいなと思います。
そして三嶋さん。県内でも、高い実力を持つ選手として注目されており、この春からは、強豪・大東文化大学のスケート部で、競技を続けることが決まっています!未来へ向けた想いを伺いました。
◆オリンピック目指して
夢は・・・オリンピックとか世界で戦ってみたいなと思うんですけど、目指せる位置にこれたら目指したいなと思います。
そして三嶋選手ですが、きのうの少年女子 500m 予選は・・・第2組の2位に入り、決勝進出!今日14時20分からの決勝で優勝を目指します。さらに午前11時からは1000m予選にも出場。場所は盛岡市・岩手県営スケート場です。
「いわて国体・冬季大会」の公式サイト
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支援してくれた方々への恩返しを
―第71回国民体育大会「希望郷いわて国体」冬季大会
スケート競技会・アイスホッケー競技会開始式に参加したボランティアの方々の声―
1月27日に開幕した第71回国民体育大会冬季大会スケート・アイスホッケー競技会は、たくさんのボランティアの方々に支えられています。
「開幕をずっと楽しみにしていた。」
そう話すのは、盛岡市のスポーツ推進員として活動し、普段からボランティアをしている高屋敷 光男さん。(写真・右)
開始式では、各県の選手団が入場する際に応援で盛り上げた小学生たちを、サポートするボランティアをしていました。
「こういう形でいわて国体に関われることは本当に嬉しいこと。
自分にとっても、岩手にとっても、この経験がこれからの力になっていくと思います。
復興への道のりはまだまだ長いですが、着実に前には進んでいます。
各地から来た選手の皆さんには、岩手県の素晴らしい自然を味わってほしい。」
郷土、岩手への愛とともに、大会を支える思いを聞かせてくれました。
開始式の会場となった岩手県営武道館がある、盛岡市にある岩手県立盛岡第二高等学校に通う村上 玲衣華さん(写真・中)は自らボランティアに応募。
その理由をこう話してくれました。
「大好きな自分の県でこういう大会が開かれることは嬉しいです。
震災の時に全国の皆さんから本当にたくさんの支援をもらったので、少しでもその恩返しができればと思って応募しました。」
村上さんは、秋に行われる本大会にも積極的に関わっていきたいと話していました。
一方、村上さんに誘われて、貴重な経験ができると考え、ボランティアに参加した同級生の佐々木 彩菜さん(写真・左)はこんな思いを聞かせてくれました。
「岩手県は広いので、内陸と沿岸では被災の仕方が違います。
内陸に住んでいる私たちでも津波の被害に遭った地域に行って、まだ仮設住宅で暮らしている方々に触れると、気持ちの面でも復興しきれていない部分があると感じるので、いわて国体が少しでもそういう方々の励みになることを願っています。」
被災地として初めての開催となる「希望郷いわて国体・希望郷いわて大会」
その裏側には、今回お話を伺った3人の他にも、それぞれの思いを胸に参加している、たくさんのボランティアの方々の存在があるのです。
今回の取組を含めたトヨタの様々な社会貢献活動の様子は、トヨタのソーシャルアクション「トヨタマゴ」のサイトから発信されていきます。詳細を知りたい方は、「トヨタマゴ」で検索してみてください。
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【トヨタマゴ】
笑顔うまれるソーシャル・アクション『トヨタマゴ』サイト