家具が倒れないように補強!鹿児島
μFM(エフエム鹿児島)「μ'sUP」の前畠俊二です。
2011年東日本大震災の時、僕は東京に住んでいました。東北ほどではありませんが、東京も震度5弱を観測し、その日の夜に帰宅したら、部屋の家具が全て倒れ床一面、物で埋め尽くされている状況でした。当時集合住宅に住んでいたのですが、一人暮らしをしていた隣のおばあちゃんの部屋は、玄関が倒れた棚でふさがれ、室内に入れない状態になっていました。その棚は、高齢の女性の力で動かせるものではなく、家具の移動や壊れた家具の運びだしなどを僕が手伝ったことがありました。そのお礼に、おばあちゃんが持たせてくれた、床に転がって少し傷んだみかん。その味は、今でもはっきりと覚えています。
そんな経験を経て、部屋の家具は固定のできるもの、揺れて食器などが飛び散らないよう扉のしっかりしたものを選び、有事の際に被害を最小限にできるよう務めています。
また、震災直後、ガソリン給油が困難な状況が続いた経験から、災害対策の為にも自家用車のガソリンタンクの残量をなるだけ半分以上に保てるように心がけています。